炸咯吱(zha2 ge1zhi)
【ところ:鼓楼大街/ねだん:?元】
緑豆や大豆の粉をこねて蒸し、それを油で揚げたもの。
地味ななりをしているが、表面カリサクッ、中身ふわとろ。
どっこい馬鹿にできないおいしさだ。
口に入れると淡雪のようにしゅうっと消えていってしまうお菓子のような食感なのに、
ニンニク入りの醤油だれにつけて食べるというおかず様の食べ方をするのが不思議。
代表的な北京小吃の一つだ。
炸咯吱(zha2 ge1zhi)という変わった名前は、
一説によると西太后に関係があるのだそうだ。
西太后にこの料理を出した際に料理名を聞かれ、
「まだ名前がないので、名前をつけてほしい」
と言って料理を下げようとした際に、
西太后が
「先擱這(ge1zhe4)吧=ここに置いておいておくれ」
と言ったものを
「咯吱(ge2zhi1)=キシキシ、ギシギシと何かがきしむ音を形容する擬態語」
だと勘違いしてしまったのが始まりだとか。
発音、似てると言えば似てるけど、さてどこまで信じてよいものか。
▼炸咯吱については、
北京で発行されているフリーマガジン「チャモア」2010年8月号の
「満福グルメ手帖」に書かせていただきました。
チャモアの記事でもちょっと触れたのだけれど、
私は炸咯吱が好きではなかった。
以前、我が食友の酒徒さんと「制限時間四時間!北京小吃固め食い!!」をした際に
「これはなし」と炸咯吱を却下したいきさつがあり、
それ以来あまり食指が伸びなかった。
▼そのあたりのいきさつについては、こちらの旧ブログの記事をどうぞ。
・後海・北京小吃紀行〜プロローグ
(ただし、旧ブログは現在中国からはアクセスできません)
それがこの店で店主の馮さんに勧められ、
こんなに爆肚と涮羊肉の旨い店のオーナーが言うなら・・・
とだまされたと思って頼んでみたらば、これが!!
べちゃべちゃしたところが全くなくて、
サクふわとろのお菓子みたいな食感にすっかり魅せられてしまった。
その後同じく却下状態だった酒徒さんが来燕された際に食べていただいたら、
全く想定通り、いや、それ以上の反応でにんまり。
▼酒徒さんのブログはこちらから。
・北京2 - 「地味」に「鬼門」に震える身体が呼ぶものは!
「炸咯吱?あんなまずいもの!」
と却下状態が続いている方も、ここのをぜひ試してみてほしい。
鱗、落ちますよ!
▼過去の「爆肚馮 金生隆」関連記事
・【爆肚馮 金生隆】爆肚
・【爆肚馮 金生隆】[シ刷]羊肉
・【爆肚馮 金生隆】糖蒜
・【爆肚馮 金生隆】麻豆腐
・【爆肚馮 金生隆】酸梅湯
▼お店情報
爆肚馮 金生隆
西城区安徳路六鋪[火亢]一巷餐飲街
010-6527-9051
<アクセス>
地下鉄二号線の「鼓楼大街」で下車し、北へ向かいます。
安徳路にぶつかったら左折し、
一本目の路地(「六鋪[火亢]一巷美食街」という看板がある角)を右に曲がると、
右手にあります。
(この看板のところで右折!)
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