2010年06月21日

【北平居菜館】羊油麻豆腐

緑豆おからの羊油炒め
油麻豆腐(yang2you2 ma2dou4fu)
P1230688.JPG
【ところ:和平門/ねだん:12元】

端午節の休みを利用して、広州から友人Kさんが来燕。

「何が食べたい?」
と聞くと、
「日の高いうちから羊でビール!それと麻豆腐!」

合点だっ!ってんで、
羊でビールは、ウルムチ市レストラン。
(これはまた後日アップします)
麻豆腐は、最近ずっと気になっていた北平居菜館の移転先新店舗に行ってみた。

▼北平居菜館についてはこちらをどうぞ。
【お知らせ】北平居菜館の移転先が分かりました!

地下鉄2号線の「和平門」駅から北新華路を北へ。
昔懐かしい感じの並木道を進んでいくと・・・
あ!あった!!

P1230677.JPG

見覚えのあるこの看板。
紛れもなく、北平居菜館だ。

店内に入ると、地安門にあった時と同様に一階は庶民的な造り、
二階はちょっとこぎれいなインテリア。

P1230679.JPG
(これは二階席)

個室もあるので、グループで食事をする時も使い勝手がよさそう。

お目当ての麻豆腐ももちろんある。

▼麻豆腐についてはこちらをどうぞ。
【爆肚馮 金生隆】麻豆腐

P1230687.JPG
おお!懐かしいこのお皿!

広州生活ですっかり麻豆腐に飢えていたというKさん。
一口食べるなり、
「うまいー!!」

私ももちろん食べたけど、
Kさん一人で一皿を平らげてしまうかと思うくらいの勢いだった。
「できれば皿までなめたい」
平然と言い切ったKさん。
周りに人がいなければおそらく本当になめていただろう。

そのほかには、広州ではあまり食べられないしょうゆ味の炒めもの。

木耳白菜(mu4er3 bai2cai4):18元
キクラゲと白菜の炒めもの

P1230683.JPG

この手の素朴な感じの炒めものがないとすると、
私には広州暮らしは厳しいかもしれないなあ。
いや、その前に湿気がありすぎて無理か。

塩水鴨肝(yan2shui3 ya1gan1):15元
アヒルのレバーの塩水漬け

P1230681.JPG

黒酢をかけるのをお忘れなく。

炸茄合(zha2qie2he2):16元
ナスの挽肉はさみ揚げ

P1230689.JPG

思ったよりもナスが薄く中身の餡も量が少なかったので
バクバクとたくさん食べてしまった。

P1230690.JPG

油も新しいものを使って揚げたらしく、サックリと香ばしく仕上がっていた。
まあ、これはたまたまかな。

[衣へん+荅][衣へん+蓮]火焼(da1lian huo3shao1):22元
棒餃子

P1230684.JPG

細長いすらりとした棒餃子を想像していたら、
太っちょでガタイのでかいジャイアン棒餃子だった。
こんなでっかい棒餃子、初めて見た。
あんまりでっかいので初めから半分に切ってある。

箸で真ん中を持ったところが[衣へん+荅][衣へん+蓮]に似ているから
[衣へん+荅][衣へん+蓮]火焼の名前があるのに、
こんなに太っちょでしかも半分に切られていたら
もはや[衣へん+荅][衣へん+蓮]火焼とは呼べない?

でも、お味のほうはとてもよかった。
豚肉と葱がたっぷりで、とってもジューシー。

P1230685.JPG

久しぶりの北平居菜館。
正直なところ移転前よりも若干化学調味料の味が舌に残る感じがしたけれど、
お手ごろ価格のレストランではそれもある程度はしょうがないか、
と割り切って食べれば十分納得できる味だった。

故宮、天安門、もしくは前門からもほど近いので、
これらの場所の観光とセットでどうぞ。


▼お店情報
北平居菜館
西城区北新華街96号
010-6605-7097/6606-5966
P1230677.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線の「和平門」駅で下車し、
B出口を出て北へ10分程度行ったところにあります。
道の右(東)側です。

