2010年05月13日

【龍順園麻辣香鍋】麻辣香鍋

激辛大鍋炒め
麻辣香鍋(ma2la4xiang1guo1)
P1210444.JPG
【ところ:亜運村・龍順園麻辣香鍋/ねだん:記事参照】

麻辣香鍋は、肉や野菜など好みの具を特製の激辛ダレで炒め、
巨大なステンレス鍋に入れて出される料理。
炒めると言っても、
油をたっぷり使ってジャジャーッと炒めるのではなく、
さっと炒めて蒸し焼きにしてあるような感じがする。
作り方を実際に見たわけではないので想像ですが。

巨大鍋には焦げ付き跡がついていないので、
おそらくはこの鍋で炒めるのではなくて
厨房で炒めた後で移しかえるのだろう。
だから厳密に言うと炒め物なのだろうが、
どでかい鍋にどっかーんと出てくるので
なんとなく鍋料理のようなイメージがある。
ということで、
このブログのカテゴリーも強引に「火鍋(鍋料理)」に!

帰国が近づいた北京在住者で、
「最後にどうしても食べたい料理」として挙げる人多し。
[シ刷]羊肉や重慶(四川)火鍋は
日本でもぼちぼち食べられるところが出来ているらしいけど、
麻辣香鍋のお店はまだないようだ。

この日は8人(9人だったかな?)で麻辣香鍋を囲んだ。
鍋をつつくにはいい人数だ。
(鍋じゃないけど)

P1210445.JPG
(スプライト缶と比べると大きさが分かるでしょうか)

鍋底(guo1di3)は18元。
鍋底は普通鍋のベースの出汁のことだけど、
麻辣香鍋の場合は炒めダレのこと。
このお店のものは十七種類のスパイスを使った特製ダレで、
味が多層的で深みがあるのが売り。
他の麻辣香鍋店より汁っぽいのも特徴だ。

汁っぽいのがいいか、
カラリと炒めあがったものがいいかは、
好みの問題。
ちなみに私はどっちも好き。

麻辣香鍋の具は大きく分けて「葷(hun1)」と「素(su4)」。
「葷(hun1)」はお肉もので、
「素(su4)」は野菜や豆製品といった精進もの。

この日頼んだ具は、恒例の麻辣香鍋時計でご紹介。

P1210448.JPG

(上から時計周りに)
海帯(hai3dai4)=コンブ:12元
蓮藕(lian2ou3)=レンコン:12元
腐竹(fu3zhu2)=中国湯葉(棒状):12元
金銭肚(jin1qian2du3)=ハチノス:15元
香菜(xiang1cai4)=香菜:10元
寛粉(kuan1fen3)=幅広春雨:10元
黄喉(huang2hou2)=ノドモト(牛の気管):18元
地耳(di4er3)=キクラゲ(木耳よりぶりぶりした天然っぽいの):12元
鶏翅中(ji1chi4zhong1)=手羽中:23元
鴨腸(ya1chang2)=アヒルの腸:14元
土豆(tu3dou4)=ジャガイモ:10元
白菜(bai2cai4):6元
青笋(qing1sun3)=ウオスン(セルタス、ケルン):13元

P1210449.JPG

(左から)
五花肉(wu3hua1rou4)=豚バラ肉:20元
金針磨ijin1zhen1gu1)=エノキ:15元
西蘭花(xi1lan2hua1)=ブロッコリー:14元
干豆皮(gan1dou4pi2)=中国湯葉(シート状):14元

あれ?
西芹(xi1qin2)=セロリ:11元を撮るのを忘れた?
何しろこれだけの具沢山だ。
発掘するのも一苦労なのね。

そして、この日はなぜかなかったけど
紅薯(hong2shu3)=サツマイモ:13元もオススメ!

こればかり食べているとヒーヒー祭りで大変なことになってしまうので、
やさしい味のオアシス的前菜もいくつか。

山[木査]蓮藕(shan1zha1 lian2ou3):12元
レンコンのサンザシペーストサンド(桂花風味)

P1210442.JPG
(前菜はすべて1/2人前。
 大勢で行くと何も言わなくても1/2人前ずつ分けて2皿出してくれる)

ほんのりキンモクセイの香りのする甘い前菜。
これが予想以上に好評。
結局お代わりした。

拍黄瓜(pai1 huang2gua1):6元
叩きキュウリの和えもの

P1210443.JPG

ド定番。

糖醋心里美(tang2cu4 xin1li3mei3):6元
紅芯大根の細切りの甘酢和え

P1210441.JPG

心里美(xin1li3mei3)は、皮が緑で中身が赤紫の紅芯大根のこと。
芯里美(xin1li3mei3)とかけた名前だ。
心里美は「心の中が美しい」で、
芯里美は「芯(の中)が美しい」。

