醋溜木須(cu4liu1 mu4xu1)
【ところ:鼓楼大街/ねだん:25元】
激ウマのゆでモツ&羊肉しゃぶしゃぶのお店、爆肚馮 金生隆のすぐ近くに
老回回というお店がある。
爆肚馮 金生隆に来るたびに、ここがどうにも気になっていた。
▼過去の「爆肚馮 金生隆」関連記事
・【爆肚馮 金生隆】爆肚
・【爆肚馮 金生隆】[シ刷]羊肉
・【爆肚馮 金生隆】糖蒜
・【爆肚馮 金生隆】麻豆腐
・【爆肚馮 金生隆】酸梅湯
そこで、同じく
「気になりますよね〜」
と興味を示していた方と食事会をすることにした。
ちなみに、老回回の「回回(hui2hui)」は回族のこと。
つまりこのお店は、「清真(qing1zhen1)=ムスリム向け」の料理を出すお店だ。
お目当ては鍋塌豆腐(guo1ta1 dou4fu)。
豆腐を薄切りして卵液につけて焼いた、
いわば豆腐のピカタのような料理なのだが、
この店のものはそこに醤油味のあんがかかっていて
最近はあまり見かけないタイプ。
この日ご一緒したYさんは東北地方に留学していた時代に
このあんかけタイプの鍋塌豆腐をよく召し上がっていたそうで、
「久しぶりにあの鍋塌豆腐が食べられる!」
とウキウキしてお店にやってきた。
が。
メニューの鍋塌豆腐を見てみると、
値段の上にシールが張られていて今はやっていないという。
それを知ったYさん、
「え〜!?これを食べに来たのに!」
とがっかり。
「何でやってないんですか?」
と店員さんに食い下がったのだけれど、
「コックが田舎に帰ってしまったので作れません」
と説明されてがっくり。
この料理を作れるコックさんがやめてしまったので
もう出していないということらしい。
残念。
気を取り直して頼んだのがこの醋溜木須だ。
どうやらこのレストランの名物らしく、
ネットでもこの料理についてのコメントがたくさんあったのだ。
醋溜(cu4liu1)は、お酢を使ってあんかけにする料理法。
あんかけにするというよりも、
お酢を入れて炒めて仕上げに片栗粉でとろみをつけるというほうが
当たっているかもしれない。
木須(mu4xu1)はかき卵のこと。
つまりこれは、お酢をきかせてあん仕立てにしたかき卵の炒めものだ。
さすがにそれだけではさみしいと思ったのか、お肉もちょっと入っている。
洗練されてはいないけれど抗いがたい魅力のある料理だ。
ご飯がいくらでも進んでしまいそう。
以前紹介した魚香鶏蛋に通じるものがある。
この日、老回回でほかに食べたのは、こんな料理。
芥末[土敦]:10元
白菜のカラシ和え
五香豆腐絲:8元
押し豆腐の五香風味和え
麻豆腐(ma2dou4fu):10元
緑豆おからの羊油炒め
孜然羊肉(zi1ran2 yang2rou4):28元
羊肉のクミンシード炒め
炒窩頭(chao3 wo1tou):12元
窩頭(トウモロコシ粉の蒸しパン)とキャベツの炒めもの
見た目はおいしそうだったのだけれど、
窩頭が油を吸いすぎていて今ひとつ。
もう少しキャベツがたくさん入っていたほうがお腹の負担にもならなくてよかったのに。
黒木耳炒白菜(hei1mu4er3 chao3 bai2cai4):15元
キクラゲと白菜の炒めもの
美極鮮茄(mei3ji2xian1qie2):18元
茄子の大学芋風
隣のテーブルで食べていておいしそうだったので追加したら、
なんと甘かった!
大学芋ならぬ、大学茄子。
お味のほうは結構いける。
鍋塌豆腐がなかったショックが大きかったせいか、
全体的にテンション低めだった私たち。
お料理もどうしてももう一度来たいというところまではいかなかったかな。
このあたりに来るのなら、
やっぱり爆肚馮 金生隆に行ってしまうかなあ。
▼お店情報
老回回
西城区六铺[火亢]一区6号楼向かい
010-6237-5239
<アクセス>
地下鉄二号線の「鼓楼大街」で下車し、北へ向かいます。
安徳路にぶつかったら左折し、
一本目の路地(「六鋪[火亢]一巷美食街」という看板がある角)を右に曲がると、
右手にあります。
(この看板のところで右折!)
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またど真ん中にくる料理がUPされていたのでついコメントさせて頂いてしまいました(笑)
醋溜木須!なんてどツボなんでしょう。
米飯に合う料理にとことん弱いようです。
お酢で炒めて仕上げに片栗粉でとろみ・・・なんちゃってだったら家でも作れるでしょうか?
も一つツボが白菜の芥子和え。
実は食べた事がないんですが、ayaziさんの以前のブログでも美味しいとお見かけしています。
魚香鶏蛋の記事にもコメントをいただいていましたね!
卵の料理って、どうしてこう吸引力が強いんでしょうか。
私もついつい惹かれてしまいます。
白菜の辛子和え、ツーンとくる刺激がたまりません。
でもこれはご飯というよりお酒の友、でしょうか。