Aさん宅のスペシャルワイン会。
「いいワインがあるので、ぜひAさんのお料理と解説つきで!」
と食事会を企画されたOさんが、
私にも声をかけてくださったのでありがたく参加。
まずはシャンパンで乾杯。
Champagne Brut -Louis Roederer-
シャルドネ。
泡がとてもきめ細やかで繊細。
口を近づけただけでしゅわしゅわと弾け出してくる泡を感じる。
かすかな苦味とすっきりとした酸味。
お料理はまずフリットからスタート。
魚介と夏野菜のフリット・バジルソース
フリット大好き。
お魚は内臓と血筋を取ってワインにつけて臭み除去。
新鮮な魚の手に入りにくい北京では、
こんな丁寧な下処理が必要になるのだそうだ。
感謝。
カリッと揚がった魚介もさることながら、
揚げることでとろりとした甘みが際立ったズッキーニがおいしかった。
バジルとパセリを合わせたソースが爽やか。
これと合わせたのは、この自然派ワイン。
Thesee Touraine -Thierry Puzelat- 2008
ナシ、青リンゴ、カリンの香りから、
徐々に熟したリンゴのような甘い香りに変化。
飲み口はすっきり。
素直で自然なとてもいいワイン。
続いてカリフォルニアのこのワイン。
Charrdonnay 涼風 -Freeman- USA 2007
バナナ、パイナップル、マンゴーの香り。
少しトースティーな感じも。
樽の使い方がとてもいいとのこと。
ヴェールのかかったようなパステルのようなイメージ。
紗。
ふくよかな果実の甘みと、かすかな苦味。
高アルコールが作る余韻。
パイナップルなどの甘い果実の香りと酸の低さが
カリフォルニアのシャルドネの特徴とのこと。
ふむふむ。
(書いてるだけで相変わらずちっとも覚えないけど)
このワイン、ワインの宝石が出てた。
ワインエキスパートのAさんは、
「ワインの宝石と呼ばれているですよ。」
すかさず化学の博士であるIさんが
「酒石酸の結晶ですけどね。」
Aさんも頷いていらっしゃる。
続けてロゼ。
Bandol Les Adrets -Moulin de La Roque- France 2009
南仏のロゼ。
甘くない大人の味。
好き。
ポルチーニの自家製ラビオリ・松茸のスープ仕立て
スープには大量の鰹節、ホタテ貝柱、乾燥マツタケの出汁が使われている。
肉団子の中にもマツタケ入り。
コショウとパセリを入れて洋風のニュアンスを出してある。
MOMO Pinot Noir -Seresin- NZ 2008
おなじみエロ・ピノ。
キノコたちとの相性よし!!
Chaos -Fattoria Le Terrazze- Italy 2003
生肉、ベーコン、湿った土、ぬれた肉、ミント、ローズマリー、プラム、2Bの鉛筆、インク。
鉄っぽい感じも。
黒コショウ、ベリーの余韻が長く続く。
シルキーで細かい飲み口で、ビロードのようなぬめっとした印象。
タンニンが細かくて嫌味がない。
2003年はとても暑い年で、いいヴィンテージ。
ただ酸が少ないので、熟成するなら5〜6年がいいとのこと。
グレート・ヴィンテージは1997年のものだそうだ。
葡萄品種としては、
マルケ地方の土着品種モンテプルチアーノと、メルロー、シラー。
モンテプルチアーノの力強さとメルローのシルキーで奥深いタンニンが素晴らしい。
(と、説明資料には書いてあった)
牛バラと筋肉の赤ワイン煮・トリュフ風味
いついただいても、Aさんの牛肉ワイン煮はおいしい。
何本もワインを使った贅沢な一品だ。
Anaperenna -Ben Glaetzer- Austlaria 2006
本当はアモン・ラを持って行きたかったのだけれど、
インポーターで品切れしていて入手できず。
ずっとずっと飲みたいと思っているのだけれどなかなかご縁のないアモン・ラ。
いつか必ず飲んでやる!!
(アモン・ラ、『神の雫』の第七の使徒で
雫君が間違って持ってちゃってましたね)
代わりにとAさんが勧めてくれたのがこのアナペレーナ。
これもまたとても凝縮感があって、
いつまでも口の中においしさがほろほろと回るようにして残る「球体ワイン」。
特徴的なユーカリの香りは土壌から来るもの?
Chateau Trotanoy France 1999
(カタカナでは「トロタノワ」という表記になるのね)
ポムロール屈指のシャトー。
キノコ、獣っぽい香り。
メルローがなまめかしい。
時間をおくと香りが変わるので、とてもミステリアス。
この延長線上に至宝ペトリュスがある、そうだ・・・
飲める日が来るかなあ、ペトリュス。
Turriga -Argiolas- Italy 1999
サルディーニャ島のスーパーワイン。
品種はカンノナウ、カリニャーノ、ボヴァル、マルヴァジーアネッラという地場品種。
どれも初耳。
イタリアワインは迷宮だ・・・
ハーブ、腐葉土、キノコ、濡れた子犬の背中、シダ、シソの香り。
飲み口はミルクのようななめらかさがあって、
胃にやさしい膜を張ってくれてお腹の中がほっこりとあったくなる感じ。
アフターがとても長く続く。
前回飲んだ時はまだかたくてかたくて、
それほどのエロティックさも感じなかったのだけれど、
今回のはとても素晴らしかった。
チーズ(Roucoulons/半田ファームのチモシー)
Roucoulonsはフランスのウォッシュチーズで、牛乳から作られる。
淡い茶色の表皮をうっすらと白カビが覆っており、ねっとりとした食感。
味わいは非常にクリーミーだ。
ウォッシュチーズにしては軽めの香りなので割合食べやすい。
チモシーチーズは、北海道十勝地方にある半田ファームのもの。
表面を塩水で拭きながら3ヶ月間熟成させるので、
皮がやわらかく、全体的にピンク色がかかっている。
味と香りがまろやか。
チモシーというのは牧草の名前だそうだ。
ほかにオーチャード、ルーサンがある。
Te Tera Pinot Noir -Martinborough Vineyard- NZ 2008
磯の香り、海苔を感じた。
海洋性ピノ。
海の風を浴びるので、葡萄にも塩、ヨウ素がつくのだとか。
焼尻島の羊が食べている牧草みたい。
チョコレートケーキ&アイス
オーフリーのもの。
実はケーキよりアイスのほうが好き。
The Hermit Crab Viognier Marsanne -d'Arenberg- 2008
ヴィオニエとマルサンヌ。
今回はイタリアワインのいいものが集まった。
スーパー・タスカ・ワインのChaosと、
サルディーニャ島のTURRIGA1999年が出色。
同じくイタリアものではパラフレーノの2000年もあったのだが、
これがなんと痛恨のブショネ!
Palafreno -Agricola Querciabella- Italy 2000
メルローとサンジョベーゼを使ったシルキーでエレガントなワインらしいのだけれど、
残念だった。
ブショネの勉強に、匂いと味を試してみるに留まった。
フランスものではシャトー・トロタノワ。
同じく99年で、とてもふくよかだった。
少しグラスに残しておいたら、
食事が終わって片付ける頃になってもまだ濃厚な香りを放っていて驚いた。
いつもながら素晴らしいワイン会。
誘っていただいたOさん、そしてAさん、
本当にありがとうございました!
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