涼麺(liang2mian4)
【ところ:車公庄・峨嵋酒家/ねだん:8元】
峨嵋酒家の名物といえば宮保鶏丁だが、
この涼麺もまた有名。
ほかのお店だと夏場しか出していないところも多いのだが、
ここはさすが名物だけあって寒い季節でも食べることができた。
麺の上にキュウリの千切り。
そして漬け物をあしらったゴマ風味のタレがかかっている。
ラー油の辛味が、ゴマダレの味をピシッとひきしめる。
夏場によく食べられる涼麺には
仕上げに砂糖が振りかけられていることが多いが、
これは砂糖抜きだった。
甘い味付けがあまり好きではない私は大歓迎。
こちらにはタレと混ぜて食べるタイプの麺が多いが、
このタイプの麺は概してぱさついているというか
もそもそしていて、
日本人が麺に求める咽喉越しのよさやコシの強さとは無縁だ。
でもそのもそっとしてもぐもぐ噛まないといけない食感が
私はそれほど嫌いではない。
日本人がおいしい麺に求める要素と
中国人がおいしい麺に求める要素は違うのだと思う。
日本人はえてして
中国の麺を「ゆですぎてコシがない」と切り捨ててしまいがち。
確かにそうなのだが、
日本人の尺度だけで中国の麺を評価するのもちと違うかな・・・
とも思う。
もちろん、「おいしい麺」の定義は文化や食習慣を背景にしていて、
なかなかに奥深い問題だと思う。
中国にいるのだから日本の麺を比較材料にするのはやめろ!
なんていう強引なことを言うつもりはない。
私だって、麺はやっぱり、つるつるのシコシコがいいと思う。
ただ、自分の基準と違うものを食べた時に、
「これもアリなのかも」
と思う心の幅を忘れないようにしたいと思うだけだ。
つるつるっと吸い込んで
咽喉越しさわやかに食べる日本の麺とは切り離して
もそもそしててもぐもぐ噛んで食べるこちらの麺はまた別物だと考えれば、
これはこれで悪くない。
などと思うのは、
やっぱり私が中国に染まってしまったからだろうか。
▼過去の「峨嵋酒家」関連記事
・【峨嵋酒家】精品宮保鶏丁
・【峨嵋酒家】芝麻糖餅
・【峨嵋酒家】宮保鶏丁
▼お店情報
峨嵋酒家
西城区北礼士路58号
010-8837-4437
<アクセス>
地下鉄2号線「車公庄」駅から西へ向かい、
道の左(東)側にあります。
*アクセスの説明が間違っていました。訂正してお詫びいたします。
(2010/7/21訂正)
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私は以前、主人(中国人です)が作ってくれた冷麺(日本のパックで売られているもの)を食べて「茹ですぎの麺」にやられましたが、ayaziさんの「心の幅」の言葉を見て少し反省しました。
本当においしそうな涼麺ですね。。。
コメントありがとうございます。
いえいえ、「茹ですぎの麺」は私も好きではないのです。
ただ、日本と同じものをいたずらに求めるのは違うかな、と思うだけでして。
この涼麺はもそもそ麺にしてはなかなかおいしいですよ!