2012年09月26日

【芭夯兔】芭夯兔腿

ウサギもも肉料理
芭夯兔腿(ba1hang1 tu4tui3)
P1050663.JPG
【ところ:和平里/ねだん:10元】

「おいしい兎鍋の店があるらしいので今度行きましょう!」
という友人が食事会を催してくれて、
やって来たのはこのお店。

P1050658.JPG

が、しかし、店名が読めない。

P1050659.JPG

「ba1ben4tu4?」
いや違うよな。
後から辞書で引いたら、「ba1hang1tu4」だった。

ちなみに当日店員さんに聞いてみた時の発音は、
「ba1うんたらtu4」(忘れた)。
「ふーん、辞書には載ってないけどそんな読み方するのかあ」
なんて思ってたけど、
四川方言だったのかもなあ。
 
そう、芭夯兔は四川省自貢に本店があるお店。
でも創業は広西チワン族自治区の北海なんだとか。

ネット情報によると、
芭夯兔の「芭」は
屈原の『楚辞.九歌.礼魂』の「成礼兮会鼓,伝芭兮代舞」から取ったもので、
古代に歌い踊る時に用いた「香神草」なんだとか。
(「香神草」は神に捧げる神聖な香草?薬効あらたかな香草ってことかな?)
チワン族には天然の香料を使った独特の「芭」風味の鍋料理が伝わっている。

「夯」は、「力を入れて肩に物を担ぎ上げる」ことで、
つまりは「全力を尽くす、全力で支持する、熱心に持ち上げる」、
これが転じて「今流行の、ホットな、超人気の」という意味になったのだそうだ。

てことはつまり、香草を使った大人気のウサギ鍋ってことか。

お店自体は四川にあるけど、
出してる料理はチワン族のお鍋。
なんか不思議。

そして北京店のウサギ鍋は自貢本店の味を引き継ぎつつ、
北京っ子の口に合うようにアレンジしているそうだ。

***

さて、そのメイン料理の鍋に行く前に、
まずはもう1つの名物料理にチャレンジ。

それが兔腿(tu4tui3)、つまりウサギのもも肉を煮込んだものだ。
五香(wu3xiang1)と麻辣(ma2la4)があるということなので、
せっかくだからと両方頼んだ。

五香兔腿(wu3xiang1 tu4tui3):10元
ウサギもも肉の五香風味煮

P1050663.JPG

ゴマたっぷり。

ウサギ肉って引き締まってるというか、ちょっと固いイメージがあったけど、
これはふっくら。
煮込んでるからかな。
筋張ってもいず、やわらかかった。
でも繊維が細かくて噛み応えはあり、肉自体の滋味もある。

麻辣兔腿(ma2la4 tu4tui3):10元
ウサギもも肉のピリカラ煮

P1050664.JPG

麻辣もおいしいけど、
調味料が強すぎてウサギの味が前面に出てこないと感じた。
ウサギ肉自体のおいしさを楽しむには断然五香のほうがいい。

さて、ウサギといえばやはりこれも押さえたい。

▼これですこれ。
【双流老媽兎頭】老媽兎頭

そうです、頭。

五香兎頭(wu3xiang1 tu4tou2):5元
ウサギ頭の五香風味煮

P1050666.JPG

なにもこんなお花のようにラブリーに盛り付けてこなくても……
モノがグロイだけにかえって不気味さが増す気がする。

そして兎頭界のローラ発見。

P1050668.JPG

テヘペロ。
私には一生できんな。

テヘペロ兎頭をかじりつくくらいが関の山か。
さて、どっちのハードルのほうが高いだろう……

お味は双流老媽兎頭のものよりかなりマイルドでスープ煮といった風情。
こっちのほうがウサギ肉を味わって食べられると思う。

(肝心のお鍋については次回に続きます)


◆お店情報
芭夯兔(和平里店)
東城区和平里中街19号天元和平商業大廈東側1階テナント
010-8422-3682
P1050659.JPG
<アクセス>
地下鉄5号線「和平里北街」駅C口から出て、和平里西街を南へ。
最初の交差点を左(東)に曲がり、しばらく歩くと左手(北側)にあります。
セブンイレブンの隣です。
*地下鉄2号線、5号線の「雍和宮」駅から地壇公園沿いに和平里西街を北上し、
2つ目の交差点を右(東)に曲がっても行けます。


