風尚雲南菜(feng1shang4 Yun2nan2cai4)
【ところ:/ねだん:記事参照】
かなり前から人気と聞いていたのにずっと行く機会のなかった雲南料理レストラン。
(以前からある本館の入口)
本場の味を楽しませてくれるお店というよりは、
スタイリッシュなインテリアで、
ちんまりとお上品に盛り付けられた西洋アレンジのきいた料理を楽しむ、
要は外人ウケしそうなお店。
きゃぴっと系である。
(こっちは別館入口)
ずっと来る機会がなかったのは、
たぶんそんな香りを無意識に感じ取っていたからだろう。
でも一応人気のお店のようだし、
それならば一度くらいは行ってもいいかと思って足を運んでみた。
まだ夕飯時には早い6時代にお店に着いたにもかかわらず、すでに満席。
しばらく待つも、お店の仕切りが悪くてイライラ。
さんざん待った挙げ句後から来た西洋人客を先に席へ案内されてぶち切れ。
なるほど、外人ウケがいいはずだ。
(この場合、「外人」に日本人は含まれない)
あまりよいとは言えない気分でスタートしたけれど、
まずはビールで心のお口直し。
大理啤酒(Da4li3 pi2jiu3):18元
大理ビール
滴水芭蕉花(di1shui3 ba1jiao1hua1):28元
バナナのつぼみの和えもの
バナナのつぼみは雲南でもよく使うみたい。
以前、[イ泰]族料理の金孔雀徳宏[イ泰]味餐館でも食べたことがある。
(たぶんこの記事に載ってると思うのですが・・・なかったらごめんなさい!)
雲南風の漬け物などの入ったタレが隠れているのでよく混ぜてから食す。
ヘロンとしたごくごく薄ーいタケノコみたいな感じ。
軽いシャクシャク感もあって、フルーツというより野菜。
アーティチョークのような感じもあるかな。
調味ダレが若干油っぽかったのが残念。
もっとさっぱりさせてもよかったと思う。
麗江古鎮猪手(li4jiang1 gu3zhen4 zhu1shou3):56元
麗江風豚足の煮込み
豚足とトマトのようなジャガイモのような不思議な果物(名前失念)とを
一緒に煮込んだ料理。
この不思議な果物のおかげで、酸味がきいて軽い仕上がりになっていた。
蛋炒茉莉花(dan4chao3 mo4li4hua1):23元
卵とジャスミンの花の炒めもの
ジャスミンの花(というかつぼみ)を使った料理はほかのお店でも食べているけれど、
ここのが一番好み。
塩気がちょうどいい塩梅だったし、
ジャスミンの香りもよく立っていた。
干焙洋芋絲(gan1bei4 yang2yu4si1):26元
細切りジャガイモのハッシュドポテト風
ジャガイモは土豆(tu3dou4)なんだけど、
雲南ではどうやら洋芋(yang2yu4)と言うらしい。
中国は野菜の名前が地方によって違うのでとても紛らわしい。
実物見ればすぐ分かるけどね。
ハッシュドポテトに目のない私としては、
頼まないわけにはいかなかった一品。
これは想像通りの味で満足。
爆炒甜菜(bao4chao3 tian2cai4):28元
甜菜の炒めもの
甜菜は「アカザ科フダンソウ属の二年生の植物。
別名、サトウダイコン(砂糖大根)ともいうが、大根とは別種の植物である。」
(以上ウィキより)
でもなんか、違う野菜に見えるけど。
こっちのほうがかなり茎っぽいなあ。
*この甜菜という野菜、どうやらサトウダイコンではなく、
「石屏甜菜」(俗称)という植物である模様。
雲南の石屏山というところで採れる樹木(見た目は柑橘系の木みたい)の若芽。
正式名称は分からないのですが、地元の人はこれを俗に「甜菜」と呼ぶそうです。
李莉さんからのコメントで教えていただきました。
李莉さん、ありがとうございました!(2010/10/26付記)
口コミサイトの評判が割合よかったし、
ほかでは食べたことのない野菜だったので頼んでみたのだけれど、
その期待ほどおいしくも珍しくもなかったかな。
油が多かったのも今ひとつ。
ちなみに甘くはなかった。
吃虫部落(chi1chong2 bu4luo4):38元
虫の唐揚げ盛り合わせ
苦手な方、ごめんなさい。
アップは自粛させていただきます・・・
竹虫、ハチノコ、あと二つは何だったっけ?
どれもカリッと香ばしくてビールのつまみに最適。
茶馬普洱灌腸(cha2ma3 pu3er3 guan4chang2):26元
プーアール風味の腸詰風揚げ物
灌腸(guan4chang2)ということは、
本当の腸詰ではなくてデンプン質のものを腸詰風に作って揚げたものということだろうか。
普洱と名がついているけれど、プーアール茶の風味はほとんど感じず。
ちなみに「茶馬」は、もう一つのシルクロード「茶馬古道」から。
南味[火局]法棍(nan2wei4 ju2 fa3gun4):23元
バゲットのピザトースト風
なぜか、まさかのオーダー。
雲南料理レストランでこれを注文することになるとは全くの予想外だったが、
食べてみればお味はまあまあ。
特別奇をてらっているわけではなくて、まあつまり、普通のバゲットだ。
だから要はここで食べる必要はないんだけどね。
こういうのがメニューに入っているあたりが、
老外(lao3wai4)=外人(多くの場合西洋人を指す)ウケする理由だろうか。
ということで、
「一度チェックしたのでもう行かなくてもいいな」
という意味で満足。
高いんだか低いんだか分からない満足度で、すみません。
▼お店情報
中8楼(三里屯店)
朝陽区東三里屯中8楼
010-6413-0629/ 6417-9395
(本館) (別館)
<アクセス>
三里屯の3.3服飾大厦の向かいにある胡同を入って
約50メートルほどのところにあります。
隣にはYOYO HOTELあり。
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。
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日本では、テンサイはテンサイ糖の原料、テーブルビーツはあまり一般的な野菜ではないですが、野菜としてのフダンソウは日本でも食べられているようです。
フダンソウについて。↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6
返事が大変遅くなってしまってすみませんでした!!
甜菜についての情報をありがとうございました。
教えていただいたページやその他のフダンソウのページを見てみたのですが、やっぱりこのお店で出している甜菜とは違うような気がします。
かなり茎が細くて、しかも結構硬かったのです。
フダンソウの茎はやわらかそうに見えるので、やっぱり別物のように思えます。
雲南の少数民族に詳しい大学の先生に「フダンソウとは違う植物で、俗称を甜菜という紛らわしい植物が、雲南には存在するんだ!」と言われてしまいました。
「多分これだろう」と先生が言ってました。↓
http://www.hhncp.com/hhncp/pro/table/view/base/view.php?base_id=4683
http://www.hhncp.com/hhncp/pro/table/view/base/view.php?base_id=16829
すみませんでした。フダンソウは、イヤになるくらい、いろんな異形があって、同じアカザ科のホウレンソウに近い形をしたのまであります。(参考までに、ホウレンソウの根っこに近い赤くなっている部分を少しかじってみてください。ボルシチに入れるテーブルビーツに似た味がするはずです)料理の写真が私にはホウレンソウの油炒めに似てるように見えたんです(泣)それで間違ってしまいました。
そうそう!
まさにこんな感じでした!
多分これで間違いないと思います。
中国野菜は種類も多く、日本では食べられないものもたくさんあるので、日本語での名前が特定するのにいつも苦労しています。
こうして情報を教えていただけると、大変助かります。
ありがとうございました!!
(今度ホウレンソウの根っこ、かじってみます)