2010年12月09日

【京深海鮮市場】ジビエ偵察隊

P1240863.JPGP1240873.JPG
P1240899.JPGP1240903.JPG
【ところ:豊台区石榴庄西街/ねだん:記事参照】

ある夏の日、再び京深海鮮市場へと遠征した。
以前おおたまさんの企画で
当たるも八卦当たらぬも八卦貝焼き宴会」をやった際に
おおたまさんから教えてもらったジビエ屋が今回の目的地。

実は以前からワイン会のAさんに
「北京でジビエが手に入るところを知りませんか?」
と聞かれていたので、
おおたまさんに教えてもらった京深海鮮市場のジビエ屋にAさんをご案内することに。

せっかくだからとおおたまさんにもお声がけし、
一緒に京深海鮮市場のジビエ屋の様子を偵察しつつ、
何か海鮮でいいものがあったら買出しして食べましょう!
という大変おいしい企画を立てたのだった。

題して、「ジビエ偵察隊」。
ワイン&フレンチのAさんと
「平成の開高健」釣り人目線の豪快男の料理系のおおたまさんとが
一緒に市場を回ったらどんなに楽しいかしら?
とワクワクしながらの企画だった。

(この日のことは、おおたまさんがすでにブログにアップされています)


当初はがちんこ対決のつもりだったのだけれど、
おいしい企画はいつの間にか賛同者を呼び、
最終的にはなんと10人近くの大所帯で市場へと向かった。

京深海鮮市場へは地下鉄5号線の終点「宋家荘」が便利。
駅を出て輪タクで10分ほどで到着(6元だった)。

P1240847.JPG

ジビエ偵察隊の面々。

P1240848.JPGP1240849.JPG

まずはジビエ屋を目指す。
はずだったのだが、
その途中である店の看板に視線が吸い寄せられた。

「法式肥肝」

P1240852.JPG

・・・フォアグラだ!
もちろんAさんがこれを見逃すはずがない。
店内に入ってみると、いやあるある!フォアグラ!

P1240851.JPG

はかりは、体重計みたいなでっかいの!

P1240850.JPG

しかも値段は市内の3分の2という安さ。
このでっかい塊が150元ちょっとで買えた。

P1240857.JPG

気をよくして本来の目的であるジビエ屋へ。

P1240282.JPG

冷凍ものしかなかったので、その点Aさんは少し拍子抜けのようだったけど、
それでもあれこれと楽しげに品定め。

冷凍ケースにはウリボウも。

P1240853.JPG

これは非売品とか。

イノシシ肉、鹿肉と迷った末に、最終的にはキジを2羽お買上げ。
こちらも1羽49元という破格のお値段。

鮮魚コーナーはやはり鮮度に不満が残る様子。
それでも車えびとスズキを購入。
でも途中で発見したエスカルゴには大興奮!

P1240854.JPG

500gで12元という安さもあってかなり心が惹かれていたようだけれど、
調理法が分からないとのことで今回は断念。
そのうちエスカルゴ料理が登場するかも?

さて、次は2階へ上がって乾物コーナーを偵察。
いきなり巨大なフカヒレに遭遇してハイテンションに!
「帰任が決まったら有志でお金を出し合って食べましょうか!」

それはうれしい!
でもご帰任が決まっちゃったらさみしいです。

残念ながら生の松茸はタッチの差で品切れだったのだけれど、
そのかわり隣の店の金華ハムをチェック!

「駐在期間が1年あるって確実に分かってたら買うんだけどなあ・・・」
とため息。
確かに、これを個人で食べきるのは大変だ。

結局、この日の偵察隊でゲットしたのは、
キジ2羽、スズキ1尾、車えび、フォアグラとなった。

食材を買い込んだ後は、Aさん宅に移動して調理開始。

スズキは切り身にしてソテーに。

P1240861.JPG

ソースはエシャロットを刻んで白ワインで煮詰めたブールブランソース。

スズキのソテー・ブールブランソース
(オクラとアスパラガスのボイル、ほうれんそうのソテー、ミニトマト添え)

P1240862.JPG

活魚だけあって、スズキは身がぶりんぶりん。
歯ごたえのあるスズキのソテーなんて、大感激!

そして車エビはパスタになった。
(グラタンになるという噂も途中あったのだが)

車エビとアスパラガスのたっぷりチーズクリームペンネ
P1240871.JPG

500gで38元という割合大ぶりの車エビをたっぷり使った贅沢パスタ。
ソースはエビの頭をニンニクで丁寧にソテーしてブランデーでフランベ。

P1240860.JPG

そこにベシャメルソースとフュメ・ド・ポワソンが入っている。
このソースをパスタにからめたら、
最後の仕上げに粉チーズをたーっぷり。
とろりと溶けたところをいただいた。

メインはキジとフォアグラ。

カッチンコッチンに凍っていたキジを解凍してみると、
あらまあ、なんだか始祖鳥みたい。

P1240858.JPG

2羽のうち1羽は、お目目をしっかり開いて威厳のある眼差しで
私たちをじっと見返してきた。

P1240859.JPG
(強い視線におもわずたじろいでぶれた!)

