大閘蟹蒸吃煮吃大拼比!(da4zha2xie4 zheng1chi1 zhu3chi1)
【ところ:−/ねだん:−】
去年の上海蟹シーズンに
「上海蟹は蒸して食べたほうがうまいか、ゆでたほうがうまいか?」
について議論になった。
その時はありがたき上海蟹の恵みの神、Sさんが「とにかくゆで派」だったので
敬意を表してゆで蟹のみを食べたため、
蒸したのとゆでたのでいったいどっちがおいしいのか
同時に食べ比べることができなかった。
▼昨シーズンの上海蟹
・大閘蟹蒸着吃還是煮着吃?這是個問題!
(ページが表示されない方はこちらを試してみてください)
今年はそのSさんが都合で北京に来ることができなくなった。
上海蟹の運び屋、もとい恵みの神がいないことは悲しいが、
それでは、鬼もとい神のいぬ間に蒸しとゆでの同時比較をやってみようではないか!
と盛り上がり、今年は別ルートで上海蟹を調達。
本当は11月中に実施予定だったのだけれど、都合が合わず断念。
12月も半ばを過ぎてようやく開催と相成った。
すでにシーズンは過ぎつつあるので最盛期の味には及ばないかもしれないが、
まあギリギリもギリギリ、なんとか間に合ったくらいのタイミングかな?
今年の運び屋は、会場となったIさんの旦那さま。
ふだんは上海にお勤めだというのに、
この食べ比べのためにわざわざ上海蟹を買って持ってきてくださった。
Iさん(Iさんの旦那さんだから同じくIさん)は実は大の上海蟹嫌い。
家にあるだけで「臭い!」と顔をしかめるほどなのに、
山ほどの上海蟹を携えてはるばる上海からやって来てくださった。
ありがたい限り。
が、その嫌いな上海蟹の匂いにやられてしまったのか、
嬉々として蟹祭りを待っている食べ比べ隊に中ったのか、
体調不良でご飯も召し上がらずに休まれてしまった。
申し訳ない限り。
と、殊勝なことも思ってはみたものの、
もちろん食べ比べは決行するのであった。
旧ブログにも書いたけど、
「九雌十雄」、または「九圓十尖」といわれるように、
旧暦九月はメス、十月はオス。
(圓と尖はおなかの模様の形。メスは丸くてオスは尖っているので)
今年は旧暦の九にも十にもまったく当てはまらない遅い時期になってしまった。
逆にメスもオスもあまりこだわらなくてよくて気が楽?
いや、この日の本題は「メスかオスか」ではなくて「蒸すかゆでるか」。
まずは、Sさんがいらしては決して試せない「蒸す」からスタート。
「や〜、苦しんでる、苦しんでる!かわいそう!」
とかなんとか言いながら、心を鬼にして蓋をして・・・
蒸し上がり。
まずはオスから。
お腹側の模様がとんがってるほうがオス。
今年は上海蟹の身を使った料理は食べたけど、
丸ごと上海蟹を食べるのはこれが初めて。
ノルマを達成したような気分になる。
「んっ!おいしいっ!」
「ミソたっぷり!」
「白子もしっかり入ってる!」
卵の黄身のようなほくほくしたコクのある蟹ミソ。
歯にねっとりとまとわりつくようなねちっとした白子。
(ああでも、去年の写真に比べるとちょっと控えめ?
旬はやはり過ぎてしまっていたのかもしれないなあ)
身もほっくりしていて美味だ。
「やっぱり蒸したの、おいしいよ!」
もともと蒸し派だった私は、自説が証明されたようでうれしくなる。
が。
隣でメスを食べていたIさんが、そのうれしさを覆す一言を放った。
「うーん、ゆでたののほうがおいしいかも・・・」
えっ!?
「なんか、蒸したのはパサパサしてる。
ゆでたののほうがもっとみずみずしかった。」
いや、私が食べたほうはパサパサはしてなかったけどなあ。
でも言われてみればみずみずしいという感じはなかったな。
おし!
じゃあ次は「ゆで」だ!
