麻辣涼麺(ma2 la4 liang2 mian4)
【ところ:新街口/ねだん:9元】
本日は夏至。
「冬至的餃子、夏至的麺」。
こちらでは暑気払いには麺ということになっている。
夏に食べる麺の一押しは、新川麺館の麻辣涼麺だ。
この店、本当に麻辣涼麺が飛ぶように売れる。
下の写真でメニュー下の棚にぎっしり詰まったお持ち帰り用の麻辣涼麺が
冗談じゃなくあっという間になくなってしまうのだ。
麻辣涼麺は、麺をゆでた後、風を当てて冷やし、
細切りのキュウリを乗せ、
芝麻醤をベースに酢、砂糖、山椒、カラシなどで味付けした
たれをかける。
そのままでもいいが、
好みでラー油やニンニクだれを少したらしてもいい。
そして、まずはよくかき混ぜる。
麺をすすると、芝麻醤のこくと風味だけでなく
甘酸っぱさが感じられてさっぱりした食べ口だ。
ピリリとした山椒とツンとくるカラシの刺激もきいている。
夏場には実においしく感じられる味付けだ。
店内には麺湯(mian4 tang1)も用意されている。
「原湯化原食(yuan2 tang1 hua4 yuan2 shi2)」。
消化を助けるためのゆで汁だ。
セルフサービス方式。
ごくごく飲めてうれしいサービスだ。
麺のお供はこれ。
甜辣黄瓜(tian2la4 huang2gua1):6元
キュウリのピリ辛甘酢漬け
結構甘いけど、辛味がきいていて意外と後を引いた。
キュウリがだぶるのが嫌なら、
甜辣白菜(tian2la4 bai2cai4):3元のほうをどうぞ。
醤牛肉(jiang4niu2rou)=煮込んだ牛肉のスライス(冷製)も
人気商品。
500gで78元と結構値段が張るが、
さっぱりしていて食べやすくおいしい。
「10元分ちょうだい」
なんていう買い方もできるのでお気軽にどうぞ。
ご飯時に行くとものすごい行列でびっくりするけれど、
お持ち帰りの人も多いので、
並んでみると意外とすぐに自分の番がやってくる。
席があるかどうかは運次第?
列の進み具合を気にしながら、
「麺は決まりとして、付け合せはキュウリか、白菜か。
せっかく来たから醤牛肉も少し買って帰ろかな」
などと考えている時間も楽しいものだ。
◆お店情報新川麺館(新街口店)
西城区新街口南大街14号
010-8328-0452
<アクセス>
地下鉄4号線「新街口」駅下車。
西直門内大街を東へ800mほど行き、
新街口南大街とのT字路を南へ曲がってすぐ、
道の東側にあります。
■ayaziのブログ■
北京。おいしい生活。
*中国からまたアクセスできなくなってしまいました!