2011年01月01日

【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之二)

一食の価値あり!江南グルメ
値得一嘗的江南美食(zhi2de yi4chang2 de Jiang1nan2 mei3shi2)
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【ところ:朝陽公園西門/ねだん:記事参照】

続いてメイン料理。

油炸臭豆腐(you2zha2 chou4dou4fu):20元
臭豆腐の揚げもの

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いきなりド定番で失礼・・・
やっぱり頼んでおきたい、名物の揚げた臭豆腐。

というのは実は言い訳。
実はこの日、週末の夕方+中秋節前+雨の三重苦で北京は交通麻痺状態。
オーダー担当だってのに大幅遅刻してしまい、
やむなく電話で臭豆腐を使ったある料理を頼んでくださいとお願いしたのだけれど、
行き違いがあって注文されていたのは揚げたのだったのだ。

最初に頼もうとしていた臭豆腐ものはこれ。

[朶リ]椒蒸臭豆腐(duo4jiao1 zheng1 chou4dou4fu):22元
臭豆腐の蒸しもの・塩漬け赤唐辛子風味

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臭豆腐は蒸すと上品になるということを実感していただきたかったのだが、
さて、みなさんの感想はどうだったのだろう?
あまり箸が進んでいなかったところを見ると、
賛同いただけてなかったのかなあ。
私はこの料理、大好物なんだけどなあ。

漕邦豆腐(cao1bang1 dou4fu):78元
干し豆腐の土鍋煮込み

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旧ブログで一度ご紹介した煮込み料理
(上のリンク先が表示されない場合は、こちらを試してみてください)

干し豆腐と、塩漬けして干したらしい骨付き鶏肉、タケノコ、白菜を
土鍋でうま煮にした料理。
うまうま。

「漕邦」はおそらく「漕帮(cao2bang1)」のことで、
旧時(清代)に大運河での水路輸送を担った組織。
おそらくはお金持ちで美食家集団だった
「漕帮」の人々が食べていた料理ということかな。

同じように「なんとか幇」料理と名のついているものでは、
四川の「塩幇」料理をご紹介したことがある。

▼「塩幇」料理あれこれ
【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之一)
【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之二)
【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之三)
(↑ここ、おいしいですよ!)

咸肉炒年糕(xian2rou4 chao3 nian2gao1):38元
塩漬け肉とお餅の炒めもの

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つるつるでむにりんとしたお餅の食感がクセになる。
塩漬け肉もしょっぱすぎなくていい塩梅だった。

安吉金腿笋(an1ji2 jin1tui3sun3):78元
金華ハム入りタケノコのスープ煮

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【孔乙己尚宴】非典型紹興菜でご紹介した贅沢スープ。

笋骨舟山帯魚([豆支]汁)(sun3gu3 zhou1shan1 dai4uy2 (chi3zhi1)):176元
舟山直送タチウオとタケノコの蒸しもの・豆チー風味

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浙江省の旅で舟山を訪れ、
新鮮なタチウオのふっくらしたおいしさに感激したので
ここでも頼んでみた。

笋骨はタケノコのこと?
どうして骨の字がついているのかは不明。

タチウオは予想通りふっくらやわらか。
味つけもくどくなく、やさしいおだやかな味。
豆[豆支]の風味が味に深みをもたらしていた。

長江[魚時]魚(酒糟蒸)(chang1jiang1 shi2yu2(jiu3zao1zheng1)):563元
ジギョの酒粕風味蒸し

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長江で獲れる高級魚。
昔は皇帝への献上品だったという。

▼ジギョについてはこちらをどうぞ。
【孔乙己尚宴】古法蒸[魚時]魚
(上のリンク先が表示されない場合は、こちらを試してみてください)

貴重貴重と言ってありがたがって食べたが、
実はこれ、養殖物らしい。
おおたまさんのこちらの記事によると、
「ホンモノの「[魚時]魚」は既に一級保護動物に指定されており
 捕獲が禁止されているので、
 一般に出回っているモノは、
 同種のアメリカン・シャッドの養殖モノ」とのこと。
 なーるほど、道理で「時」でもないのに出回っているわけだ・・・

前回食べた時は蒸して甘めの醤油ダレをかけた「古法蒸[魚時]魚」を試したが、
今回は「酒糟蒸」っていうのを食べてみた。
酒かすがたっぷりのっていて、
その上に金華ハムとタケノコ(だったかな?)、シイタケがあしらってある。
酒かすの甘い風味が全体によく回っていて、
味としては結構な甘口。
でも悪くなかった。
ほっこりと和むようなおだやかな味で、同席したみなさんにも好評。
ちなみに鱗はやっぱり一緒に食べなくてもよかったかな。

清炒穿心蓮(qing1chao3 chuan1xin1lian2):38元
穿心蓮の炒めもの

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何か珍しい野菜があるか聞いてみたら、これを勧められた。
以前スーパーで買ったことがあっておいしかったので、注文。

ちなみに穿心蓮はインドの伝統医学であるアーユルベーダでも処方されるハーブ、
「センナ」のことなのだけれど、
野菜名として使われる穿心蓮はどうやらセンナとは別物らしい。
まるいふっくらした葉っぱで、ほげほげと毛が生えている野菜なんだけど、
生の状態はこんなのです)
日本語では何って言うんだろう?

ちょっとしたクセと軽いぬめりがあるけど、私は好きな野菜だ。

ほかにも
花生猪手[保の下に火](落花生と豚足の煮物)を頼みたかったのだけれど
無念の売り切れ。

もう頼みすぎ?
いえいえ、これから主食&デザートへとなだれ込みます!


▼これまでの「孔乙己尚宴」関連記事
【孔乙己尚宴】粽子
【孔乙己尚宴】非典型紹興菜
【孔乙己尚宴】値得一嘗的江南美食(之一)


▼お店情報
孔乙己尚宴
朝陽区朝陽公園路八号公館内
010-6508-2228
<アクセス>
朝陽公園西門の並びにある入り口から八号公館敷地内に入り、すぐに右折。
左手にある建物を回りこむようにして進むと、左手にあります。


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