(ゆで写真は撮り忘れました)
ゆで時間は18分!
というのは去年Sさんに聞いたコツなんだけど、
今年も18分ゆでたのかな?
今度はメス。
同じ条件で比べるならばオスのほうがよかったのかもしれないが、
隣でIさんが卵たっぷりのメスを食べているのを見たら
メスが食べたくなっちゃったので。
もふふ。
卵食べると得した気分になるよね。
ししゃもも、ハタハタも。
(↑蟹とは比べられないか・・・)
そして身のほうも確かにみずみずしい。
ゆでたから水っぽくなるかと思ったのだが、
「水っぽく」ではなく「みずみずしく」なった。
むむ?
やはりSさんは正しかったのか?
食べ比べ隊全員がどうやら「ゆで」に軍配。
なのでもう一度「ゆで」のオスを試すことにした。
結果は、やはり身自体の「みずみずしさ」で「ゆで」の評価が高かった。
なんと!
食べ比べの結果は、
「『ゆでる』は水っぽくいしうまみがお湯に逃げてしまう。
『蒸す』はうまみが凝縮しておいしい」
というこれまでの認識が覆った格好になった。
Sさん、あなたは正しかった!
遠くカナダに向かって、敬礼!
ただ、今回はすでに旬を過ぎた感じのする上海蟹だったし、
オス、メスそれぞれで「ゆでる」と「蒸す」を試さなかったので、
最終的にどちらがおいしいかを決めるには至らなかったかなあ。
よし!来年は旬のうちに4杯食べて、
オス、メス、蒸し、ゆでの全パターンを試すぞ!
と意気込んだのはいいが、
よく考えたらIさんはもうすぐ帰国されるのであった。
こんな豪勢な上海蟹食べ比べは、今年が最後かなあ。
でもIさん宅の上海蟹祭りに呼んでいただいたのはこれが3度目。
3度もおいしい思いをしておいて、
しかも今年は3杯も食べといて、
これ以上贅沢を言っては罰が当たるかも。
Iさん、毎年の上海蟹祭り、本当にありがとうございました!
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う〜む。
小生も圧倒的に「蒸す派」なのですが、ソコ迄言われてしまうと、自分で一度茹でたヤツとの食べ比べをせんと気が済みませぬなぁ。
今度、やってみますわ。
おおたま
蒸したのがパサパサと言われると、蒸し過ぎたのでは?と思ってしまいますが。。
そうなんですよお。
私も「蒸す派」だったんですけど、この日はゆでたののほうがおいしかったんです。
「やはり蒸すほうがおいしかった」と書く気満々だったのですが。
やっぱり3杯目はもう一度「蒸す」にしてみればよかったかな?
はい、ゆでたほうがおいしかったのですが、やはり疑問は残っております。
「蒸しすぎ」と言われれば確かにそんな気もするので、やはり再度の食べ比べが必要でしょうか。
個体差もあったかもしれませんね。
この問題、来シーズンに持ち越しです!!
3度とも時間をきっかり見ましたが、やはり何れも長過ぎたのでしょうか。
茹での黄金18分!に匹敵する蒸し方をやはり誰かに教えてもらってからトライするべきでしたかね。
しかし、確かに今年は旬が過ぎてました。
三度目ともなると、さすがにそこは分ってきますな。。。なんて贅沢なんでしょう。
毎回豪勢な蟹の宴をありがとうございます!
運んでいただいたKIさんにもどうぞよろしくお伝えください。
蒸しの黄金時間を確認しておけばよかったかなあ。
それともお湯の量が足らなかった?
次回はシーズン中にIさんがウチに来る?
北京でも市場に行けば上海蟹は手に入るので、4度目やりましょうか!
が・・・読んでみるとゆでるのもいいかも
北海道の業者さんはゆでるところが多いと聞きますから・・・
両方一度にと言うのは日本では難しいでしょう(笑)
けど一度やってみたいです
そうなんですよ、私も蒸す派だったんですが、今回は反対の結果になりました。
北海道の業者さんはゆでるのですね。
でもそれはきっとそのほうが簡単だから・・・かな?