喬士邁葡萄酒品鑑晩宴(Qiao2shi4mai4 pu2taojiu3 pin3jian1 wan3yan4)
【ところ:国貿/ねだん:500元+15%】
ワイン会Aさんに導かれてFleur de Lotus(蓮)を飲んで以来、
すっかり大好きなワインメーカーになったジョスメイヤーのワインディナーで
国貿飯店のコンチネンタル料理レストラン、ARIAへ。
ジョスメイヤーの珠玉のような白ワインを6種類と、
それぞれに合わせたお料理が食べられて、500元。
最近は何度も飛び降りている清水の舞台だが、
今回も迷わず飛び降りることにした。
少し早めに到着したら、
「皆さんまだのようなので、もしよろしければテラスで一杯いかがですか?」
とお店の人が気をきかせてくれた。
促されるままテラスに出て、ウェルカム・ワインの
Josmeyer Pinot Blanc“Mise du Printemps”を一杯。
ARIAにテラスがあるなんて知らなかった。
しばらくすると他の参加者が三々五々集まってきたので中へ。
パンなどつまみながら、本番が始まるのを待つ。
ワインディナーの本番はリースリングから。
Josmeyer Riesling “Le Kottabe”
ユリ、重油香あり。
お湯に入れたウルトラマン人形の香りがする!!
料理はまず、こんなびっくり前菜でスタート。
マグロの刺身(マスタード味噌ソースで)
(ARIAのメニュー名は「寿司」になってたけど、それは違うよ〜)
とんがり小人の被り物のようなかまくらに入ったトロの刺身。
うま!!
「北京で食べられるマグロなんてどうせ・・・」
と期待していなかったのだけれど、
一口食べてみんなの目の色が変わった。
「これは今まで北京で食べた中では一番!」
「北京の日本料理屋は何をやっているのか?」
という発言まで飛び出した。
Josmeyer Fleur de Lotus(蓮)
(ワインの写真は撮り忘れたので、ワイン名を記したコースターの写真で代用)
バナナの香り。
最後に歯に甘さが残る感じ。
やっぱりおいしい、このワイン。
ただ、すっかりおなじみになって飲みなれてしまったのか、
最初の頃より感動が薄れてきたかも。
カニとエビのタイ風サラダ
(フライドオニオンとカリカリライス、ポーポーのグリル添え)
カニの肉とコリアンダーの組み合わせが絶妙。
かすかにニョクマムの風味があって、少しタイ料理っぽい仕上がりになっている。
ただ、もう少しフルーツっぽい感じがあってもいいかも。
この料理で話題になったのが
サラダを取り囲むようにして添えられた茄子のようなバナナのような食材。
焼いてあるのか、水分がすっかり飛んでカリンカリンになっている。
私の第一印象はバナナ。
食べても歯にねっとりとまとわりつくような粘り気とかすかな甘さを感じたので、
やっぱりバナナ。
ところが、メーカーの方に聞いてみると
「茄子です」
ときっぱり。
レストランのスタッフも
「茄子か西葫蘆だと思います」
でも納得できず、念のためシェフに確認してもらうと、
答えはやはりバナナ。
ワインメーカーのフランス人にそう言ったら、
彼も厨房まで言って確かめてきて
「おっしゃる通りバナナでした」
おっしゃー!!
(別に競っていたわけじゃないですが)
余談になるけれど、このワインメーカーの方、
次のお料理がサーブされる時に
「これは間違いなく茄子ではありませんヨ」
とさっきのミスをジョークに変えて言い添えた。
フランス人らしいカバーの仕方にニヤリ。
と、これでナスorバナナ問題は解決したかと思いきや、
続きがあった。
気になってネットで調べてみたら、実はバナナじゃなかったのだ。
これ、バナナとマンゴーを合わせたような果物で、
pawpaw(ポーポー)というもの。
(Wiki参照)
見た目はアケビみたいで、
味はねっとりとしてクリーミー、
桃みたいな味わいもあるとか。
料理で使われていたのは、これのまだ青い状態のものだったのだ。
(落ち着いてメニュー名を大騒ぎするまでもなく、
メニューに「green paw paw」って書いてあった。ははは)
いろんな食材があるんだなあ。
って、こんなものまで北京で手に入るんだなあ。
びっくり。
そして次の料理に向けて、ワインも次のものがサーブされた。
Josmeyer Pinot Blanc“Mise du Printemps”
かすかな油、煙っぽい感じ。
大根おろし、ラディッシュのようなニュアンスもあり。
(↑ほんと?でもメモにはこう書いてある)
グレープフルーツの皮のようなかすかな苦味が残る。
合わせたお料理がこちら。
グリュエールチーズとパルメザンチーズのスフレ(アスパラガス添え)
うーん、いい匂い〜!
