2010年12月17日

【池州市駐京弁餐廳】池州菜(之一)

池州料理
池州菜(chi2zhou1cai4)
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【ところ:蓮花小区/ねだん:200元】

安徽省池州市の駐京弁レストランに行ってきた。
北京で発行されている雑誌「Time Out(中国語名は「消費導刊」)」のコラムで、
TVプロデューサーで美食家の「美食雷達(美食レーダー)」さんが絶賛していた店だ。

実はここ、一般向けに開放していない内部向けレストラン。
そこにどうして行けることになったかというと、
「Time Out」のコラムを読んだYさんが
「もう帰国してしまうので、その前にぜひとも食べたい」
とレストランと交渉してくださり、
特別に席を用意してもらえることになったのだ。

そんな機会はめったにない。
万難を排して参加である。

料理はお任せ。
安徽省から運ばれてきた新鮮な食材に応じて
当日メニューを組んでくれるとのこと。
楽しみ!!

・・・の前に、安徽料理についてお勉強。

ウィキペディアによれば、
「安徽料理は、中華人民共和国安徽省の郷土料理。
中華料理の八大菜系のひとつに挙げられる。
中国の中部に位置する安徽省は、海に面しておらず、
南部には山が多く、中部、北部は長江、淮河の流域として、
淮北平原を形成し、低湿地が多いという地理的な特徴がある。
このため、山で採れる山野草、茶、筍、キノコ、野生動物や、
川魚、スッポンなどの淡水産の食材を使う特徴がある。
省南部の黄山の東南にある徽州(現歙県)を発祥の地とする
味が濃く、比較的油を多く使い、
とろみを付けてこってりした料理が代表的なものとして知られる。
ただし、カエルのスープなど塩味だけのあっさりしたものもある。
現在の省都である合肥市周辺の料理の味付けは、
同じく江南に位置する、江蘇省の淮揚料理と通じ、
省内では比較的甘い味付けとなっている。
また、北部の蚌埠市周辺では
唐辛子、コリアンダーや醤油を多用する辛く濃厚な味の料理が存在し、
省内でも異なっている。
このため、南から順に、
徽州菜、沿江菜、沿淮菜という3つの地方料理に下位分類される。
現在は炒め物、揚げ物も一般的であるが、
徽州の伝統的な料理は煮物、蒸し物として作られているものが多い」

池州市は安徽省の南部に位置する都市だから、
池州料理は濃い口のこってりした味付けの徽州菜に属する料理なんだろうか?

期待を疑問を抱えながらお店に着いてみると、
すでに前菜はテーブルに用意されていた。

スプラウトの和えもの
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貝割れ大根?
それもブロッコリーか、マスタードのスプラウト?

牛肉(?)の冷菜
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ニガウリの和えもの
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レンコンの和えもの
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コンブの和えもの
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どれもとてもさっぱりしていて食べやすい。
安徽料理はもっと油が多用してあって
濃い口でこってりというイメージがあったのだが、
これまでの安徽料理観をくつがえすあっさりした味付けだ。

そして次が、
「非常においしい!」という情報を事前に入手していた一品。

鶏のスープ・炒めたお米添え
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鶏を丸ごと一羽使ってコトコトと煮込んだスープ。

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添えられているのは炒めたお米。

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このカリカリの香ばしいお米にスープを注いで食べる。
これがうまいのなんのって!!

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こくとうま味は濃厚ながら決してしつこくはないスープ。
そこに炒めたお米の香ばしさがプラスされて、
実に高級なお茶漬けを食べている感じ。

ああもう、例えがどうしようもなく庶民で哀しくなる。
でも口に含んですぐに連想した味がお茶漬け、
しかも永●園のインスタントお茶漬けのあられの味だったのだ。

もちろん、お茶漬けそのものの味ではない。
お茶漬けを極めて高次元まで昇華していって最終的にたどり着く味、
とでも言ったらいいだろうか。
あまりのおいしさに、
これからどれだけ料理が出るかも分からないのに
いきなりおかわりする人が続出したのだった。

後で調べてみたら、
この料理は「老母鶏湯泡炒米(lao3mu3ji1 tang1 pao4 chao3mi3)」といって、
安慶や池州あたりの名物料理なのだという。
年越しの食事では、食事の始まる前にまず「吃(喫)茶」する習慣があり、
その時のお茶がすなわちこの「老母鶏湯泡炒米」なのだそうだ。

初っ端からうまさにウーンと唸ってしまう料理が登場した安徽省池州市料理。
この後もおいしい料理が続々登場するのだけれど、
続きはまた明日。


▼お店情報
池州市人民政府駐京弁事処
海淀区蓮花小区2号楼4門302室
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<アクセス>
蓮花橋の西南にある蓮花小区の中にあります。
P1250471.JPG
2号楼は蓮花小区内に建っている二つの建物のうち西側のほう。
「四門」と書かれた入口から中に入ります。
P1250470.JPG

*参考HP:http://www.ahczzjb.gov.cn/map.asp

★一般開放されていない内部接待用レストランですが、
 今回のように交渉次第では食べさせてくれることもあるようです。


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posted by ayazi at 00:00| Comment(4) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このお米料理 うまそ〜〜〜ですね!!
ある程度写真を見ると味が想像できるのですが、この料理はどこまで味に深みが出てるのかが想像できませんでした。食べてみたいですね!
Posted by w at 2010年12月17日 11:56
>wさんへ

この料理、最近行ったお店のメニューにあるのを発見したのですが、なんとそのお店がどこだったか忘れてしまいました。
(なんという失態!)
思い出したら、行って確認してみます。
Posted by ayazi at 2010年12月17日 17:23
気になって眠れません...。
Posted by Shira at 2010年12月17日 21:47
>Shiraさんへ

ご、ごめんなさい・・・
頑張って思い出します。
Posted by ayazi at 2010年12月20日 17:59
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