2011年01月10日

【朋友家】手抓飯

ポロ(新疆風ピラフ)
手抓飯(shou3zhua1fan4)
P1270149.JPG
【ところ:−/ねだん:−】

元日は同じグループ企業に勤めるHさん宅で新春ホームパーティー。
パーティーに参加したウィグル族のK君が
手抓飯(新疆風ピラフ、ポロ)を作ってくれた。
わーい!うれしいお年玉!!

台所張り付きで作り方を教わったので、
忘れないうちにアップしておこう。
とは言え、先生、生徒ともに実におおざっぱなコンビだったので
レシピも実におおざっぱ。
あしからず。

●中華なべいっぱい分の材料●

羊肉 2パック
ニンジン 6本
タマネギ 1/2個
トマト 1個
新疆産干し葡萄 適量
新疆産干し杏(種つき) 適量
米 適量
サラダ油 おたま2杯半
塩 小さじ3杯くらい

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(トマトは2個写ってますが1個しか使わず)

●作り方●

最初に干し葡萄の茎を取っておく。
「別にやらなくてもいいけれど、
 ついていると食べる時に気になるから。」

続いて、ニンジンを切る。
「ニンジンは泥付きがいいです」
というのは、同じくウィグル族で日本語を勉強中の女子大生Aちゃん。
Aちゃんが皮をむいてくれたニンジンをひたすら刻む。

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輪切りにしてから拍子木切りに。
かなり太めで平気。

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これを6本分。

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いやあ、ニンジンたくさん入ってるとは思ってたけど、
こーんなに入れるんだね。
このニンジンの甘みがポイント。
本当は新疆産のニンジンのほうが甘くていいのだけれど、
まあそれを言ったら贅沢。

タマネギは薄切りに。

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トマトは粗みじんに切っておく。

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(この後刻みました)

ちなみに、トマトは入れても入れても入れなくても可とのこと。

肉は大きめの角切り。

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このくらいの大きさ。

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って分からないか。
唐揚げより小さめ、
カレーに入れるくらいの大きさです。

「羊がなければ牛でもできますよ。」
と言ってはいたけれど、やっぱり羊がおいしいとのこと。

これで材料がそろった。

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中華なべに油を入れる。

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おたまで2杯半。

「こんなに入れるの?
「これでも少なめなんです!」

そうなんだあ。

そこに羊肉を投入。

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表面が白くなってからもしばらく炒めて、ここでタマネギ。
そして塩。

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次いでニンジンが入った。

P1270135.JPG

トマトを入れて、さらに炒める。

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油が全体に回ったら、お湯を入れる。

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ひたひたくらい。
(でも後で足りなくて少し足していたので、
 素材が見えなくなるくらい入れるのがいいみたい)

そこにお米をザザーッ。
とがずに、軽く3回くらい洗い流したもの。

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お米はどのくらい入れてたかなあ。
5合くらい?
具の上にこんな感じで小山が出来るくらい。
(ほんと大ざっぱですみません)

小山をならして平らにしたら、フタをして5分炊く。
5分たったらフタを開けてひと作業。

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「全体に火が回るように」、箸でズクズクッと穴を開けていく。

そこに干し葡萄をパラパラと。

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結構のせたよ。

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種付き干し杏ものっける。

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これはお好みで。

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「ウチはここで卵を入れます」
というのはAちゃん。
おお、このご飯の上で目玉焼き?
(いや、目玉蒸しか)
それもおいしそう。
家によっていろんなレシピがあるそうだ。

ここまでやったら、再びフタをしてさらに7〜8分くらい炊く。


そして味見。
「まだちょっと硬い?」
Aちゃんも食べてみる。
「うん、確かにちょっと」
私も食べてみる。
「そうね、硬いかも」

もぐもぐもぐ。

「でもまあ、大丈夫なんじゃない?」
「じゃ、いっか!」

てなことで協議一致。
ここで火を止める。
どこまでも大ざっぱである。

お米に(ほぼ)火が通ったら、鍋全体をかき混ぜる。

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おおっ!
ニンジンがいい色だ〜!
てらてらと輝く羊肉もうまそ〜!

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十分に混ぜたら、表面を平らに。

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ぺちぺちとたたくようにね。

ここでK君が
「やっぱりもう少し炊いたほうが・・・」
と再びコンロに点火。

「え〜っ?」
Aちゃんはどうやら不賛成の様子。
案の定、焦げ臭い匂いがしてきた。

慌てて火を止めるK君。
「さっきのタマネギまだありますか?」
と聞くので冷蔵庫に入れたタマネギを取り出して渡すと
ザクザクッとおおまかに切ってご飯に突っ込み始めた。

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「???」
「こうすると、焦げた匂いが取れるんです」
ほ〜、なるほど!

