2010年07月02日

【悦賓飯館】蒜泥肘子

ゆで豚もも肉のニンニク醤油ダレ
蒜泥肘子(suan4ni2 zhou3zi)
P1220296.JPG
【ところ:五四大街/ねだん:45元】

王府井の北、中国美術館の近くにある悦賓飯館は
中華人民共和国が成立してすぐに私営経済が姿を消して以来、
北京で最初に誕生した私営食堂。
1980年の開業だ。

▼詳しくは『人民中国』のこちらの記事をどうぞ。
私営経済の23年 その苦難と栄光の歩み

なんて書くと、さぞかし立派な店構えの老舗かと思われるかもしれないが、
ごくごく普通の、というよりかなり庶民的なお店。

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場所も大通り沿いではなくて、細い路地の奥にある。

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このお店の名物料理がこの蒜泥肘子(suan4ni2 zhou3zi)。
ゆでた豚もも肉をニンニク醤油ダレにつけた料理だ。

すごいボリュームに見えるけれど、実は下に骨が隠れている「底上げ」。
実際には見た目ほどの量はないし、
肉肉しいビジュアルに反して味は割合さっぱりしている。

が、さっぱりめとは言えニンニクの香りたっぷりの醤油ダレがしみた豚肉だ。
となればやはり、これを呼ぶ。

百年牛欄山二鍋頭:180元
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最近の北京の白酒トレンドは、
紅星よりも牛欄山の二鍋頭、略して「牛二(niu2er4)」が人気とか。
この180元のものはとてもまろやかで飲みやすい。

この日はちょっと肌寒かったし、風邪気味だったこともあって、
白酒をお燗して飲んだ。
お湯を張った砂鍋にコップを入れて温めるのがこちらのお燗のつけ方。
ということらしい。
あんまり温まらないけどね。

爆三様(bao4 san1yang4):30元
レバー、腸、腎臓の炒めもの

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三種類の食材を爆炒するので、爆三様。
モツばかり三種類楽しめて、臓物好きにはたまらない。

清炒小白菜(qing1chao3 xiao3bai2cai4):10元
小白菜の炒めもの

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本当は白菜と麺(お麩)の炒めものがもう一つの名物料理なのだけれど、
(↑「麺筋」の間違いでした。2010/07/03訂正)
白菜の旬が過ぎているということで頼むのを見送った。

が、他のテーブルで頼んだのがとてもおいしそうで、
それを見てちょっと後悔。
やっぱり頼めばよかった・・・

清炒蝦仁(qing1chao3 xia1ren2):43元
エビの炒めもの

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お店の人に勧められた一品。
エビはなかなか大ぶりで存在感あり。
若干臭みが感じられたけど、まあまあ許容範囲。
ちょっと香辛料をきかせてくれたらもっとよかったかな。

エビの炒めものというとキュウリがつきもの。
中華料理って、
こんな風に炒め合わせる素材の組み合わせが決まっていることが多い。
だからある程度定番の組み合わせを覚えてしまうと、
オーダーの時の目安になる。

砂鍋酸菜排骨湯(sha1guo1 suan1cai4 pai2gu3tang1):32元
白菜の漬物とスペアリブのスープ

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風邪気味の身体があったまりそうなスープ。
春雨は主食がわりにもなった。

***

メニューに載っている料理はどれも特別ご馳走ではないけれど、
庶民的で親しみやすい家庭料理にちょっとした工夫を加えたものが多い。
そこがこのお店のこだわりだろうか。

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私が行ったのは6時前と割合早い時間だったにもかかわらず、
店内は満席だった。
お客さんはわざわざ遠くから食べに来ているというよりは、
近所から来て気軽に立ち寄ったような雰囲気の人たちばかり。

北京で最初の個人経営のレストランは、
時代の波に押し流されることもなく、
庶民的な店構えのまま今も地元の人々に愛されているようだ。

▼お店情報
悦賓飯館
東城区翠花胡同43 号
010-8511-7853
P1220294.JPG
<アクセス>
中国美術館の交差点から西へ向かい、
五四大街の南側にある翠花胡同を南へ入ってすぐのところにあります。
P1220292.JPGP1220291.JPG
(↑ここで曲がります)


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posted by ayazi at 01:53| Comment(6) | 肉類(肉料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
悦賓は4年前に行きました。
そうですか、今は紅星でなくて、牛欄山なんですか。
私は、紅星の大瓶8元を頼み、それを3分の1飲み、あとは持って帰りました。
料理も、残りましたので打包しました。
爆三様と砂鍋酸菜排骨湯が旨そうですね。
次回は、コレを試してみます。
当時の個人商店がいまだに残ってるってのがスゴイです。
Posted by 井上@打浦橋@上海 at 2010年07月02日 07:32
悦賓は何度か行っております。別棟の御店もすぐ近くにあります。翠花胡同の所です。清炒蝦仁、これ新鮮なときは美味でした。どことなく都内の中華屋さんの広東麺の上に乗っかっているものを彷彿とさせるような味で、優しささえ覚えました。郭さんといったかな、大老板が気さくにあれこれみつくろって出してくれました。夏の暑い盛りのときでした。燕京純生あたりで初めて小二でとどめを刺したのですが、地元の先生方と老北京のきさくな雰囲気にこちらも感無量でした。牛二はBTVの夕方天気予報前後でCMやっていますよね!
Posted by 龍心 at 2010年07月02日 17:50
>井上@打浦橋@上海さんへ

北京の白酒通によると、最近は「牛二」がのしてきているようですよ。
このボトル、よく見かけます。
奥まったところにありますが、とてもにぎわってました。
特別特別おいしいとは思いませんが、普段通うにはいいお店ですよね。
Posted by ayazi at 2010年07月03日 12:09
>龍心さんへ

私はずいぶん昔に一度行ったきりで、この日は久しぶりの訪問でした。
蝦もまずくはなかったんですよ。
ただ刺激系に慣れてしまった舌にはもう一味欲しかっただけで。
おっしゃる通りやさしい味でした。

牛二、売り出し中なのですね。
最近BTVはご無沙汰しているので知りませんでした。
Posted by ayazi at 2010年07月03日 12:11
こんにちは
とても興味のあるお店です
夏に行ったらチャレンジしてみたいですね
白菜の漬物とスペアリブのスープがおいしそうですね
大食いですから、ゆで豚もも肉のニンニク醤油ダレと一緒にチャレンジしてみたいです(笑)
Posted by katka(かてぃか) at 2010年07月03日 15:41
>katka(かてぃか)さんへ

小さなお店で、すぐいっぱいになってしまうので、早めの時間に行くことをオススメします。
肘子もおいしいですよ。
せっかくですから、いろいろチャレンジしてみてください。
Posted by ayazi at 2010年07月04日 00:29
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