こういう甘い前菜って、
最初の頃は「甘いおかずなんて!」と拒絶反応を起こすけど、
次第に「悪くないかも」に変わっていき、
そしていつの間にか好物になっているから不思議。

苤藍絲(pie3lan2si1):6元
コールラビ(球茎甘藍)の細切りの和えもの

P1210440.JPG

これは私の大好物。
苤藍(pie3lan2)は、キャベツの茎のところとカブの間みたいな味の野菜。
球形に肥大化した茎のところを食べる。
少量のサラダ油とお塩くらいの味付けで
別段変わったところはないのだけれど、
シャキシャキと軽快な歯ざわりと
無個性と言ってもいいくらいのあっさり味が箸休めにぴったり。
カブや大根を連想させる味が、
日本人にはどことなく懐かしいというのもお気に入りの理由だ。

さて、女性ばかり8〜9人で囲んだ山盛り麻辣香鍋。

格闘。
P1210450.JPG

奮闘。
P1210451.JPG

がんばったけど、ここまででギブアップ。

ついつい頼みすぎちゃうんだよな。
(残りはお持ち帰りしました!)


▼お店情報
龍順園麻辣香鍋・亜運村分店
(long2shun4yuan2 ma2la4 xiang1guo1・ya4yun2cun1fen1dian4)
亜運村安慧里東側
010-6481-0510
<アクセス>
地下鉄5号線の「恵新西街北口」駅で下車し、
北四環路を渡って北上していくと、最初の交差点(五さ路)にあります。
他にも支店多数。


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posted by ayazi at 00:00| Comment(9) | 火鍋(鍋料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ayaziさま
はじめまして。
自分は'07まで北京に住んでいた日本人です。約7年半、中国に住んで「中国には日本人の口にも合うようにアレンジされていない料理や食べ物で美味しいものがたくさんあるのだ」と知りました。

ただ、自分も1999年に中国に住み始めるまで知らなかったくせに、「どうして誰も『本当の中国の料理』を紹介しないのか?」と疑問に思うようにもなりました。
ことあるごとに自分は、人の迷惑かえりみず、周囲の人には「日本人の知っている中華料理と『中国の料理』とは違うんだ」と言い続けてきました。

ですから、ayaziさまのブログを発見して、心から嬉しく思いました。

陶器の器に入ったヨーグルト、新疆菜の伊斯蘭飯庄、それに万里の長城に行く道の途中にある虹鱒の炭火焼のお店などなど自分が大好きだった食べ物やお店をブログの記事に載せてくださっているので、思わずブログ全部を読破しようとしてしまいました。


ところで、「楼尚(Upper Room)」という広東デザートを出す店をご存知でしょうか?自分の知る限りで、北京でたった一軒、美味しい生姜牛乳プリンが食べられる店でした。

この店は今もあるのでしょうか?
インターネットで調べても、語学力不足のせいか、今日現在営業しているのかを知ることはできませんでした。

初めてのコメントなのに図々しく質問してしまって、ごめんなさい。


Posted by Mikhaela at 2010年05月13日 06:37
ayaziさま
はじめまして
中国大好きなVIOLAと申します。

ブログ「北京。おいしい生活。」から楽しく拝見させていただいております。

北京には3回程しか行ってませんが、西紅柿炒鶏蛋とか木須肉蓋飯とかどこで食べても美味しかった〜^^
日本でayaziさんのブログを見る度に北京が恋しくなります。

毎回一緒に行く相方が羊がダメなので、


Posted by VIOLA at 2010年05月13日 15:04
ごめんなさい〜途中でupされちゃいました。
相方が羊嫌いの為、羊しゃぶしゃぶが未だ食べられずにおります。

もし北京に行くことがありましたら、羊会ご一緒させて頂けますか?

これからもブログ楽しみにしております。

〜VIOLA〜
Posted by VIOLA at 2010年05月13日 15:09
>Mikhaelaさんへ

はじめまして!
コメントをありがとうございます。

>「中国には日本人の口にも合うようにアレンジされていない料理や食べ物で美味しいものがたくさんあるのだ」

おっしゃる通りです。
日本の中華もそれはそれでおいしいですが、それを中華料理だと思われてしまうのは残念ですね。
と言うより、こんなにおいしいものがあるのに、「日本の中華」の枠組みにとらわれている日本人はおいしいものを知って楽しむ機会を無駄にしているように思います。

「楼尚(Upper Room)」というお店、私は知りませんでした。
おいしい生姜牛乳プリンがあるとのこと。
私も好物なので、そのうち機会があったら行ってまだやっているかどうか確かめてみます。

Posted by ayazi at 2010年05月15日 22:21
>VIOLAさんへ

ご愛読ありがとうございます!

