2010年07月09日

【湖北大廈】湖北菜(之二)

湖北料理
湖北菜(Hu2bei3cai4)
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【ところ:中関村南大街/ねだん:記事参照】

湖北省駐京弁レストランの続き。

麻嫩魚炸辣椒(ma2nen4yu2 zha2 la4jiao1):48元
小魚と揚げトウガラシの炒めもの

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麻嫩魚は湖南とか湖北で獲れる小魚のようだ。
これを塩漬けしたものとトウガラシの漬けたのを炒めて食べるようだが、
ここのは揚げトウガラシ(とメニュー名には書いてある)が使われている。
オレンジ色の粉末状のものは、
もち米のように思えるのだけど、いったい何だったんだろう。

お味のほうはなかなか。
ただしかなり辛い。

蕨菜炒肉絲(jue2cai4 chao3 rou4si1):48元
蕨と細切り肉の炒めもの

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蕨の根を使ったヌードルはよく食べるけれど、
蕨そのものを炒めた料理はほとんどお目にかからない。
メニューで見かけたらどうしても食べたくなってしまって
注文に押しこんだ。

蕨独特のぬめりが、食感に変化をもたらしてくれる。
日本にいた頃は蕨を炒めた料理なんて想像もしなかったけど、悪くない。

珍珠丸子(zhen1zhu1 wan2zi):32元
もち米肉団子

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肉団子にもち米をまぶして蒸したもの。
とても無難においしい。

[火亢]土豆(kan4 tu3dou4):48元
ジャガイモの香り揚げ

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[火亢](kang4)という見慣れない調理法は、
(オンドルなどで)焼く、乾かすという意味だそう。
石焼芋のように水分を飛ばしてカラリと焼き、
素材の中にみずみずしさを閉じ込めるのだろう。

写真で見ても分かる通り、周りがカリッと揚がっていて中身はほくほく。
ビールに最高。

荊沙魚[米羔](jing1sha1yu2gao1):48元
湖北風かまぼこ

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荊州の名物料理だとか。
魚のすり身を蒸した料理で、言わばかまぼこ。
あっさりしていてとても食べやすい。

この湖北版かまぼこ、
伝説によると舜帝の后の女英が初めて作ったことになっている。

ある時、舜帝が女英と娥皇の二人の妃を伴って荆州を通りかかった。
疲れと病で食欲のなかった娥皇は、食べたいものと言えば魚だけ。
でも魚の骨のあるのを嫌がった娥皇のために、
女英が現地の漁民に教わった料理をもとに工夫をして、
魚をすって蒸した料理を作った。
娥皇はこれを食べると病気は瞬く間に治り、
それを知った舜帝は女英の作ったこの魚料理を大絶賛。
この料理はこれをきっかけにこの地に広まり、
春秋戦国時代には楚の宮廷料理となった・・・


ってことだそうだ。
ほんとかいな?

紅焼武昌魚(hong2shao1 wu3chang1yu2):41.8元(1斤38元)
武昌魚の醤油煮

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これで1.1斤。
武昌魚は武昌県と鄂州市が共同で管理している梁子湖の特産だとか。
湖北料理と言えば武昌魚、というくらいの有名な食材。
清蒸が有名だけど、私たちは臭みを嫌って紅焼で。

お味は、まあこんなもんかな?という感じ。
淡水魚の評価はどうしても辛くなるな。

余談だけど、こっちって魚が左向いて出てこないのが気になる!

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(ひっく返ってるし)

武漢三鮮豆皮(Wu3han4 san1xian1 dou4pi2):10元(3切れで)
おこわの豆皮包

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武漢市名物。
お肉などの具を入れたおこわを豆皮で包んで焼いたもの。
これ、お店によってはかなり油っぽいのだが、
ここのはギリギリセーフ?
でも1切れが限度かなあ。

武漢熱干麺(Wu3han4 re4gan1mian4):8元
ゴマダレ風味の混ぜ麺

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これも武漢の伝統的な麺で、全国的に有名。
ゆでた麺を水にさらして油をまわし、
そこにゴマダレ、ごま油、お酢、ラー油などで調味したタレをかけたもの。
食べる時にはよく混ぜ合わせる。

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名物名物と聞いているとすばらしくおいしいのかというイメージがあるが、
そこまで言うほどでもない・・・かな?
いや、まずまずのおいしさということで。
本場で食べたらもっとおいしいのかも。

油をまわしてあるので麺のぼそぼそ感はなくなっているけど、
まさにそのせいで油っこく感じるのは避けられない。
かろうじて上に添えられてくるのは漬物がさっぱり感を添えている。
この漬物、食べるたびにいつもヤマゴボウの漬物を思い出す。

このレストラン、湖北省出身者の評判はあまり芳しくないようだし、
それ以外の中国人の評価も割れている。
鴨脖子など「チェーン店のほうが断然おいしい」とか、
熱干麺にしても
「本場のとはまったくの別物」なんていうコメントもあった。

でも私たちの感想は、全員が「おいしかったーっ!」
湖北名物の料理を押さえつつ、
割合さっぱりめのものを選んだせいもあったかもしれないが、
確かに若干油っぽいものもあったとは言え、
この程度ならまだ大丈夫かな、というくらいだったし、
我慢できないほど辛いなんてこともなく、
おいしく食事を終えることができた。

まあ、日本人は湖北料理の何たるかを理解していない
と言われてしまえばそれまでだけど。
なんてったって湖北料理を食べたの、片手の手のひらにも満たないからなあ。
それくらい、なじみのない料理なのだった。


▼これまでの「湖北大廈」関連記事
【湖北大廈】湖北菜(之一)


▼お店情報
湖北大廈
海淀区中関村南大街36号湖北大厦2階中餐廰
010-6217-2288(内:8200)
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<アクセス>
地下鉄4号線「国家図書館駅」下車。
中関村南大街を北へ向かうと、右手(東側)に見えてきます。


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posted by ayazi at 08:11| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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