北京がカラリと晴れていきなり初夏のような暑さになったある日のこと、
Aさんのワイン会はお誂え向きの野外BBQ大会。
BBQは、まずはチキンでスタート。
Aさんはグリルの側に張り付いて、焼き人となって大忙し。
鶏の手羽先・胸肉・ソーセージ(カポナータ添え)
そしてワイン会BBQと言えばこれ!
大好物のAさん特製塩漬け豚バラ肉の登場だ。
ローズマリーの香りで爽やかに。
こういうの見ると、なんか妙にテンションが上がる。
ハーブ使ってる=本格的、という刷り込みがあるのかもしれない。
きっとハーブなんていう洒落たものとは無縁の幼年期を送ったからだろう。
ここまで焼けたら、あとは火から降ろして休ませる。
その間にレバーの準備。
オーガニック豚レバーもいい焼き色になってきた。
豚バラ肉も落ち着いてきたようだ。
包丁を入れると、美しい桃色の切断面が現れる。
塩漬け豚バラ肉・紅玉リンゴソース
オーガニック豚レバーとルッコラのサラダも添えられている。
それにしても、なんてきれいなリンゴソース!
豚肉とリンゴは好相性だと言うけれど、確かによく合った。
酸味のきいた紅玉を使っているので、とても爽やか。
これ、手前味噌だけど持参したロゼとよく合った。
ちょっとスパイシーな味わいもあって、大人っぽいロゼ。
Cotes Du Rhone Rose, France -Delas- SAINT ESPRIT 2006
主食は塩結び。
これがなんだかしみじみおいしくて、ばくばく食べてしまった。
そしてスパゲティ・ナポリタン。
スペシャルワイン会の時にAさんが子供たち用に作ったナポリタンが
やけにおいしそうだったのでリクエストしたら、
本当に作ってくださった。
うま。
念願かなって感激。
そしていつしか会場は暗闇に包まれ、
ワイン片手にトリを飾るビーフの登場を待つばかり!
となるはずだったのだが、ここで思いがけない事態に。
陽気がよくなってきただけあって、みなさんのワイン消費量もうなぎ上り!
なんと集まったワインでは足りないという事態が発生してしまったのだ。
単純計算で一人一本以上飲んだことになる。
急遽近くのスーパーに追加のワインを買いに走り、
Aさんもお手持ちのワインをさらに6本も一挙放出。
さらになぜか日本酒まで登場するワイン会史上前代未聞の事態に陥った。
Aさんから後日送られてきたワインリストの最後尾を飾っていたのはこの二本。
・大吟醸 土佐鶴
・発泡にごり酒 DASSAI
異色を放つ日本酒コンビ。
日本酒が登場した頃にはへべれけ状態に陥る人多数。
北京のバーマスターとして名高いI氏も後日、
「そう言えば、日本酒飲んでたっけ?」
日本酒の登場自体を覚えていないだけでなく、
後日Iさん、Aさん、そして私の三人で食事に行く約束をしたことまで
すっかり忘れていたことが判明。
プリプリ!
すっかりただの酔っ払い集団と化してしまったワイン会メンバーが
待っていたのはこのメインディッシュ。
黒毛牛のステーキ(フレンチフライ添え)
黒毛牛だなんて、段々食材が高級化しているなあ。
とっぷりと日も暮れて、
たっぷりとワインを飲んだメンバーは
最後になんと山の手線ゲームまで始めてしまうという
高校が大学のサークル合宿みたいな有様に。
Aさんからは深夜のラーメンの差し入れまであって、
ますます場末の飲み会テイスト爆裂。
日本酒は出るわ、ラーメンは出るわで、
まったくもってワイン会らしからぬワイン会となったのだった。
記憶喪失者続出の今回、
私はなぜかあまりワインの摂取量が多くなく、
比較的正気を保ったまま最後までたどり着いた。
記憶喪失、返上!
なのにワインの写真がこれだけっていうのは解せない。
(左)Cabernet Merlot Shiraz Margaret River,Australia -Watershed- 2004
(右)Pinot Fin, Italy -Moondarra- 2008
(左)Cremant de Loire, France -Domeine de Veilloux-
(右)Wallace Shiraz Grenacha Barossa Valley,Australia -Ben Glatzer- 2006
いや、最後に飲んだWallasは、
「いやあ、これはいいワインですよ!この値段でこの出来はすばらしい」
とAさんが感嘆していたのを覚えている。
記憶、中落ち?
▼「ワイン会」関連記事
・【ワイン会】フランスワイン
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。
■ayaziの本■
「食」の中国語
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)
「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
・東洋書店
北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)
私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。
▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
・アマゾン
・楽天ブックス
・東洋書店