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2012年09月24日

【万事成雑糧石磨煎餅(新源里京客隆内)】五谷煎餅

穀類いろいろ中華風クレープ
五谷煎餅(wu3gu3 jian1bing3)
jianbing03.JPG
【ところ:新源里/ねだん:5元】

ちょっと煎餅ブーム。
煎餅エントリーが続きます。

▼煎餅エントリー
【阿香煎餅】煎餅

北京在住日本人の間でおいしいと噂の煎餅を食べに行ってみた。
場所は新源里にあるローカルスーパー「京客隆」のレジ前。

P1060085.JPG

「万事成 雑糧石磨煎餅」と書かれたプレートが掲げられている。
「万事成」が店名なんだろう、きっと。
「雑糧(za2laing2)」は雑穀、
「石磨(shi2mo2)」は石臼で挽くってことだから、
石臼で挽いた雑穀で作った煎餅ということだ。

通称は「五谷煎餅」。
「五谷(wu3gu3)」はつまり五穀豊穣の五穀。
米、麦、豆などいろいろな穀物を指すのだが、
どの五種類なのかは時代により場所により諸説あるそうだ。

この店で出しているのは、全部で五種類。
緑豆(lv4dou4)=緑豆
紫米(zi3mi3)=赤米(かな?)
蕎麦(qiao2mai4)=蕎麦
糯米(nuo4mi3)=もち米
と、確か緑豆と小麦粉のミックス

煎餅は普通に待っていても2〜3分くらいだし、
作る過程が面白くて見ていて飽きないので
待つのはそれほど苦にならない。

jianbing04.JPG
(肩車してもらって見物する子供も)

しかもここは2つの鉄板を使って時間差で焼くので、
かなり時間短縮。

jianbing01.JPG

器用だわあ。
手前の紫色のは紫米の煎餅。

あ、ちなみにお金は手前にあるタッパー容器に入れる。
おつりがある場合は奥から出してくれるのだが、
その場合は手を使わず、
専用のはさみでお金をつまむことになっているらしい。
手が汚れず衛生的、ってことだ。

さて、ここの煎餅はわりと水分の多い生地。
かなり粘り気が強くて水分が少ない阿香のと比べるとかなりゆるゆる。
でも阿香のがニュータイプで、
スタンダードな煎餅の生地はだいたいこのくらいのゆるさだ。

生地をのばす道具は竹トンボみたいなヘラ。
このトンボを生地をならしながらくるーっと回して、

P1060094.JPG

ほら、大きくなってきた。

jianbing02.JPG

そこに卵。

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少しほぐしてまたトンボをくるーっ。

P1060098.JPG

P1060099.JPG

卵がある程度固まったらひっくり返して黒ゴマを振る
(違ってました。
 正しくは「黒ゴマを振ってひっくり返す」でした!)
ここまで焼いたら調理台に移して、
葱や香菜などの薬味をのせる。

P1060100.JPG

そこへ薄脆をパリパリと軽くくだきながらのっけて、

P1060101.JPG

少し生地の端を折り返してタレを塗り塗り。

P1060103.JPG

ぱたぱたと折りたたんで出来上がり。

jianbing03.JPG

私が頼んだのは蕎麦。
軽い食感になるかと思ったのだけれど、
これがかなりどっしり重量級だった。

いや思ったよりかなりでかいし、
食べでがありそうだなあ。

さっそくがぶり。

んーー。
こりゃかなりしっとり。
もちもち感もあるな。
これは街角によくある小麦粉の煎餅よりかなりもっちりしている。

薄脆のパリパリとのコントラストがさらに強調されていて、
なるほどこれはいける。
黒ゴマの風味もいい。
タレもあまりくどくなくて、食べ飽きない。

「ほかのところの煎餅だと最後まで食べられないんだけど、
 ここのなら一気にいけるんですよ」
というコメントにも確かに頷ける。

ま、私はほかのところのも一気にいっちゃいますが。

正直、蕎麦粉の風味はあまり感じられなかったけど、
蕎麦粉のだと思って食べているだけでなんとなく自己満足?

