2010年05月14日

【海南食府】海南美食

海南島グルメ
海南美食(hai3nan2 mei3shi2)
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【ところ:安定門外・海南食府/ねだん:記事参照】

「テレビで見た海南省レストランに行きたい」
と言う友と一緒に、
安定門にある海南省駐京弁レストランへ行ってみた。

お店の名前は海南食府。

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店内は作り物の椰子の木や
アンリ・ルソーが想像で描いた熱帯の森みたいな壁画で飾られ、
無理して作りこんだあたりがかえって哀愁漂う
「作られた南国」的雰囲気いっぱい。
今はなき常磐ハワイアンセンターあたりを想像していただけると、
ドンピシャかと。
ハワイアンズではなく、常磐ハワイアンセンター。

さて、肝心の料理のほうは・・・?

干[火扁]東山羊(gan1bian1 dong1shan1yang2):78元
東山嶺山羊の土鍋炒め

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メニューの前のほうにあって
「これがシェフのオススメ!」度が高そうだったので頼んでみた。
あとで調べたら、東山羊は海南島の四大名物料理の一つ。
東山嶺というところに生息する黒毛の山羊で、
宋代からその名を知られ、献上品にもなっていたらしい。

いろいろと食べ方があるようだけど、
この日頼んだのは干[火扁] 東山羊。
うーむ、干[火扁](gan1bian1)っていったん素揚げしてから
炒めることだと思ってたんだけど、
この料理もその定義に当てはまるのか?

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山羊肉自体は臭みもなく食べやすいと言えば食べやすかったが、
やたらと味がついていては素材そのものの味が埋没してよく分からない。
これだけ味を濃くするってことは
やっぱりもとのお肉に臭みがあるのか、なんて勘ぐってしまう。

実は、後に内蒙古にお勤めのおおたまさんのご好意で
さばいたばかりの内蒙古アルバス産山羊の内臓と肉を食らう
という口福に恵まれたのだが、
この山羊がまた激烈にうまかった。
内臓はさばいてすぐ塩ゆでしただけのものを、
蒸してそのままいただいたが、嫌な臭みいっさいなし。
肉自体も塩こしょうだけでシンプルに焼いたものがしみじみ旨かった。
(この内蒙古山羊については後日アップ予定。しばし待たれよ)

香煎南海馬鮫魚(xiang1jian1 nan2hai3 ma3jiao1yu2):68元
サワラのソテー

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これは馬連道の福建料理レストランで以前食べて
あまりのおいしさに二人で一皿をぺろりと平らげたこの料理に酷似していたので
期待して頼んでみた。

が、結果は期待はずれ。
中途半端に西京漬けみたいな味がついていて
「鮮(xian1)=鮮度がありもともとの味が感じられておいしい」な感じが
なかったのだ。
海南で食べたらもっとおいしいのだろうか。

拍蒜炒水芹(pai1suan4 chao3 shui3qin2):38元
セリ風の野菜のニンニク炒め

P1210457.JPG

水芹(shui3qin2)というとセリだけど、
中国で水芹とか水芹菜と呼ばれる野菜は
日本のセリとはちょっと違っていて茎っぽい。
ただ、セリ特有の香味やエグミは感じられるので、
メニューに見つけると必ず食べる。
こちらにはセリが売っていないので、どうしても恋しくなってしまうのだ。

念のため店員さんにどんな味か聞いてみると、
「石油の匂いがします」
「ええっ!石油ッ!?じゃあ、やめよう!」
と眉根を寄せる友人に、店員さんがあわてて弁明。
「いえ、いやな匂いじゃないんです。すこおし、匂う程度です」
友人はなおも気の進まない様子だったけど、
私は食べる気満々だったので
「ま、味見してみようよ。珍しいし」
と余裕で制して注文。

これは当たり。
確かに、食べる瞬間にふっと重油香がすることはする。
でもそれが嫌な匂いとは思わないから不思議だ。
いいリースリングワインにも重油香があるけど、
ちょうどあんな感じ。

叩き割ったニンニクがたっぷり入ってはいるものの、
これも気になるほどではない。
水芹の香味とバランスが取れていて、とてもよかった。

椰肉炖鶏(ye1rou4 dun4 ji1):38元
椰子の果肉と鶏肉の煮込みスープ

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鶏肉を煮込んだスープは結構ポピュラーだけど、
椰子の果肉入りっていうのがいかにも海南っぽい。
南国情緒満点だ。

椰子自体は特においしいわけではないが、
レンゲを口に運んだ時にふっと椰子の香りが立つのが面白い。
ちなみに、甘くはない。

海南文昌鶏(Hai3nan2 wen2chang1ji1):88元(1/2羽)
海南文昌鶏のボイル・香味ダレ添え

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この文昌鶏も、海南名物の一つだそうだ。
つややかでむちっとはちきれそうなゆで鶏。
香味野菜とライム(レモン?)がたっぷりのタレをつけていただく。

ところで、海南と言えばやはりあのメニュー。
海南鶏飯(hai3nan2 ji1fan4)!
海南チキンライスを食べたかったのだが、
なんとこのお店、海南鶏飯がメニューにないんである。

で、自作した。

鶏のゆで汁に生姜をきかせて炊いたご飯を頼んで、

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(ちなみに一碗5元)

海南文昌鶏をのっければ・・・

ドーン!

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海南鶏飯丼の出来上がり!

結局これが一番おいしかったりして。


▼お店情報
海南食府(Hai3nan2 shi2fu3)
東城区安定門外大街188号海南大厦1楼
010-6426-9558、6655-8555
P1210456.JPG P1210455.JPG
(左:海南大廈/右:海南食府)
<アクセス>
地下鉄2号線「安定門」駅下車。
安定門外大街を北上し、地壇公園入口を過ぎてすぐ右手。
安定門外大街の東側にありあす。

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posted by ayazi at 00:00| Comment(0) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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