託馬斯酒荘葡萄酒晩宴
【ところ:東大橋/ねだん:350元】
アマローネというワインが飲める試飲会があるというので、
うほほーい!と行ってきた。
なんて書くと、ほんとにワイン通みたいに思えるけど、
参加するまでアマローネが何かもあまりよく分からずにいた。
ワイン会のAさんからご連絡のあったワインティスティングは
日程の許す限り参加するようにしているだけ。
で、後付で調べたところによると、
アマローネというのはイタリアのヴェネト州ヴェローラ近郊の
ヴァルポリツェッラ地域で作られるワインで、
完熟した葡萄を2〜6ヶ月間も陰干ししてから作られる。
甘口だけれど、ただ甘いだけではなくて後味にかすかな苦味が残り、
まったりと濃厚でふくよかな味わいなのだという。
Aさんも、他に参加したワイン通のみなさんも
このワインを飲むのを楽しみにしていらした。
私は例によって「飲めるものならなんでも来い!」の博愛精神で参加。
この日はイタリア料理のコースつき。
料理と一緒にワインが供された。
まずは前菜。
(店内が暗くてフラッシュをたいたので、あまりおいしくなさそう)
・エビのサラダ
・ナスのグリル(ゴートチーズ添え)
・鶏胸肉のアルバスタイル(トリュフソース)ツナサラミ添え
Tommasi Soave Classico,DOC
託馬斯酒荘蘇維経典白葡萄酒
ソアーヴェはさっぱりしてほんのり苦味があり、
ミネラル感もあって魚介類や鶏肉などに合うと言われる。
だから合わせた料理もエビや鶏肉。
スキッとした味わいかと思って飲んだら、
意外にも綿アメみたいな甘い香りがして、肉厚な味わいだった。
自家製ソーセージ入りかぼちゃのリゾット
Tommasi “Le Prunee” Merlot,IGT
託馬斯酒荘普瑞尼荘園梅洛紅葡萄酒
ふくよか。
酸少な目。
最後にキャンディのようなにゅるっとした舌触りが残る。
甘くて、果実実が強い。
でも甘みが強すぎて長く飲めない感じかな。
ダックソースのパッパルデッレ
パッパルデッレはトスカーナ地方の幅広麺で、幅広いリボン状をしている。
タリアテッレよりもさらに幅広。
語源は、イタリア語の「パッパーレ (pappare)」だそうだ。
意味は「豪快に食べる」、「食いしん坊」だって!
あたしだ!あたし!!
これ、パッパルデッレが多少乾いてぼそぼそした感じがして今一つ。
Tommasi Valpolicella Classico Superiore “Ripasso”DOC
瑞帕索瓦爾普利切拉経典特醸紅葡萄酒
「Baby Amarone」。
香りはなめし皮、ハーブの香、丁子、八角、チェリー、柑橘のニュアンス、漢方、陳皮、インク。
ダックの尾脂の香りとマッチしていた。
これは中華にもとても合うと思う。
ラムレッグのロースト
ラムのロースとは量が少なめだったせいか、
正直なところあまり味の印象が残っていない。
が、添えられてきたマッシュポテトに大ハマリ!
ミルクっぽくてさらりとしていて、いくらでも食べられてしまう。
危険。
そして、お待ちかねのアマローネ登場!
Amarone Della Valpolicella Amarone Classico DOC
託馬斯酒荘瓦爾普利切拉阿馬羅内経典紅葡萄酒
(左のボトル)
葡萄品種はコルビーノ、ヴェロネーゼ。
香りはチョーク、鉛筆、墨汁、檜、杉、樽からくる青さ、なめし皮、鉄釘、テンメンジャン。
「オイスターソースに合う」とはAさんの言。
いやこれは確かにおいしい!
料理と合わせてもいいけれど、食後にずっと飲んでいてもおいしいワインだ。
最後にデザート。
ティラミス
こんなふうに盛り付けられてくると、
ポルトガル(マカオ)のデザート「セラドゥーラ」を思い出すなあ。
もちろんお味はティラミスだったけど。
Grappa di Amarone
託馬斯酒荘瓦爾普利切拉阿馬羅内果渣白蘭地
(右がグラッパ。左に写っているのはアマローネ)
アマローネの搾りかすを使って作ったグラッパ。
グラッパって透明なのばかりかと思ってたけど、
長期間陰干しした葡萄の搾りかすで作るとこんな色になる?
アルコール度数は高いけれど、
グラッパ特有のツーンとする強い刺激のある香りがなくて、
とろりとまろやか。
ワインはどれも個性豊かで楽しめた。
やはりアマローネが白眉。
グラッパも印象的だった。
ただ、その個性的なワインに料理がついていっていない感じがしたのが残念だった。
ここ、まずまずおいしいんだけど華がないんだよなあ。
オープン当初にメニューに載っていたシャンパンのリゾットが
それはもう感動的においしかったのだけれど、
コスト的に見合わなかったのかすぐにメニューから消えてしまった。
あのリゾットが復活するのなら、
それだけを食べに駆けつけたいくらいなのに。
▼お店情報
Alla Osteria(意尚・意大利美食&紅酒[口巴])
北京市朝陽区東大橋路8号西塔1112
010-5900-3112
<アクセス>
地下鉄1号線「永安里」駅を降りて、新東路を北へ。
SOHO尚都は、
どでかい天井スクリーンのある世貿天階(The Place)を過ぎてしばらく行ったあたり。
道の右(東側)です。
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