首を落とし、内蔵を除いてきれいに血を洗ってから、
キノコをたっぷり入れたリゾットを詰め込む。

P1240878.JPG

まずは軽く焼き色をつけて。

P1240882.JPG

そして
「カベルネを持ってきた人が多かったので」
とローズマリーを入れてオーブンへ。

P1240883.JPGP1240893.JPG

焼きあがったキジ肉はほんのりピンクのロゼ色。
「最高の焼き加減でしたね!」
Aさんも満足げ。

さらに小麦粉をふってソテーしたフォアグラがついた。

P1240896.JPG

赤ワインとポルトワインを煮詰めて
カラメルとバターを加えたソースでいただく。

P1240885.JPGP1240886.JPG

P1240888.JPG

キジのローズマリー風味ロースト・赤ワインとカラメルのソース
(キノコのリゾット詰め、フォアグラのソテー添え)

P1240899.JPG

このローストはまずまずのおいしさ。
肉のジューシーさが足りなかったのが残念だった。
以前いただいたウズラのほうが何段階も上だったように思った。

これは解凍時間の短さのせい?
やっぱり生から調理したものを食べてみたい!と強く思った。
これはもう、猟をする人と仲良くなるしかないかなあ。
もしくはジビエ屋のおばちゃんと懇意になって、何とか生を入手する?

ところでこの日の料理、
全部市場で食材を調達してからメニューを決めて作ったもの。
食材自体は車えびやスズキなど、
Aさんが普段からよく使っているものが多かったので、
もしかしたら定番料理ということになるのかもしれないけれど、
それにしてもお見事!

私としてもとても勉強になった。
スズキのソテーに付け合せるミニトマトの下ごしらえを手伝ったのだけれど、
なんと、ひとつひとつ湯むきをして種を抜いたのだ。
衝撃!
いつもあんなに丁寧な下ごしらえをなさっていたのですね。
改めて、感謝の気持ちを深くする。

さて、Aさん宅の食事会となれば、当然ワイン。
飲んだワインはこちら。

P1240903.JPG

とりあえず写真だけ。

P1240865.JPG

P1240866.JPGP1240867.JPG

P1240868.JPGP1240869.JPG

P1240874.JPGP1240875.JPG

P1240876.JPGP1240877.JPG

P1240879.JPGP1240880.JPG

P1240889.JPGP1240890.JPG

P1240891.JPGP1240892.JPG

P1240901.JPGP1240902.JPG

ところで、このジビエ偵察隊。
市場での食材調達で頼もしい案内役を務めてくださったおおたまさんは、
なんと残念なことに、
ご用事があって後半の食事編は参加されなかった。
(というより、私が無理やり案内役にかりだしてしまっただけ?
 ごめんなさいでした・・・)
フレンチ視点での食材選びや下ごしらえの仕方など、
興味深かったとおっしゃってはいたけれど、
やはり一緒に食べたかったですよねえ・・・
次回はぜひ食べるところまで一緒に!


▼これまでの「京深海鮮市場」関連記事
【京深海鮮市場】「当たるも八卦当たらぬも八卦」貝焼き宴会


▼お店情報
京深海鮮市場(北京大紅門京深海鮮批発市場)
北京市豊台区石榴庄西街232号
<アクセス>
地下鉄5号線の終点「宋家庄」駅下車。
駅出口の周りにたむろしているバイクタクシーに声をかけ、
「京深海鮮市場」と言えば連れて行ってくれます。
5元という情報もあったけど、私の時は6元でした。

*市場で買った魚や貝は、
3階にあるレストランで調理してもらうこともできます。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*旧ブログは現在中国からアクセスできません。
*このリンク先を経由すると見られるかも。
 見たいページのURLを貼り付けてGO!してみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:00| Comment(2) | 葡萄酒(ワイン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ayaziさま
シゴトで日本に出稼ぎに行ってたりして、レス遅くなり申し訳御座りませぬ。
いやいや、幾らナンでも「『平成の開高健』釣り人目線の豪快男の料理系のおおたまさん」は言い過ぎでしょう。
誇大広告にもホドがあります。知らないヒトが見たら、どんなヤツかと思ってしまいますよ。
しかし、Aさんとの偵察及びその後の調理は勉強になりました。刺激を受けました。
それが証拠に、その後イタリアンとフレンチのレシピ本を仕入れてしまった位ですから。
今週末が楽しみです!
おおたま
Posted by おおたま at 2010年12月13日 17:32
>おおたまさんへ

いえいえ、一緒にモンゴル釣行にいらした釣り師さんからも「そっくり」というコメントがあったではないですか!

確かに、最近「洋」のメニューにチャレンジされていますよね。
今週末も新たなメニュー挑戦なのですね。
アップされるのを楽しみにしています!
Posted by ayazi at 2010年12月14日 13:55
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。