緑豆のだと天津の煎餅みたいなのかな。
紫米のも紫できれいだし、おいしそうだったな。
もち米はもっとどっしり感があるんだろうか。

全種類制覇するまで通ってみるか。


◆お店情報
万事成雑糧石磨煎餅(新源里京客隆内)
朝陽区新源街
P1060085.JPG
<アクセス>
燕莎橋から昆侖飯店と金茂の間の道を西方向へ。
最初の交差点(京城大廈のある十字路)を右に曲がると正面に見えます。
煎餅屋さんは京客隆を入ったところ、レジ前にあります。


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2012年09月21日

【阿香煎餅】煎餅

パリパリ揚げパン入り中華風クレープ
煎餅(jian1bing3)
P1060082.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:4元】

北京が物々しい雰囲気に包まれた(と日本で盛んに報道されていた)先週末のこと。
その一番物々しいエリアにある住宅街の煎餅屋さんで、
煎餅を買って食べた。

朝ごはん屋台では近所の人たちがちょっと遅めの朝ごはん中。
果物屋さんの前では中国将棋のおじちゃんたちがたむろしていて、
青空ジムではお年寄りが朝のトレーニングとおしゃべり。
煎餅屋さんの前でもおばちゃんがお店の人とのんびり雑談中だった。

物々しいエリアからはホントに目と鼻の先なんだけど、
こんなふうに一歩路地の中に入ると普通の日常がごく普通にあった。
なのだけれど、まあそれは報道されない。

さて、煎餅というのは米菓ではなくて、
小麦粉などを水で溶いた生地をクレープ状に焼き、
揚げパンを包み込んだスナック。
おおざっぱなイメージでは、中華風クレープかな。

行ったお店は阿香煎餅という。

P1060186.JPG

ともこさんが以前記事にしていらして、
「そうそう!ココ、パリパリでおいしいのよね〜!」
と思っていたのだが、
今回改めて記事を読み返してみたら……

▼ともこさんの記事はこちら。
新食感煎餅“阿香煎餅”@北京・棗営南里

あれ?
棗営南里って書いてある??

私が思っていた店は棗営里にある。
でも確か同じ「阿香煎餅」って名前だったはず。
両方の店は徒歩で3分程度の距離。
こんな近くだけど、支店展開してる???

ともこさんの記事を読む限り、
北里の阿香煎餅は作り方も食感も南里の店とほぼ同じと思われる。

後日お店の人に聞いてみたところ、
南里のお店は親戚がやっているのだとか。
「あっちもパリパリで似てますよね」
と言ったら、
「同じ人から習ったからね!」
とのこと。
なるほど。

「阿香」っていうのはその師匠の名前かな?
「それも聞いとけよ!」という話ですね……
(2012/9/24付記)


生地はちょっとやわらかめのパテ(目地とか塗る白いやつ)くらいの固さ。
小麦粉以外に何が入っているか聞いてみたけど、
なんとなくはぐらかされてしまって教えてもらえなかった。
この粘りは何由来なんだろう。

普通の煎餅は竹とんぼみたいな道具で生地を広げるけど、
ここのはくし型のヘラでささっと伸ばす。
粘り気があるからこんなふうにできるんだろうな。

ここに卵。
同じくヘラで伸ばして、
あ、ここで薬味なんだ……
普通はひっくり返してからだけどなあ。

P1060078.JPG

んでもってひっくり返して、と思いきや……

P1060079.JPG

あ、そのまま折り返したゾ!?

P1060080.JPG

そこにタレと薄脆(bao2cui4)=薄くてパリパリの揚げパン。

P1060081.JPG

すばやく折りたたみ、ヘラで半分に切って出来上がり。

P1060082.JPG

卵を割り伸ばした後ひっくり返さないから、外側は粉生地だけ。
普通の煎餅はもっちりしっとりして、どっしり感があるけど、
これはすごく軽そうだ。
でもってしっかりしている。

ビニール袋に入れてもぼてっとした感じがないよね。

P1060083.JPG

ぶらぶらとぶら下げてしばらく歩いて、
やっぱり我慢できずに途中で立ち食いしてしまった。

おおー、このサクサク感が従来の煎餅にはないんだよなあ。
揚げパンはパリッパリ。
香菜の香りもご馳走だ。
生地と揚げパンにからむ甘辛いタレもまたうまい。

サクサク軽い食感でペロリと平らげられる。
ご馳走様。


◆お店情報
阿香煎餅
朝陽区棗営北里小区内
P1060186.JPG
<アクセス>
農展館北路沿いにある華康賓館と百粥郷というお粥屋さんの間にある路地を入り、
団地の門を入ったらすぐ右へ。
小学校の外壁沿いに進むと左手にあります。

*これだとちょっと分かりにくいかな?
セブンイレブンと中国農業銀行の間の路地を入って、
最初にぶつかる道を右へ行ってもたどり着けると思います。


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2012年09月20日

【ayazi的家】没有核桃夹子,核桃怎么打开?