■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
*現在、中国からはアクセスできません。
こちらのサイトを経由すると表示されることもあります。
*ブルーのボックスのグーグルのURLが書いてあるところに、
 旧ブログのURL(http://ayazi.blog75.fc2.com/)と入力して
 「browse」をクリックしてみてください。


■ayaziの本■

「食」の中国語
shokunochugokugo.JPG
出版社:東洋書店
価格:1800円(+税)

「食」にまつわる中国語に絞った料理限定の語学書。
レストランでの「食べる」シーン、「作る」ためのお買い物シーン別の会話集です。
代表的な料理の「レシピ」も付いてます。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店


北京で「満福」 普通がおいしい。本場の中華!
pekindemanpuku.JPG
出版社:東洋書店
価格:1100円(+税)

私の「北京で満腹」、もとい、「北京で満福」な日々から生まれた
北京のおいしい食べ物と食文化を綴った本です。
超カンタン「食べる」中国語講座と、
ayaziオススメの「普通がおいしい」レストランのリスト付。
詳細はこちらで。

▼お求めはお近くの書店かネット書店でどうぞ!
アマゾン
楽天ブックス
東洋書店
posted by ayazi at 00:17| Comment(10) | 北京小吃 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そうなんですか、北平居移転してしまったんですか・・・
ayaziさんからあの店を教わってから、何度行ったことか・・・
ホントにお気に入りの店だったんですが、消えてなくなってしまったのでなく、
別のところでやってるというなら、許せます。
しかし、場所的には、やはり、あの鼓楼外大街のほうが・・・
前海が近くにあって、鼓楼も見えますし、北京っぽい街並みですし・・・
その辺が残念かなとは思いましたが、移転先の周辺を地図で確認しますと、
北京っぽい地域なのかなと、思えてきます。
とにかく、次回の北京では、新しい北平居に行って見ます。
しかし、「日の高いうちから羊でビール!それと麻豆腐!」 ですかぁ・・・
エエですね。
広州のKさんとは、大いに気が合いそうです。
Posted by 井上@打浦橋@上海 at 2010年06月21日 12:23
五道口に住んでる学生です。
前のブログが見えなくなってから久しく、最近また探してみたら運よく出会えました!奇跡!!
麻豆腐ですか!ずいぶん前から学校付近の中華料理屋で探してはいるのですが、未だに巡りあえていません。
もっと開拓していかなければいけなさそうですw
Posted by ハヤ at 2010年06月21日 18:08
>井上@打浦橋@上海さんへ

そうなんですよねえ、あの立地も含めて「いいお店」だったんですよね。
今度のお店もかなり北京っぽいところですよ!
あまり観光客がいないエリアなので、逆に飾らない暮らしが見えていいかもしれません。

北京といえば「羊でビール」という方、多いんですよ!
広州だと清真のお店はアルコールを出さないところが多いんですって。
Posted by ayazi at 2010年06月21日 18:36
>ハヤさんへ

コメントありがとうございます!
ひっそりと新ブログをはじめておりました。
わざわざ探してご訪問いただき、本当にありがとうございます。

五道口あたりで老北京っぽいレストラン・・・それは確かに見つかりにくいかもしれませんね。
炸醤麺が置いてあるような店に行けば、あるいは出しているかも。
私ももし情報入ったらアップしますね。
Posted by ayazi at 2010年06月21日 18:39
地元料理の妙はやはり地元でないとそのおいしさはなかなか分かりませんが、北京自体が現代化しつつある今となっては致し方ないのかもしれません。でも、わざとらしい古さを売りにしているような前門大街のようには成って欲しくないですね。味はやはり燕京生一本であってほしいと願っています。一遊子の文学的感傷かもしれませんが。
Posted by 龍心 at 2010年06月22日 19:37
>龍心さんへ

