素炒餅(su4chao3bing3)
【ところ:東直門/ねだん:12元】
ある日、お酒の席で炒餅の話になって、
そうしたら翌日どうにもこうにもたまらなくなってしまった。
最近はメニューにないお店も多いので、
ネット検索して確実に炒餅を置いてあることが判明した宝和居へ。
肉入りとか卵入りもあったけど、
私のお気に入りは野菜(多くの場合キャベツ)だけの素炒餅だ。
炒餅は、細長く切った烙餅を炒めた料理。
烙餅というのは、こねた小麦粉を丸く伸ばして
油を塗ったプレートで焼いたもの。
ちょっとしっとりしたフラワー・トルティーヤみたいな感じかな?
やわらかくてどっしりしたナン?
北方中国でよく食べられている主食で、
もちろん北京っ子も大好きだ。
前述した通り、
宝和居はおいしいと評判だったから行ったわけではなく、
「とにかく確実に炒餅が食べられるところ」
という基準で選んだお店だったのだが、
炒餅は結構いけた。
私はあまり調味料を入れないパサパサした感じが好きなのだが、
これは若干汁気が多すぎてベチャッとしている。
でもニンニクと醤油がメインのシンプルな味付けで、
まずまずだった。
炒餅腹を満足させるには十分!
はー、落ち着いた。
炒餅のほかにはセロリと乾燥湯葉の和えものしか頼んでいないので、
宝和居のこの二品以外の料理がどうかは定かではない。
西芹腐竹(xi1qin2 fu3zhu2):?元
セロリと乾燥湯葉の和えもの
まあでも、また「炒餅熱」に浮かされたら行ってもいいかも。
それにしても、
私が北京に来た頃は素炒餅って4元くらいだった?
そこまで安くはなくても、
ついこの間までは7元とか8元のイメージだったのに、
今や12元もするんだなあ。
◆お店情報
宝和居
東直門内大街10号楼-14
010-8407-1847
<アクセス>
地下鉄2号線「東直門」駅D出口から東直門内大街を西へ。
最初の信号を越えてすぐのあたり、道の南側です。
*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。
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北京。おいしい生活。
*中国からは相変わらずアクセスできません……
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