海鮮火鍋(hai3xian1 huo3guo1)
【ところ:天津/ねだん:不明】
昼に狗不理包子をちょっと見直した後は、
天津の名物というかキワモノ・スポットの磁房子(China House)を観光。
「磁房子(China House)」は
磁器のかけらで覆われた骨董博物館みたいな建物。
器のかけらというか、器そのものだね。
ガウディを気取っているらしいけど、
そりゃガウディに失礼でしょ。
この猫にゃんはなかなかかわいいが、
建物の中はしょぼいので別に見る価値なし。
(龍の飾りがメドゥーサを思わせる?)
その後はくるくるーっと五大道を回って、
駆け足天津観光は終了。
お昼にあれだけ飲み食いした上に、
午後のアクティビティが少なすぎてほとんどお腹すかず。
それでもM老師が連れて行きたいお店があると言うので行ってみれば、
なんと別の店に変わっていて空振り。
(こちらでは結構よくある)
で、改めてやって来たのがこのお店だ。
「なんだか豪華そうな店だけど・・・」
と思って入ってみると、
そこにはマグロとサケが二匹並んでお出迎え。
なんと!
海鮮料理レストランだったのだ。
さらに先に進むと、海鮮素材を入れた水槽があった。
奥には活魚、手前にはエビや貝類がずらり。
左からブラックタイガー、白ミル貝、その奥は牡蠣。
エビの上の水槽にあるのは、ハマグリ?
オオスダレ貝、マテ貝、赤貝もあるな。
オオスダレ貝の左にあるのは、シラガイ(サラガイ)だそうです。
(おおたまさん情報、感謝!)
ホタテ、牡蠣、でっかめの赤貝も。
このみみずのお化けみたいなのは、ユムシ=海腸(hai3chang2)。
ここで頼んだ食材を、なんと生で食べちゃうのだ!
怖いもの知らずというか、なんというか。
生牡蠣
食べちゃいましたよ、生牡蠣。
日本のには適わないけど、まあまずまず。
赤貝とマグロの刺身
「中国人は生ものを食べない」なんて、なんだか遠い昔のことのようだ。
最近では、
かえって日本人より果敢に生ものを食べているんじゃないだろうか。
だって、校外のレジャー施設で人気のマスの刺身なんて、
私は怖くて食べられないけど、
こっちの人は普通に食べちゃうんだもんなあ。
日常的に魚介類を生食する日本人は、
それだけ当たった時の怖さも知ってるからなあ。
よっぽど鮮度がよくないと生では食べないのだ。
ましてや内陸都市の北京では、
貝類、特に牡蠣なんかを生で食べるのにはかなり勇気がいる。
私自身は北京で生牡蠣を食べたことがあるけれど、
「絶対に食べない!」と頑として口にしない人も多い。
生食に対する心理的な壁は、
最近では日本人より中国人のほうがむしろ薄いような気さえする。
この日も、日本人であるMさんと私の腰が引けているのに対して、
中国人であるM老師たちのほうが生の海鮮を食べることに積極的だった。
そのほかの海鮮は一品料理になるのかと思いきや、
意外にも海鮮しゃぶしゃぶになった。
海鮮しゃぶしゃぶ
一人人鍋方式。
こんな風に鍋セットが並んでいる。
タレは醤油ダレとゴマダレ。
醤油ダレにはお好みの薬味を自分で選んでプラスすることができる。
そして具としてまず登場したのは、なんとオオスダレ貝!
芒果貝(mang2guo3bei4)
(この容器、寿司桶だ!)
これを鍋に入れちゃうなんて、もったいな。
まあ、これはこれでまずくはなかったのだが、
「ああ、酒蒸しか炙りにしたらさぞ旨かろうに・・・」
と思うとやっぱり残念だよなあ。
そしてさきほどの、ミミズのお化け。
海腸(hai3chang2)
ユムシ
コリコリして旨い!
いっぺんにユムシファンに。
そしてなんと、ホタテまでが鍋の具に!?
扇貝(shan4bei4)
刺身じゃないんだ・・・
どこまでもったいないんだーっ!
「どうせ食べるなら生でいきたかったよねえ」
「火を通すんなら、バター焼きにしたかったよねえ」
思わず日本人どうしでため息をついた。
海鮮のほかには羊肉と、
春菊、エンドウマメの穂先、白菜。
そして刺身のツマの大根も、鍋の具に。
これが意外なヒット。
さっぱりして美味。
(まあ、あまりにもお腹がいっぱいだったってことが
味覚に影響したという可能性は否定できないけど)
それにしてもこのツマ、
日本の板さんが見たら卒倒しそうなくらい極太。
でもそれが鍋の具としてはちょうどよかった。
ははは。
これに前菜が3品。
シシトウとウズラ卵のピータンの前菜
枝豆と大根漬け物の和えもの
青菜と杏仁の和えもの
どの食材もそれなりに新鮮で、それなりにおいしかった。
牡蠣、赤貝、生で食べたけど、まずまずのお味。
(ちなみにどちらも当たりませんでした)
それもこの店がかなり高級路線の店だからだろうなあ。
この日はすっかりご馳走になってしまったので値段を知らないのだが、
これでいくらくらいだったんだろう?