幸いなことに、北平居のある通りは前門大街とは違って「開発から取り残されたような」通りです。
前の観光地化した後海よりは地に足のついた商売ができそうに見えます。
お店的にはむしろ移転してよかったのかもしれません。
Posted by ayazi at 2010年06月25日 17:25
こんばんは。今日ようやく全てのブログを読ませて戴きました。嬉しいような寂しいような気持です。でもなんとか訪燕に間に合い良かったです。もうすぐあの響きの良い北京語まみれになれると思うとワクワクしてきます。ただ絶対行きたいと思っていたハタメンさんが改装中だったのはとてもショックです。僕はハタメンさんや圓金餐館や北平居のようなお店が好きで絶対行こうと思っていただけに残念です。特にハタメンさんの作る料理は僕が記憶しているあの頃の北京で食べた料理の雰囲気を残していたものですからなおさらです。北平居は移転してまだあるだけ安心しました。僕は北平居の記事を読むたびに出されるお皿やメニューやお店の雰囲気が2003年の頃行った地安門西大街にある北平楼に似ているなあと思いながら読んでいました。もう無くなってしまったのでしょうか。一つお伺いしたいことがあるのですが。麻豆腐はいったいどこの物が一番お勧めでしょうか?これだけ色んなお店のが紹介されているとどこものを食べたらいいのか自分では決められずにいます。あと気付いたところが6月27日の山羊のモツの回でミノに続きハチノスも第一胃となっていました。あと7月2日小白菜の炒め物の紹介文で麺巾とありましたが私の知っているのは麺筋なのですが合っていらっしゃいますでしょうか?素材の呼び方は地方によって変わったりしますので、私の知識不足ということでしたらいいのですが。老婆心ながらお伺いさせて戴きました。
Posted by 北京人 at 2010年07月02日 22:45
>北京人さんへ

ご愛読いただき、ありがとうございます。
ハチノス、麺筋、ご指摘ありがとうございました。
どちらも間違いです。
訂正いたしました。

北平居は前のお店と雰囲気、味ともに変わりません。
場所が変わってしまったのは残念ですが、新しい所もまた趣があるので、そちらにもどうぞいらしてみてください。
北平楼は私自身は行ったことがありませんが、大衆点評網によると今は「京味楼」と名前を変えて営業しているようです。
http://www.dianping.com/shop/574191
今度行ってみようと思います。

麻豆腐は好みがあるので、一概にどこのものが一番おいしいとは言えませんが、印象に残っているのは隆順軒のものです。http://ayazi.blog75.fc2.com/blog-entry-1070.html
いろいろ食べ歩いてみて、好みのものを探してくださいませ。
Posted by ayazi at 2010年07月03日 12:27
北平楼のことわざわざお調べ頂きありがとうございました。今、当時もらった訂餐ka3をみてみたら京味楼と住所が同じでした。名前を変えて営業していたのですね。それに貴州レストランにもご返事のコメントありがとうございました。大変参考になりました。隆順軒はちょっと探しにくそうですが、がんばって探してみたいと思います。こちらのお店は羊蠍子も置いているのですね。羊蠍子と言えば私は広安門内大街と長椿街のぶつかる牛街の十字路の北西角に源一鍋というお店で食べたのが初体験だったのですが、ここのは花椒のビリビリした麻の感じがよくして美味しかったです。それ以来、羊蠍子が好きになり違う店も試してみようと源一鍋と同じ通りの西側にある城一鍋にも行きましたが、味にパンチがなく、やはり源一鍋のあのビリビリした味付けの方が好きでした。あの頃は羊蠍子の蠍の字が虫偏ではなく羊編になっていて右の欠が無い字で表記してあるお店を何軒か見かけました。小学館の中日辞書で調べるとjie2と読みjie2羊で「去勢された雄羊」とのことでした。果たして本当にこの羊jie2子を掲げているお店ではこのような羊の使い分けをちゃんとしているかは不明ですが。ちなみに城一鍋の訂餐ka3にもやはりこのjie2の字が使われていました。
Posted by 北京人 at 2010年07月03日 17:21
>北京人さんへ

羊蠍子の「蠍」の字を羊へんにして書いてあるのは、当て字のようです。
羊蠍子はもともとが羊の脊骨の形状が蠍に似ているところかついた名前ですが、羊料理であることをはっきりさせたくてわざと羊へんの字を使ったのか、それとも単なる勘違いかどうかは不明。
いずれにしても、去勢された雄羊の背骨肉を使っているのではなさそうです。
Posted by ayazi at 2010年07月04日 00:35
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。