桑[草冠に甚]児(sang1renr4)
【ところ:−/ねだん:−】
夕やけ小やけの 赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か
山の畑の 桑の実を 小篭に摘んだは まぼろしか
(童謡「赤とんぼ」 三木露風作詞、山田耕筰作曲)
「山の畑」ではないけれど、野生の桑の実を摘んできた。
場所は北京市内から八達嶺長城へと向かう途中にある昌平区。
野生の棗や野の花の生い茂る藪を分け入っての桑の実採りだ。
田舎育ちで学校帰りには木苺や蕨を摘んで道草したものだが、
どういうわけか桑の実を摘んだことはなかった。
桑の実摘みはこれが初めて。
「黒いのも甘いけど、一番甘いのは白いのよ」
前にサンザシの甘煮を作ってくれたDさんに教えてもらいながら、
野原をあちこち歩き回って桑の実摘み。
これが黒いの。
赤いのはまだ酸っぱくて食べられない。
真っ黒になったのが食べごろだ。
そして白いの。
熟すと少し紫がかってくる。
酸味が強かったり、
小ぶりだけどものすごく甘かったり、
味がぼけていてあまりフレッシュな感じがしなかったりと、
木によって味がかなり違うのが面白い。
摘んでは食べ、食べては摘み、
いつの間にか手は果汁ですっかり紫になってしまった。
自宅に戻って、改めて野の恵をいただいた。
完熟しているので、酸味はほどよく抜けている。
黒砂糖のような素朴な甘み。
そしてやっぱり白のほうが断然甘い。
果実酒にするといいと教わったけれど、
おすそ分けしたり、
自分でパクパク食べたりしているうちになくなってしまった。
久しぶりに野山を歩いて、
子供みたいにはしゃいだ野趣満点の桑の実摘み。
いやあ、楽しかった!
***
ところで、これ何の木か分かります?
正解は、クルミ。
この実を土の中に埋めておいて、
実の部分を腐らせてから種を取り出すと
見覚えのある殻つきクルミになるんだって。
恥ずかしながら、
クルミが木になっているところを見たのは初めて。
この年になっても初めての驚きがたくさんあるって、いいことだ!!
(無知を棚に上げての開き直り?)
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いやぁ〜、クルミのお姿
私も初めて見ました!
ayaziさんの記事で初めて知ったこと
いっぱいありますよ。
いつも、ありがとう!
もうひとつの四川駐京弁も
いつか連れてって下さ〜い!
クルミの生のお姿を拝したことがなかったのは私だけではなかったのですね。
ほっ。
もう一つの四川駐京弁、今度いらした時にぜひ!!