中国の口コミサイトを見てみると、
だいたい一人平均200〜400元くらい。
ってことは、かなりの額になったに違いない。
すっかりご馳走になってしまった。
今度天津に遊びに行く時は、きちんとお礼しなくっちゃ。
▼お店情報
両仟坪海鮮姿造(翔緯路店)
天津市河北区翔緯路283号
022-2446-1777/2446-9777
<アクセス>
連れて行ってもらったので実際の場所が今ひとつ不明。
獅子林橋から続く獅子林大街と翔緯路がぶつかる交差点のあたりにあるようです。
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。
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・・・北京郊外でマスの刺身を食べてしまった私、人様のことは言えませんが。(淡水魚の生の危険性は知っていましたので病気になるのを覚悟で食べました。)ちなみに無事でした。
本当に「中国人は生ものを食べない」なんて都会では昔話ですよね。
私は人一倍、刺身も寿司も好きで、中国に住み始める直前には親戚や悪友から「中国人は生ものは食べないよ〜。中国には刺身も寿司も無いんだよ〜」とさんざん脅されましたが、中国に行ってみたら、回転寿司はあるし、スーパーに刺身はあるし、スーパーの寿司コーナーは日曜は売り場に近寄れないくらい人気だし、職場の同僚は皆、寿司が好きだと言うし・・・
ズッコケました。
ところで、天津の海鮮料理と無関係の話題で申し訳ないですが、懐柔区の焼き鱒、前のブログでしっかりと話題にしてらっしゃるのは、さすがですね!
私も食べましたよ、ニジマスの炭火焼!!
天気の良い6月に、田舎の清涼な空気の中で食べたクミンと唐辛子をかけたニジマスの炭火焼が忘れられないです。
海鮮ネタには、ついつい食い付いてしまいますなぁ。さて、
エビ(ブラックタイガー)・白ミル貝(ナミガイ)の右側にあるのはハマグリではなくて、カキですよ。
この間行った京深海鮮市場にも同じ青いビニールで包まれたカキ売ってましたよ(1個7元)。
ホタテとオオスダレガイの間に、シラガイ(サラガイ)が見えますね。コレも焼くと結構美味い貝なんですよ。
おおたま
成り行き的に、食べないといけないような雰囲気になってしまったので・・・
見た目もまあまあ良さそうだったってこともあるんですけどね。
でも実は告白すると、北京のモロッコ料理レストランでも生牡蠣を食べたことがあります。
それも大丈夫でした。
ニジの炭火焼、食べました食べました。
炭火焼というと何でもクミンと唐辛子なのがなんとも言えませんでした。
でもやっぱりちょっと泥臭かったです。
川魚は厳しいですかねえ。
白ミル貝の右側は、おっしゃる通りカキでした。
エビの上にある水槽のところにあるのはハマグリかな?と思ったので書いたのですが、
「奥」っていう書き方があいまいでしたね。
慌てて書くとこういうポカをやるので、いけません。
(いただいたコメントを参考にして少し直しました)
オオスダレガイの左にあるのは、シラガイ(サラガイ)って言うんですね。
またまた勉強になりました!
次はこれも焼きますか!
「成り行き的に、食べないといけないような雰囲気になってしまったので・・・」
↓
大いに同情します!私がマスの刺身を食べた情況と同じです。
私たちがニジマスを食べた店の淡水魚料理はどれも泥臭くありませんでした。残念ながら店の名前を知りません。慕田[山谷]長城に行く道の途中にあったことしか覚えていないのです。店の名前や連絡先をひかえておけばよかったと後悔しています。
店の様子は以下のサイトの写真にある「那里」と似ていました。
http://www.chinacenter.jp/pdf/tocotoco_04.pdf
その店は釣堀の小さいのみたいなプールに魚を放り込んでありました。
その釣堀の魚を客は釣らせてもらえて、「獲物」はもちろん調理してくれます。その釣堀は観光客を楽しませるためだけではなく、魚の泥臭さを抜く目的もあるのでは?
私がマス焼きを食べたのは黄花城の水長城でした。
那里のとなりの山[口巴]には行ったことがあります。
野趣満点でなかなか楽しかったです。
マスは刺身も焼いたのも食べず、残りの頭と骨を使ったスープをいただきました。
これはおいしかったです。