常州菜(Chang2zhou1cai4)
【ところ:朝陽門/ねだん:記事参照】
常州料理の食卓は佳境へ。
話梅無錫骨(hua4mei2 Wu2xi1gu3):48元
スペアリブの煮込み・話梅風味
いきなり常州じゃなくて無錫の料理ですが。
スペアリブを「話梅(hua4mei2)=梅を砂糖と塩で漬けて干したもの」風味で煮込んだもの。
写真の下のほうにいくつか固まっている色の濃い丸い物体が話梅。
おやつやお茶請けで食べたり、
紹興酒に入れたりするだけでなく、
こうして煮込み料理に入れたりもするんだね。
話梅の酸味と甘みがよくきいて、
ただ甘じょっぱいだけの醤油ダレではなく奥行きのある味。
スペアリブもやわらかく煮込まれている。
獅子頭(shi1zitou2):12元(1個)
肉団子のスープ煮
これも常州料理とは限らないような?
大きな肉団子をかなりさっぱりしたスープで煮てある。
獅子頭というと甘辛の醤油味で煮込んだもののほうが有名なように思うけど、
このスープ版のほうがあっさりしていてお腹にやさしい感じ。
肉団子はふんわりとやわらかくて、
その食感もまたやさしくてほっこり。
小銀魚煎蛋(xiao3yin2yu2 jian1dan4):38元
シラウオ入りの玉子焼き
こ、これも常州料理でもなんでもない・・・かな?
でもすごくおいしそうだったので、四の五の言わずに注文!
直感を裏切らないおいしさ。
シラウオが思ったよりも大ぶりでふっくらやわらかい。
中華料理を頼む時に
「煎蛋(jian1dan4)=玉子焼き」ってあまり選択肢に入ってこないかもしれないが、
頼んでみると意外に人気であっという間に売り切れる。
ピーマンや大根の漬け物(沢庵みたい!)の入った「菜脯煎蛋(cai4pu3 ji1dan4)」も
オススメだ。
雪菜炒春笋(xue3cai4 chao3 chun1sun3):48元
雪菜とタケノコの炒めもの
うーん、ますます常州ならではの料理ではなく、
単に江蘇あたりの料理という感じになってきた。
「意地でも常州料理!」の意気込み、しぼみまくり。
しかーし、これがうんまーいっ!!
高菜とタケノコをさっぱり味で炒めて少しとろみをきかせた感じ、
と言えば味が想像できるだろうか。
羅卜干炒毛豆(luo2bogan1 chao3 mao2dou4):18元
干し大根と枝豆の炒めもの
これもよくある南の料理。
沢庵のような感じの干した大根と枝豆の組み合わせは大定番だ。
これと同じコンビでは前菜のほうがむしろ有名か。
でも、炒めたものもまたいい。
やや塩気がきついのだが、それが白いご飯によく合いそう!
遅れて食事会に参加したIさんはこれを多いに気に入って、
「これが最高においしいっすよ!」
と爆食していた。
韮菜野鴨脯(jiu3cai4 ye3ya1pu2):46元
ニラとアヒル胸肉の炒めもの
これはニラがおいしそうだったので頼んだ料理。
中国のニラって、日本のものより肉厚で甘い。
しっかりしたアヒルの胸肉とニラの香味がよく合っていた。
肉汁羅卜(rou4zhi1 luo2bo):32元
大根の醤油煮
メニュー写真を見たら頼まずにはいられなくなった一品。
大根の醤油煮なんて、
まさに田舎のおばあちゃんが作ってくれそうな家庭の味だ。
でも「肉汁」と書かれていることから察するに、
お肉を煮込んだ残りのタレを使ってコトコト煮てあるのだろう。
あっさりなだけの煮物ではなくてコクもあり、
ご飯がいくらでも進みそうな「力のある」おかずに仕上がっていた。
常州料理という縛りは途中からすっかり意味を失い、
(だってホントに常州の料理が少ないんだもの)
最後には単に
淮揚菜(Huai2yang2cai4)=江蘇・揚州あたりの料理になってしまったけれど、
まあよしとしよう。
中国一甘い料理と聞いて一瞬ひるんだけれど、
常州賓館のものはとても上品で抑えがきいていた。
そしてどことなく懐かしいお袋、いや、おばあちゃんの味。
どの料理もかなり日本人の琴線に触れる味だった。
日本人好みのやさしい味付けで、
この日の参加メンバーに大好評だった。
ここを会場に選んでくれた幹事さん、ありがとう!
聞けば幹事さんはその後別の食事会でもここを使って、
そちらの参加者にも「リピートします!」宣言をした人が多数とか。
(かく言う私も、リピートしております)
さて、残すはスープと主食、そしてデザート。
次回改めてゆっくりと。
▼これまでの「常州賓館餐廰」関連記事
・【常州賓館餐廰】常州菜(之一)
▼お店情報
常州賓館餐廰
朝陽区朝陽門外大街吉祥里113号楼1楼
010-6553-5588
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅下車。
朝陽門外大街の北側を東方向に進み、
小肥羊のある角を左折してしばらく行くと右手(東側)に見えてきます。
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中国と一言で語れないくらい沢山の地方料理があるのですね〜
国土も広いし、住んでいる人も多種多様ですものね。
いろいろあって、飽きません!!
というか、いくら食べても食べ切れません・・・