自貢塩幇菜(Zi4gong4 yan2bang1cai4)
【ところ:中関村南大街/ねだん:記事参照】
グルメな塩商人たちが食べていた料理のご紹介も三回目。
ようやく主食とデザートにたどり着いた。
酸湯魚麺(suan1tang1yu2mian4):38元
酸湯入りの魚麺
四川料理の主食と言えばタンタンメンがすぐに思い浮かぶが、
このレストランでは提供していない。
ちょっと意外な展開に、
「タンタンメンないってー!どうする?」
と慌てて相談していたら、店員さんが勧めてくれたのがこの麺だ。
ほしょほしょした麺に酸っぱくて辛いスープがからんでおいしかった。
麺はちょっとベビー★カップラーメン(お菓子じゃなくてお湯注いで食べるほう)の麺を
しっかりさせたみたいな感じ。
酸湯魚(suan1tang1yu2)は貴州の鍋料理だけど、
それとこれとでどんな関係があるんだろう???
おおかた酸湯魚で残ったスープに麺を入れて食べたらおいしかったので
それがメニューになった、
なんていうフカヒレスープかけご飯みたいなエピソードがあるんだろう・・・
などと、思っていたら!!
根本的に理解が間違っているのではないかと思い至った。
そもそも、メニュー名の切るところが違ったのでは?
「酸湯魚・麺」じゃなくて、「酸湯・魚麺」。
酸っぱいスープに入った、魚で作った麺ってこと??
そう思って見てみれば、
麺の上には申し訳程度だが魚の細切りらしきものが乗っている。
乾燥麺らしき見た目のこの麺にまさか魚肉が入っているたとはなあ・・・
(とほぼ断定的に書いていますが、まだ確証はありません)
風羅卜蹄花湯(feng1luo2bo ti2hua1 tang1):38元
干し大根と豚足のスープ
スープは豚足がゴロンゴロンと入ったこくのあるもの。
豚足と豆の組み合わせは四川料理のスープの定番らしく、
大豆、落花生などのお豆が入っているものが多い。
このスープで豚足とコンビを組んだのは、白インゲン豆。
奥に見えている茶色いのは棗だったかな?
ほこほことした甘いお豆と豚足がやさしい味をかもし出していた。
特筆すべきは、干し大根。
たくわんを漬けるの下干しと切干大根の中間くらいの干し加減で、
その半生っぽい食感のために大根だと思わなかった人多数。
これがスープに実にいい風味を加えていた。
徐媽米[米巴](xu2ma1 mi3ba):26元
すっぱい味のお米(?)クレープ風デザート
お餅みたいなデザート。
これ、寿司飯の味がする。
と書くと拒否反応がありそうだけど、意外といける味で好評。
酒香麻圓(jiu3xiang1 ma2yuan2):20元
酒香ゴマ団子
ゴマ団子の例にならって黒ゴマあんかと思いきや、違った。
これ、何あん?
カボチャ?
いや、サツマイモ?
プチプチ弾けるゴマの風味と甘さ控えめのあん。
小さめサイズなので最後にひょいっとつまむのに最高だった。
長々と書き続けてきた錦府塩幇酒楼の塩幇菜の食卓。
これにてようやく終了。
人数はお子さん1人を含む11人。
この日は個室を予約したので最低消費が1000元という条件がついたけど、
ここまでご紹介した料理+ビール、紹興酒、ソフトドリンクを飲んだりして、
締めて1084元!
お見事!
(個室の写真は撮りそびれたけど、帰りがけに個室を出たところで撮った店内写真。
料理写真じゃないと途端にブレブレになるのはどうぞご容赦を)
今回食べた料理はいずれも、
辛くてビリビリする刺激がいっぱいの所謂四川料理のイメージとは
ちょっと違った割合上品なものだった。
それも金持ちで美食家揃いの塩商人たちの好みを反映させているからだろうか。
ただ、私が受けた印象としては、
ベタベタのローカル中華を楽しみに行くお店というよりは、
「新派」(つまりヌーヴェル系)の雰囲気をより強く感じた。
一応は塩の産地自貢を表面に打ち出したお店づくりをしているが、
自貢の塩幇料理だけを提供しているのではなく、
かなり創作系の料理が多いように思った。
なので、私のストライクゾーンからは若干外れている。
個人的には、もっともっと下世話な感じのほうが好きだ。
自分で何度も通うかというとちょっと微妙かなあ。
日本からのお客様を案内するにはいいお店だ。
▼これまでの「錦府塩幇酒楼」関連記事
・【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之一)
・【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之二)
▼お店情報
錦府塩幇酒楼
海淀区中関村南大街31号 空間技術研究院院内
010-6819-6222/6819-6773
<アクセス>
地下鉄4号線「国家図書館駅」下車。
中関村南大街を北へ向かうと、左手(西側)に見えてきます。
湖北大厦のちょうど向かい側です。
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