紹興菜(Shao4xing1cai4)
【ところ:上海・黄浦区学宮街/ねだん:記事参照】
上海に行ったら絶対に訪れたいと思っていた店がもう1軒。
わが「食友」酒徒さんオススメの孔乙己酒家だ。
▼酒徒さんブログの「孔乙己酒家」関連記事
・友人を待ちながら、紹興料理で独り酒。
「北京にある店の上海支店でしょ?
何もわざわざ行かなくたって北京で行けばそれで済むんじゃあ・・・」
と思われるかもしれないが、この店は北京の孔乙己とは全く別の店。
料理は気取らない大衆路線。
しかも、ゆるゆると酒の飲める日本の大衆酒場風の雰囲気。
よいではないですか。
夜には動車組で北京に戻るという日の夕食をここで摂った。
いや、3時のおやつに葱油開洋麺をやっつけているので
極端な話夕食を抜いてもいいくらいの腹具合だったのだが、
どうしても、どうしても行きたくて、
同行のMねえさんを引っ張ってきてしまった。
(しかもMねえさんは当時お酒を控えていたというのに。すんません)
今ひとつ場所が分からなかったので予約がてら電話して行き方を尋ねると
お店の人が実に懇切丁寧に教えてくれた。
感じのいい店だと聞いてはいたが、確かにこれはいい感じ。
入ってみると風情ある庶民的大衆酒場と言うよりは
若干大学の学園祭模擬店のような雰囲気もないではないが、
まあそのあたりの気取らないところがよいではないか。
宴会らしき日本人の団体客が先客にいてやや興をそがれたが、
ま、自分だって日本人だ。
案内されたのは新たに内装しばかりらしい別室。
大箱で地元客にまぎれて現地らしさを満喫しようと思っていたのに
ちょっと拍子抜けだったけどわがままは言ってもいられないか。
まずは紹興酒。
同行のMねえさんはお酒を控えていたので、
陳五年を取って一人でちびりちびり。
お供はやっぱりこれ。
茴香豆(hui2xiang1dou4):5元
ソラマメの茴香風味煮
北京の孔乙己とはまた違った風味の茴香豆。
そしてこれも食べると決めていた一品。
[朶リ]椒双臭(duo4jiao1 shuang1chou4):20元
臭豆腐と発酵ヒユナの漬け物の塩漬け唐辛子風味蒸し
本当はもっとすごい蒸三臭ってのがあるそうなんだけど、
それは連れもあることなので自粛。
マイナス1で双臭にしてみた。
臭ものの一つはもちろん臭豆腐。
もう一つは霉莧菜梗(mei2xian4cai4geng3)。
「ヒユナの茎を水の中に入れて白カビが生えるまで放置して、
そのあと密封した甕の中に移して更に発酵させたものだ。
そのままじゃ硬くて喰えたもんじゃないヒユナの茎は、発酵してもやっぱり喰えない。
茎の内部の、発酵して多少柔らかくなった繊維質だけを食べる」
(酒徒さんブログより拝借)
いや〜、匂いましたねえ。
隣のテーブルからの視線が痛かった。
でもお味は思った通り。
北京で食べる臭豆腐よりも発酵が進んでいてよき具合。
(でももっと発酵度の高いのも出してそうだけど)
[朶リ]椒もよくきいていて、飽きさせない。
そして大物を一つ。
確かお店の人に勧められたんだっけ?
毛蟹麺疙瘩(mao2xie4 mian4ge1da):29元
カニとすいとん風お餅のスープ煮
コレ、ホントに29元?
安いっ!
麺疙瘩(mian4ge1da)は小麦粉を練って小さな塊にちぎり、
汁の中に落として煮たものなんだけど、
これ、小麦粉かなあ?
お餅みたいなねちっとした食感だった。
モクズガニをガツンガツンと大ぶりに切ったのもどっさり。
カニの出汁もさることながら、
酸菜(suan1cai4)=青菜の漬け物の味がまたよくきいている。
3時のおやつに麺を食べたばかりなのも忘れてガツガツ食べてしまった。
あとこれ、ナンだっけ?
糖蒿(tang2hao1)=春菊かな?
上湯です。
スープっぽいのが重なっちゃった。
さらにこんなサービスが。
ゆでたサトイモの砂糖添え。
この日は中秋節。
このあたりでは中秋節にサトイモなんだねえ。
ほんの1時間ばかりでゆっくり飲めず、
そしてお腹も十分に減っていなくて料理も存分に楽しめなかったのが残念。
また行こう。
▼お店情報
孔乙己酒家
上海市黄浦区学宮街36号
021-6376-7979
<アクセス>
地下鉄8号線、10号線の「老西門」駅から西蔵南路を「陸家浜路」駅方向に。
方斜支路(文廟路)を左折してしばらく直進。
文廟を通り過ぎてすぐの路地を左に曲がると左手にあります。
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「茹でた里芋にお砂糖。美味しそう!」
…と叫ぶワタシを周囲にいる日本人は誰も理解してくれません。
ゆでたんじゃなくて蒸してたかもしれません。
砂糖をつけるのにもだいぶ慣れましたが、(こっそり正直なところを言うと)やっぱりわさび醤油がいいかも・・・
酒のみだからでしょうか。
上海歴史散歩が終ったあと、総勢50人で入ったのでした。
当時は、小さな店でしてね、我々でギューギュー詰めの満杯になりました。
私は、その時、この店が、大いに気に入り、その後は仲間と何度も行きましたね。
5時半から始めて、9時半まで、なんてなことが何度もありました。
9時前になりますと我々だけになりまして、明かりも我々のところだけ、
店員もテーブルでトランプを始めたり、腕枕で寝始めたり・・・そんな状態でしたね。
そんな長い時間居て、タップリ飲んで、バカスカ食って一人当たり30元でした。
今や、店も広くなり、2階も使われ、一人当たり100元になってしまいましたが、
いまだに、ショボイ感じは残っていまして、今でもお気に入りの店です。
次回、ayaziさんが行く時は、是非、御一緒させていただきたいです。
いやあ、点菜が、うまいですよ、ayaziさんは・・・・流石です。
今回出てきたメニューでは、茴香豆以外、初めて目にするものばかり・・・
それがどれも、旨そうです。
井上さんもここがお好きなんでしたよね!
私が行ったときはすぐ2階に通されてしまったので、1階席の様子は分かりませんが、きっと1階のほうが昔からの感じが残っているのでしょうね。
でもほんと、よいお店ですね。
北京にあったら通うのに。
点菜、そうですか?
ちょっと中途半端なランナップになってしまったかな、と思っていたのですが・・・
次にこのお店に行くときにはご連絡します。
黄酒、ご一緒しましょう!
まあ、少なくとも紹興酒を飲まなきゃどうにもならない店ではありますな(笑)
2階も「きゃぴ」ではなかったですよ。
急ごしらえな感じがして風情はあまり感じませんでしたが(笑)。
元の雰囲気とそんなに違ってしまったのですね。
ああ、もっと早く行っておけばよかった!
こちらでは、同じ頃(お月見の頃)里芋の小芋を茹で(蒸かし)端を切った物に塩をつけて皮から芋をちゅるんと押し出していただきます
名前も風情があって「絹担ぎ(皮を絹に見立てている)」と言います
イギリス人が、皮付きのベークドポテトをジャケットポテトと言うのと一緒ですね
「衣被」かな?
ウチは塩ではなくてわさび醤油でした。
塩でもよさそうですね。
サトイモはこちらだと甘いお菓子にすることもあります。
同じ素材でも違う食べ方、面白いですよね。