醤爆鶏丁(jiang4bao4 ji1ding1)
【ところ:新源里/ねだん:20元】
私の中の中華料理メニューには「鶏丁もの」というジャンルがある。
「鶏丁」は「ji1ding1」ではなく「とりてい」と読む。
「とりていもの」である。
と大げさに書いたけれど、「とりていもの」は
要は「鶏丁(ji1ding1)=鶏肉をさいの目に切ったもの」を使った料理。
言わずと知れた宮保鶏丁(gong1bao3 ji1ding1)、
カシューナッツたっぷりの腰果鶏丁(yao1guo3 ji1ding1)、
忘れられがちだけどどっこい旨い辣子鶏丁(la4zi ji1ding1)。
「でもこれはあんまり食べないでしょ?」
と中国の友人に勧められたのがこの醤爆鶏丁だ。
お昼の食堂ではよく食べるけど、
確かにレストランで頼むのは初めてかも。
他の「とりていもの」に気を取られる余り、見落としていたみたい。
主な材料はさいの目に切った鶏肉とキュウリ。
(あったかいキュウリが苦手な人はこの時点でさようなら、ですが)
これを味噌を使った調味だれで炒めたものだ。
甘いし、しょっぱい。
油も結構しっかりめ。
洗練や繊細とは対局にあるような
粗野で豪快ででんと構えた重量感のある料理だ。
こういうの、好き。
福満園の料理はこういう気の置けない豪快な料理が多くて、
久しぶりにツボに入った。
料理だけではない。
顔を上げて何か頼もうとすると、
レジのところにいる男性(店主と思われる)がすぐ気づいて
店員さんを席までよこしてくれたり、
お勘定の際に
お客からお金をもらう前から予めおつりを用意して持ってきてくれたりと、
ちょっとしたところにとても細かく目配りがきいていて、
非常に感じがよかった。
これには正直言って驚いた。
サービス料を取るような高級店でもここまでしてくれるお店はない。
予めおつりを予想して小銭を用意してくれるところなんて、皆無だ。
人気の秘密はこんなところにもあるのだろう。
(禁煙マークの下には堂々と灰皿が。これはご愛嬌)
▼これまでの「福満園」関連記事
・【福満園】紅焼帯魚
・【福満園】小葱拌豆腐
・【福満園】苤藍絲
・【福満園】小碗牛肉
▼お店情報
福満園
朝陽区新源南路10号
010-6461-8656
<アクセス>
燕莎橋から新源南路(崑崙飯店や京城大廈のある通り)を西(新東路方向)に向かい、
二つ目の交差点の手前、道の左手(南側)にあります。
世方豪庭というマンションの向かい側です。
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これまた飯が進むこと請け合いのお料理ですね。
味噌だれの照りがとても美味しそうです〜。
以前、北京駅近くの食堂でこれの蓋飯を頼んだ事がありました。
これがご飯も具もこれでもか!という位のてんこ盛りで出てきまして、熱々こってり旨うまと途中までは大変美味しく食べていたんですが最後はもうお腹ぱんぱんでギブアップしました。
私はこってりした炒め物にキュウリが入っているの結構好きです。
木須肉なんかにもキュウリ入ってたりしますよね。
でも家で作った時キュウリ入れたら家族に微妙な顔されてしまいましたけど(笑)
これはご飯進みますねー!
蓋飯にもってこいの料理ですね。
こっちの蓋飯は、日本のどんぶりものよりもご飯もおかずのボリュームも大きくて、本当にがっつり系です。
私も炒めたキュウリ、好きです。
スープに入っているのも好き。
最初はギョッとしましたけど、今ではすっかり好物です。