クルミ割りがなかったらどうやってクルミを割る?
没有核桃夹子,核桃怎么打开?(mei2 you3 he2tao jia1zi,he2tao zen2me da3kai1?)
【ところ:−/ねだん:−】

先日友人からもらった採れたてのクルミ
湿り気があってやわらかいうちは手でもなんとか割れたけど、
乾いてしまったらさすがにもう無理。

わざわざクルミ割りを買うのもなんだし、
トンカチでガンガンやったら下の人に迷惑だしなあ……

と思っていたら、
友人が取っておきの技を教えてくれた。

道具は何も必要なし。
ドアさえあればOK!

P1060110.JPG

こうしてドアの蝶番のところにクルミをあてて、
ドアを少ーしだけ閉める。

P1060112.JPG

するとね、あーら簡単!
クルミの殻にヒビが!

これまでに聞いた中で一番簡単なクルミ割りの方法だ!

感動していたのだけれど、
これ、こっちでは割とポピュラーな方法のようで、
「ウチでも前からやってるよ!」
「昨日まさにこの方法で割った」
という証言多数。

私が知らなかっただけだったのね。

それに、ホントに軽く閉めるだけでドアは傷つかないと思ってたけど、
「ドアに傷ついちゃった」
という人もいて、
ずっと採用できる方法ということではないみたい。

やっぱりクルミ割り買うか……


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2012年09月14日

【ayazi的家】核桃

クルミ
核桃(he2tao)
P1060068.JPG
【ところ:−/ねだん:−】
(フルーツ?広義ではそう?)

宅配便が届いた。
開けてみると、中にはクルミが入っていた。

「庭のクルミが実をつけたので送るよ」

ああ、そうだ。
つい先日会った友人がこう言ってたっけ。

この季節、街角のリヤカー物売りはクルミを売る。
果肉のついたクルミの実はオリーブ色がかった緑色をしていて、
クルミはゴルフボールより少し大きくて
テニスボールよりは少し小さい。
そのままだと、
これがクルミだということに気づかない人もいるかもしれない。

リヤカー物売りでは、
この果肉を外して種の状態にして売ってくれる。
これでようやくおなじみのクルミの状態になる。

宅配便で届いたクルミは
果肉から外してすぐに送ってくれたようで、
固い殻もまだ水分を含んで少ししっとりしている。
クルミ割りを使わなくても手でなんとか割ることができた。

P1060065.JPG

核桃仁(he2taoren2)=殻の中のサネの部分もしっとりやわらか。
秋の夜長を先取りして、
時間と手間をかけて薄皮を剥いてみた。

つるりとした乳白色のクルミのサネはやわらかく、
食べてみるとミルクのような甘みとこくがある。

冷凍していた苜蓿草と、冷蔵庫に転がっていた瓶詰めナメタケとで
簡単に和えてみた。

P1060071.JPG
(単独で写真撮るの忘れたので弁当写真で。
 朝慌しい中作るので盛り付けが雑でお恥ずかしい……)

苜蓿草の青臭さとクルミのミルキーなこくを
ナメタケがいい具合につないでくれて、意外といけた。

剥きたて、割りたてのやわらかくてミルキーなクルミ。
しみじみおいしい。
こんなにおいしいのに今までなんで食べようと思わなかったんだろう。

今の季節限定。
街角で見かけたらぜひ買ってみてくださいね!


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2012年09月11日

【AL Safir 阿拉伯餐廳】阿拉伯菜

アラブ料理
阿拉伯菜(A1la1bo2cai4)
P1050622.JPGP1050623.JPG
P1050626.JPGP1050629.JPG
【ところ:三元橋/ねだん:忘れた……高くなかったです】

友人に誘われて、
三元橋遠洋新幹線にあるアラブ料理のお店に行ってきた。

P1050616.JPG

ここ、屋台村ストリートになってまして、
お店の前のテラス席(というとかっこいいけどただの道端席)に座ると
どこのお店からも注文できるという仕組み。

P1050618.JPG

なんていうんでしょ、
野外フードコートというかなんというか。

この通り、お店のラインナップが面白い。
アラブ料理の(タバコ屋をはさんで)隣はイスラム系料理を出すお店で、
そこに麻辣香鍋や普通の中華料理店が並ぶかと思えば、
ひょっこりタコスの店やアメリカ風バーガーのお店もあったりして、
なんとも無国籍。
タコス屋さんもバーガー屋さんもいつも大混雑とか。

