2010年07月13日

【錦府塩幇酒楼】自貢塩幇菜(之一)

自貢塩商人の食べた料理
自貢塩幇菜(Zi4gong4 yan2bang1cai4)
P1220712.JPG
【ところ:中関村南大街/ねだん:記事参照】

湖北大廈に行った際に、
そのすぐ近くにある錦府塩幇酒楼という四川料理のお店のことが話題になった。

▼湖北大廈についてはこちらから。
【湖北大廈】湖北菜(之一)
【湖北大廈】湖北菜(之二)

中関村南路、国立図書館の近くにあって、
それほどいい場所とは言いがたいのに、
地元っ子にはとても人気の四川料理レストランだ。

湖北大廈の目の前にある陸橋を渡ると、目の前にこんな看板が見える。

P1220692.JPG

この入口から入って、右方向へ。

P1220696.JPGP1220697.JPG

赤い灯籠の下がった門をくぐると、
中庭の向こうに瀟洒な店舗が建っている。

P1220698.JPGP1220701.JPG

グルメ情報の豊富さと信用度では定評のある雑誌「消費導刊(Time Out)」でも、
毎回おいしい四川料理レストランとしてランキングに掲載されている。

このレストランで供される料理は四川料理と言っても成都や重慶ではなく、
塩の産地として有名な自貢の料理。

▼自貢についての紹介はこちらから。
自貢市について

その中でも特に塩幇菜(yan2bang1cai4)と呼ばれるものだ。

塩幇(yan2bang1)は、塩商人のこと。
塩の産地だった自貢には塩商人たちが全国から集まったと言う。
塩の商いで潤っていた彼らは、一大美食家集団でもあった。
塩幇菜は、その舌の肥えた塩商人たちの間で次第に出来上がってきた料理で、
宮廷にも負けないくらいの美味と珍味が楽しめたという。
ちなみに、水煮牛肉もこの塩幇菜の一つだ。

塩幇菜として有名な料理の一つに、
退秋魚という魚を使ったスープ仕立ての料理がある。
この店の看板料理でもある。

塩幇退秋魚(yan2bang1 tui4qiu1yu2):138元(10尾)
退秋魚のスープ煮

P1220712.JPG

退秋魚は本来「退[魚秋]魚」と書き、
ケ関地区釜溪河と沱江が交わる辺りにしか生息しない稀少魚で、
捕獲できる期間が短く、また輸送も困難なことから珍重されている。
同じく高級魚である江団と並び称されるそうだ。

P1220713.JPG

実際に運ばれてきた料理を見てみると、
退秋魚はナマズとドジョウの中間のようなお魚で、
見た目はややグロテスクだけど、非常に淡白で上品なお味。
ほんのすこしぬめりがあるけれど、気になるほどではない。
ふんわりとやわらかい身で、
骨にそって箸をすべらせるとするりと骨離れする。

「淡水魚は臭くて嫌いだけど、これなら食べられる!」
という声もあるくらい、
まったく淡水魚の泥臭さがなかった。

スープにも魚の出汁がよく出ていておいしい。
この料理、真っ赤な辛いスープと白くて辛くないスープが選べる。
赤いスープのほうは食べたことがないけど、
魚自体に臭みがなくて麻辣味でごまかす必要がないので白で充分。
と言うより、白のほうが魚の味がはっきり分かってよいのではないかと思う。

・・・と、ここまで書いて力尽きてしまった。
ふう。
他にもいろいろと食べた塩幇菜は、また明日改めて。


▼お店情報
錦府塩幇酒楼
海淀区中関村南大街31号 空間技術研究院院内
010-6819-6222/6819-6773
P1220696.JPGP1220698.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「国家図書館駅」下車。
中関村南大街を北へ向かうと、左手(西側)に見えてきます。
湖北大厦のちょうど向かい側です。


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posted by ayazi at 18:10| Comment(0) | 川菜(四川料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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