北京の食を気に入っていらっしゃるとのこと、私自身のことのようにうれしいです!
何気ないシンプルなものがとてもおいしいですよね。
私も西紅柿炒鶏蛋や木須肉が大好きです。

ご一緒される方が羊肉が苦手とのことですが、どうにかごまかして(?)一度食べてみることをオススメします。
北京で食べられている羊肉、特に内蒙古産とか寧夏産などの羊肉はいやな臭みがなくておいしいですよ。

私も一緒に、と言いたいところなのですが、面識のない方とお会いするのは遠慮させていただいています。
本当にごめんなさい!
ご縁がありましたら、ということでご理解いただけると幸いです。

Posted by ayazi at 2010年05月15日 22:34
ayaziさま
ご多忙のところ、お返事ありがとうございます。


「こんなにおいしいものがあるのに『日本の中華』の枠組みにとらわれている日本人はおいしいものを知って楽しむ機会を無駄にしている」
本当に本当にayaziさまのおっしゃるとおりです!!

実際、池袋の食堂やさいたま市にある新疆菜食堂で、中国に行ったことがない日本人に、自分が中国で食べてきたような料理を食べさせると、みんな「油っこいのかと思っていたら全然違うね」「目からウロコとはこのこと。美味しいね」って言います。

「本物の中国の料理」「普通の中国の料理」をブログやご著書で発信しつづけてらっしゃるayaziさまを心からご尊敬申しあげています。

生意気の謗りを承知で申しあげるなら、ayaziさまが今やってらっしゃることは、自分にもっと体力、気力、語学力と知識があったならが自分がやりたかったことなんです。



楼尚(Upper Room)は、インターネットでも場所がわかりにくいと何人かの人が書いています。グ●グ●の地図で楼尚の住所「朝陽区光華里甲6号」を調べると、楼尚の場所ではないところを示します。
漢威大厦のほぼ南向かいにある細い道(光華西里)を南に少し歩くと右に建国門外派出所に向かう細い細い路地がありますので派出所方向(右)に曲がり、直進すると楼尚が見えてきます。

自分の知っている3年前までは平日の午後2時から5時までデザート(ツバメの巣のデザートのぞく)とソフトドリンクが39RMBで食べ飲み放題でした。
たしか日曜が休業日です。
毎日牧場から届く新鮮な牛乳で生姜牛乳プリンやマンゴプリンや双皮naiを作っているのだと聞いています。

(このようなことを書いていたら、生姜牛乳プリンが食べたくなってきました。明日作ろうっと!)
Posted by Mikahela at 2010年05月16日 03:52
>Mikahelaさんへ

私も、こちらで普段食べているものって、日本人が思うほど油っぽくはないと思います。
まあ確かに比べれば油の量は多いですが・・・
そのかわり、摂取できる野菜の量は中華料理のほうが断然多い!

・・・というようなことも含めて、このブログを通して発信していければなあと思っております。
コメント、とても励みになっています。
ありがとうございます。

楼尚情報、感謝です。

>毎日牧場から届く新鮮な牛乳で生姜牛乳プリンやマンゴプリンや双皮nai

北京でこんなお店があるのですね。
まだ営業していることを祈ります!
Posted by ayazi at 2010年05月18日 18:14
ayaziさま

お返事ありがとうございます。

>本当にごめんなさい!

いえいえ、とんでもありません。
これからもブログ楽しみにしています^^

今日は相方が留守なので、一人羊しゃぶしゃぶを目論んでおります、ムフフ。
あと拌土豆絲も作っちゃおうかな。

日本はそろそろ入梅です。
北京もそろそろ蒸し暑くなってくるのでしょうか。
たくさん食べて頑張ってくださいね〜

VIOLA
Posted by at 2010年05月20日 15:53
>VIOLAさんへ

ご理解いただき、ありがとうございます。
すみません。。。

一人羊しゃぶしゃぶ、なかなかチャレンジャーですね!
拌土豆絲とのコンビ、かなり北京ローカルっぽいですね。

北京はここ数日真夏のような暑さです。
今年の春は本当に短い春でした・・・

Posted by ayazi at 2010年05月21日 17:16
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