2014年10月15日

【平娃三宝】羊肉串

シシカバブ
羊肉串(yang2rou4chuan4)
P1120208.JPG
【ところ:白家荘/ねだん:記事参照】

麺が名物料理の平娃三宝だが、
ここに来るお客さんが必ず頼むもう一つの名物がある。

羊肉串だ。

もう一つの名物なんて書いたけど、
かく言う私もお目当ては麺じゃなくて実はこっち。
日本への帰国を前にした友人が
「やっぱり羊が食べたい!」
とのことだったので、
送別食事会の場所としてここを選んだのだった。

店の中には
こんな風に羊肉だのなんだのを刺した串がうずたかく積まれている。

P1120201.JPG

P1120202.JPG

P1120199.JPG

右のスタンドにぶら下がっている肉は
烤羊蠍子(kao3yang2xie1zi)。
羊蠍子は羊の背骨のところで、
蠍の形に似ているのでこの名がある。
鍋で食べるのが定番なのだが、
ここ2年ほどかな?
煮込んだのをさらに焼いた烤羊蠍子が人気だ。

羊のほかに鶏手羽なんかもあるのだが、
この日は羊オンリーで。

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小肉串(xiao4rou4chuan4):8元
羊肉シシカバブ(小)


内蒙古羔羊肉串(nei4meng2gu3 gao1yang2rou4chuan4):12元
内蒙古産子羊肉のシシカバブ


これで三人分。
1人一本ずつ。
金串のほうが小肉串だったかな?
羔羊のほうが確かにやわらかかったかも。

先に焼きあがったこの二種類を食べる間もなく、
ここにさらに串が上乗せされて……

P1120208.JPG

烤羊排(kao3 yang2pai2):16元
羊スペアリブ


羊腰(yang1yao1):30元
羊の腎臓


こうしてみると結構なお値段だな……
どれもいける。
一番人気はスペアリブだった。
やわらか〜い!

唐辛子やクミンシードはやや控えめで
食べやすい味。
辛いものやスパイスが苦手な人でも楽しめそうだ。

前菜も豊富に揃っている。
これはお店に入ってすぐのところにある前菜コーナーで注文して
自分でテーブルまで運ぶスタイル。

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醤牛腩(jiang4niu2nan2):25元
牛肉のタレ煮込み(冷製)

P1120195.JPG

果仁絲瓜尖(guo3ren2 si1gua1jian1):15元
ナッツとヘチマの穂先の和えもの

P1120197.JPG

ピーナッツやカシューナッツはよくあるけど、
アーモンドを和えものに使ってるのは珍しい。

ところでこのお店、
北京発祥のようなのだが青島にも進出していて、
そのためなのか青島の海鮮を使った料理が結構豊富にある。

P1120198.JPG

P1120200.JPG

中国人のお客さんには
ホタテと春雨のニンニク風味蒸しが人気だったけど、
私たちはこれを試してみた。

鳥貝(niao3bei4):40元
石垣貝(エゾイシカゲガイ)の炒めもの

P1120206.JPG

トリガイの中国語は(日本)鳥尾蛤?

唐辛子をきかせて海鮮を炒めた料理って、
日本にいると食べないよなあ。
貝類の唐辛子炒め、いけます。

青島に支店があるからか、
無濾過の青島ビールが置いてあった。

青島原漿(qing1dao3 yuan2jiang1):35元
青島ビール(無濾過)

P1120204.JPG

それとこんなのも。

大罐全麦啤(da4guan4 quan2mai4pi2):38元
ヴァイツェン

P1120209.JPG

ヴァイツェンがおススメです。

***

深夜も営業する串と麺の店なんていうとカオス的イメージがあるけど、
店内もまずまずきれい。

P1120194.JPG

今度は深夜に行って
このお店の真の姿を見てみようかな。


▼これまでの「平娃三宝」関連記事
【平娃三宝】招牌削麺


◆お店情報
平娃三宝
朝陽区中紡街向軍荘路甲10号
010-6503-1831
P1120193.JPG
<アクセス>
東三環から白家荘路を西方向に入り、150メートルほど行ったところ、
道の北側です。
地下鉄なら6号線、10号線「呼家楼」駅、または10号線「団結湖」から
アクセスできます。



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2014年10月13日

【平娃三宝】招牌削麺

名物・刀削麺
招牌削麺(zhao1pai2 xiao1mian4)
P1120210.JPG
【ところ:白家荘/ねだん:16元(小)】

白家荘にある
夜中になればなるほど混む西北料理の店、平娃三宝。

P1120193.JPG

食事に行く店というよりも
夜宵(ye4xiao1)=夜食を食べる店というイメージが強くて、
だからかなかなか足が向かなかった。

麺がおいしいと聞いていたのだが、
いろいろあって注文に困った。
で、店員さんに
「どれが一番人気ですか?」
と聞いてみてこれと言われたものを頼む。

それがこの招牌削麺。
招牌(zhao1pai2)=看板、つまり名物料理ということなので、
メニュー名を見れば分かるんだけどね……

黒いスープを一目見て、
「わ!こりゃ味濃そう!」
と若干引いたものの、
口にしてみるとそれほどしょっぱくはない。
八角の風味がするので
苦手な人もいるかもしれないが、
いやこれ、悪くない。

しっかり煮込まれた牛肉も味がしみしみでよかった。
これでもか!と投入された香菜が
醤油味一辺倒になりがちなところに
爽やかな香味を添えている。

麺は、
「これって刀削?」
と思うような刀削麺らしくない細長い形状なのだが、
片側がびろびろんとしているので
一応刀で削ってる……のかな?
それなりにコシもあって、
そこそこいける。

すごくおいしいのでまたすぐリピートしたい!
とは正直思わないけれど、
夜中まで飲んで最後にちょっと麺ものでシメたい
なんていう気分になったら確かにいいかも。


◆お店情報
平娃三宝
朝陽区中紡街向軍荘路甲10号
010-6503-1831
P1120193.JPG
<アクセス>
東三環から白家荘路を西方向に入り、150メートルほど行ったところ、
道の北側です。
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