フタをして5分ほど待ち、いよいよ完成!

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さっき入れた匂い取りのタマネギを取り出して、かき混ぜる。

出来たー!

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(なんと、肝心の出来上がり写真がぶれたというお粗末さ・・・)

K君が手抓飯を作っている間に、
Aちゃんは付け合せの新疆拌菜を作ってくれていた。

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キュウリとニンジンを薄く切り、黒酢とラー油で合えたもの。
手抓飯が脂っこいので、
必ずこうしたさっぱりした和えものなどを一緒に添えるんだって。
カレーでいう福神漬けみたいなもの?
K君的には、本当はこれにヨーグルトも添えたかったらしい。
新疆料理のレストランでヨーグルトが最初に出てくるのは、
こういうソース的な食べ方もするからなんだよね。

さあ!
こうして出来たややアルデンテ(笑)な手抓飯は、
お世辞抜きで実に実においしかった。
お店のものよりは脂っこくなくて、
甘〜いニンジンがたっぷり入っていて、
新疆の干し葡萄や干し杏もいっぱい。

たちまち新春ホームパーティー参加者たちの胃袋に納まっていった。
私も思わずおかわり。

作る前は、
「手抓飯作るの、実はこれが3回目なんですけど」
と肩をすぼめていたK君。
大好評の後では、
すっかり手抓飯作りの名人を気取るかのように胸を張っていた。

いやいや、ホント、おいしかったです。
ヤクシー!!
そのうち作ってみまーす!


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この記事へのコメント
うらやましいです。

こんな羊のかたまり肉がこの大都会=東京で入手困難だから、大変うらやましいのです!

しかも、写真の羊肉パックの右上のマークは「ハラル」の印でしょうか?

手抓飯は東京でも辛うじて食べられるし、自分でも作れますが、肝心の羊肉がダメです。

先日、ウズベクや新彊ウイグル自治区などで一般的なレモン色のニンジンが池袋の西武のデパ地下にありました。茨城産でした。しかし(もうお察しのことと思いますが)気軽に買って手抓飯の材料にできる値段ではなかったです。
Posted by 新彊菜大好き族人 at 2011年01月10日 19:56
>新彊菜大好き族人

この羊肉は近所のスーパーで買ってきたものです。
マークはハラルミートかどうかの印・・・かな?
うーん、どうでしょう??
まじまじと見なかったので分かりません。

実際に作るの見てみて、手抓飯の味付けが塩だけだったのに驚きました。
羊肉とニンジンが味の決め手というとですね。
この二つが手軽にいいものが手に入らないとなると、おいしい手抓飯は日本では大変な高級料理ということになってしまいそうですね。
Posted by ayazi at 2011年01月11日 14:14
いや、ほんとに美味しそう!
家族は羊に拒絶反応がって(臭みがダメらしい)、私一人が羊大好きなんですが是非とも家で作ってみたいものです。

でも羊とニンジンが決め手となるとどちらも日本では良いものが手に入り難いですね。

最近とみに中国の素朴な家庭料理に焦がれています。
1年以上ご無沙のせいでしょうか。
長い時間をかけて中国を旅したい・・・もちろん新彊も。

遅ればせながら、ayazi様あけましておめでとうございます。
今年も元気になるブログを楽しみにしてます^^
Posted by VIOLA at 2011年01月12日 20:13
>>新彊菜大好き族人さんへ

前のコメントで呼び捨てにしちゃってました。
大変失礼しました!
ごめんなさい!!!
Posted by ayazi at 2011年01月13日 08:02
>VIOLAさんへ

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

大変おおざっぱなレシピですみません。
お役に立てますでしょうか。

羊肉、おいしいのに・・・もったいないですね。
嫌いな人にとっては別にそんなこと関係ないとは思いますが。

私もじっくり旅行したいです。
北京以外のところのおいしいものもいろいろ食べたい!!
どこまで食いしん坊なのでしょうか(笑)。
Posted by ayazi at 2011年01月13日 08:08
気にしない〜、気にしない〜。

いや・・・、お気になさらないでくださいまし。

だって、気づいてなかったんだも〜ん。(気づかなかった自分の脳みその具合を自分自身で気にしてます。)
Posted by 新彊菜大好き族人 at 2011年01月13日 13:17
>新彊菜大好き族人さんへ

ほんとに失礼いたしました〜!
Posted by ayazi at 2011年01月15日 14:04
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