それにふわふわ〜
出てきたとたんに歓声があがった。
スフレはパルメザンチーズとグリュイエールチーズを使っているそう。
このスフレの甘さが、
添えられたアスパラの青くさい感じと絶妙のコンビネーションだった。
正反対のベクトルが均衡している感じ。
綱引きの真ん中の赤いひもが中央線で動かない状態を思い出した。
そしてこのアスパラとピノブランがとてもよく合った。
ピノブランは一番最初にテラスでも飲んだけど、
単体で飲むよりこの料理と一緒に飲んだほうが断然おいしく感じた。
Josmeyer Gewurztraminer “Les Folastries”
(これはコースター写真も撮り忘れ)
最初にかなりはっきりしたパーマ液のような匂いがあってギョッ。
でもそれは還元香で、
徐々にユリやカサブランカのような白い花の香りに変化していった。
(メモには「お茶漬け」って書いてあるんだけど、
このワイン、お茶漬けの香りがしたの?)
ゲヴェルツトラミネールは大好きな葡萄品種。
Aさんによると割合中華に合うとのことで、それも好きな理由の一つ?
ゴマだれの料理や、口水鶏、蒜泥白肉にもうよく合うそうだ。
ティースモークサーモン
(フェンネルとパセリのサラダ、スモークトマトのラグー添え)
表面の焼き目と中のサーモンピンク(まさに!)が美しい。
フレッシュで、お味もとてもよかったのだけれど、
なんとワイングラスを倒してワインをサーモンにぶちまけるという失態を犯し、
本来の味を十分に堪能できず。
痛恨。
Josmeyer《Gri−Gris》
このワイン、私結構好き。
ちょっとボワッとした匂いが初めにあったような?
果実味豊富で、熟した感じのリンゴの匂い。
同時に海っぽい感じがするので、
セビーチェとか、いっそのこと魚の昆布〆なんてのも合いそう。
でもARIAでこのワインと一緒に出されたのは、
こんなこってり系のお料理。
子豚のコンフィとホタテのソテー
(カリフラワーピュレ、アップルジュレとトリュフ乗せグリーンアップルサラダ添え)
豚肉の皮がカリッカリ!
オイルの風味が豊かで、脂肉の旨みが歯にねっとりとまとわりつく。
油たっぷりのコンフィとリンゴのジュレを一緒に食べると
こってりさが中和されてとてもよかった。
ただし量は多すぎ。
(で、でか!!)
全部食べるとさすがにもたれた。
カリフラワーのピュレは激ウマ!!
爽やかグリグリが豚皮コンフィのこってりさを中和して
お口の中でちょうどバランスがとれる。
なるほど、こんなマリアージュもあるんだね。
そしてお待ちかね、ゲヴェルツトラミネールの遅摘み甘口ワインが登場。
Josmeyer Gewurztraminer “Vendange Tardive”
色はすごくきれいな黄金。
白いユリ、ライチ、麦芽糖の香り。
完熟した、凝縮した糖度。
シルクのようにすーっと入っていく感じ。
繊細な酸。
口の中に広がるライチのアフター。
集中力のすごさに脱帽。
ローズウォーター・パンナコッタ
(ストロベリージュレとグラニタ、アーモンドビスコッティ添え)
バルサミコのカラメルが非常に素晴らしかった。
最後にジンジャーの辛味が来るのも大人っぽくて素敵。
奥にあるローズウォーターのシャーベットもおいしい!
料理もワインも素晴らしかった!
ワインは最後に飲んだ遅摘みのゲヴェルツトラミネールが絶品。
それとは別に、
スフレに添えたアスパラガスとピノブラン、
豚のコンフィとグリグリのマリアージュが特に強く印象に残った。
ARIA、ちゃんと来たことなかったけど、
お料理おいしいんだな。
レストランがプロデュースするワインディナーもあるらしいので、
また足を運んでみよう。
▼お店情報
ARIA(阿麗雅)
北京市建国門外大街1号中国大飯店(チャイナワールドホテル)内
010-6505-2266
<アクセス>
中国大飯店ロビー向かって左奥にあります。夏宮の手前側。
地下鉄1号線または10号線「国貿」駅下車。
国貿商城内のフェラガモの隣(確か)にあるエスカレータで中国大飯店ロビー階へ。
エスカレーター降りてすぐ左手に入口があります。
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。
■ayaziの本■
「食」の中国語
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)
「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。
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北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
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