酸菜白肉(suan1cai4 bai2rou4)
【ところ:朝陽門/ねだん:32元】
酸菜は白菜の塩漬け。
四川などでは青菜を漬けたものを酸菜と呼ぶようだが、
北京はじめ北方中国で酸菜といえば白菜の漬け物のこと。
その酸菜と定番で組み合わされる素材がこの白肉(bai2rou4)、
水炊きした豚肉だ。
それもばら肉が使われることが多い。
(東北では血の腸詰が入ることもある)
酸菜と豚ばら肉、さらに春雨を加えて鍋仕立てにした料理がこの酸菜白肉だ。
▼これまでの「酸菜白肉」関連記事
・【威虎山酒楼】酸菜白肉
(上のリンク先が表示されない方は、こちらのページを試してみてください)
東四民芳餐廳のものは、
鍋仔酸菜汆白肉(guo1zai3 suan1cai4 cuan1 bai2rou4)という名前になっているが、
メニュー名としては酸菜白肉のほうが一般的なので、
ブログエントリーのタイトルは酸菜白肉にした。
ちなみに鍋仔(guo1zai3)は鍋、
汆(cuan1)は材料を湯の中に入れてさっとゆでること。
まったく余談なのだが、
この汆の字の読み方がいつまでたっても覚えられない。
何度辞書を引いても忘れてしまう。
cuan1、cuan1、cuan1・・・今度こそ、覚えられるかな。
豚肉の出汁と酸菜の酸味、それに発酵の旨み。
東四民芳餐廳の酸菜白肉には凍豆腐(dong4dou4fu)も入っていて、
お鍋色が濃厚。
ほふほふっと、お腹の中からあったまる。
冬場になると食べたくなる料理の一つだ。
***
実はこの日は10人以上で食卓を囲んだ大人数の食事会。
この料理のほかにも、
魚頭泡餅をメインにたくさんの料理を楽しんだ。
拌木耳(ban4mu4er3):15元
キクラゲの和えもの
箸休めに。
酒のつまみとしてもポイント高し。
老醋花生米(lao3cu4 hua1sheng1mi3):8元
揚げ落花生の熟成黒酢浸し
詳しくはこちらをどうぞ。
芹菜腐竹花生米(qin2cai4 fu3zhu2 hua1sheng1mi3):10元
セロリ・中華湯葉・落花生の和えもの
あ、落花生がかぶっちゃった。
芹菜と腐竹だけの場合が一般的。
拌金針磨iban4 jin1zhen1gu1):15元
エノキの和えもの
一部に熱狂的ファンを持つ前菜。
日本ではありそでなさそなゆでエノキの和えもの。
炸灌腸(zha2 guan4chang2):10元
でんぷんの腸詰もどきの薄切り揚げ
揚げ餅みたいな食感のスナック。
北京小吃の定番アイテム。
ニンニクだれにつけて食べる。
排骨[火悶]扁豆(pai2gu3 men1 bian3dou4):28元
スペアリブとインゲンの煮込み
これは日本人好み!
若干しょっぱいけれど、
白いご飯と一緒に食べるにはむしろこのくらいのほうがいいかも。
糖醋里脊(tang2cu4 li3ji3):28元
揚げ豚ヒレ肉の甘酢あん
詳しくはこちらをどうぞ。
菠菜粉絲炒鶏蛋(bo1cai4 fen3si1 chao3 ji1dan4):16.8元
ほうれん草・春雨・卵の炒めもの
これもちとしょっぱめ。
味の方向性としてはおいしいんだけど、
この店は普通の炒めものが結構濃い目の味付けなんだな。
魚香茄子(yu2xiang1 qie2zi):18.8元
ナスの魚香ソース炒め
詳しくはこちらをどうぞ。
芝麻醤糖餅(zhi1ma2jiang4 tang2bing3):18元
ゴマペースト入りの甘い焼餅
詳しくはこちらをどうぞ。
全体的に濃い目の味付けで、いかにも気取らない庶民派料理という感じ。
盛り付けも豪快(というか、しゃれっ気なしでおおざっぱ)。
気取った食事ではなくて、
気の置けない仲間どうしでわいわい食べたい時にどうぞ。
ただし、気軽に行くと痛い目に遭う。
ホール席は予約不可なので、食事時はかなり待たないといけないのだ。
ピーク時を外して行くか、
何人か募って個室を予約するのが無難だ。
▼これまでの「東四民芳餐廳」関連記事
・【東四民芳餐廳】京醤肉絲
・【東四民芳餐廳】魚香茄子
・【東四民芳餐廳】芝麻醤糖餅
・【東四民芳餐廳】糖醋里脊
・【東四民芳餐廳】老醋花生米
・【東四民芳餐廳】魚頭泡餅
▼お店情報
東四民芳餐廳(朝内大街店)
東城区朝陽門内大街79号
010-6406-8858
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅で下車し、朝陽門内大街を西方向へ。
100mほど行ったところにある陸橋のたもとにあります(通りの北側)。
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