お目当てのお店はAL Safir。
テーブルが4つくらいしかない小さなお店。
ご主人はパレスチナ人で、
どっかのアラブ系の国の大使館によくケータリングしてるというから、
きっと本場の味なのだろう。

アラブ料理のイメージはあまりないが、
なんとなくこれが定番?と思うものを頼む。

フムス:ヒヨコマメのペースト
hummus

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ホモスだのフンムスだのいろいろ呼び方(読み方)はあるみたい。

ムタバル(ナスのゴマのペースト)とホブス(アラブの薄焼きパン)
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こっちがムタバルで
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こっちがホブス。
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肉入りパン
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推薦メニューということで頼んだけどメニュー名忘れた。
パンはかなり固い生地。
新疆料理ですっかりパン生地でくるんだ烤包子っていうのがあるけど、
あれのオープン版。

ファットゥーシュ(揚げたホブス入りのサラダ)
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ホブス、揚げるとパリパリ。
しっかりした揚げワンタンみたいな感じ。

ケバブ盛り合わせ
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想像するよりスパイスがきいてなくて拍子抜けするくらい穏やかな味。
だからビールとの相性はあまりよくないかも。

ファラフェル(ヒヨコマメのコロッケ)
falafel

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素材が何か分からない状態で食べた印象は、
ゴリゴリしたおからコロッケ。
いや、遠くない、遠くない。

不明(ホブス入りの何かのペースト)
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さっきサラダに入れたのは揚げてパリパリだったけど、
こちらは水分を吸ってふにゅふにゅのふしゅふしゅ。
腹にたまるのが難点だが、味と食感は悪くない。

バーミセリライスを使った羊肉ピラフ
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バーミセリライスものでこれが一番人気だというので注文。
羊臭くもなく、意外にあっさり。

やー、うまいね。
フムスはじめ、ペースト状になったやつがすごくやさしい味。

香辛料もごくごく控えめ。
前ペルシャ料理のRUMIに行った時も思ったけど、
どうやら私、このあたりの料理が結構好きらしいです。

ところで、
イスラム圏国の料理なのでこのお店ではお酒を飲めない。
店前テラス席に座ってもNG。
でも、ちょっとずれて他の店の陣地に座れば飲酒OK。
そしてその店にお酒を頼めばよいのだ。

ただ、お酒だけじゃなんだか申し訳ないので
和えものや串焼きもちょっと頼んだけどね。

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P1050620.JPG

P1050621.JPG


◆お店情報
AL Safir 阿拉伯餐廳
朝陽区霞光里66号遠洋新幹線美食街35号6-12鋪
010-5130-4243
P1050617.JPG
<アクセス>
三元橋近くにある天元港中心と佳程広場の間の道を遠洋新幹線方面へ。
遠洋新幹線を左手に見てそのまま直進すると、右手にレストランが並んでいます。
そこが遠洋新幹線美食街。
バーガー屋さんやタコス屋さんを通り過ぎたタバコとお酒のお店の隣です。



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2012年09月08日

【北新橋鹵煮老店(景林餐廳)】鹵煮拉麺

モツ煮込みラーメン
鹵煮拉麺(lu3zhu3 la1mian4)
P1050610.JPG
【ところ:北新橋/ねだん:20元ちょっと?】

レトロ食堂で喉の渇きを癒し、とりあえず小腹を満たした後は、
同じく前門にある爆肚馮か陳記鹵煮でモツ腹を満たす!
と張り切って移動したのだが、
爆肚馮がモツ品切れ(時間が遅いとこうなることが多い)、
陳記鹵煮はまさかの改装中で店は跡形もなかった(涙)。

比較的近い楊老黒に行くという選択肢もあったのだが、
行ってみて閉店してたら冗談にならない。
そこで、夜遅くても確実に営業している北新橋鹵煮老店に行くことにした。

ここは深夜になってもお客さんで賑わっていて、
シメの一杯(鹵煮だけど)を食べたいなら安全パイとしていいお店。
味がややこってりしているからなのかどうかは不明だが、
客の中には若者もかなり多い。
深夜にがっつり食べたい若者で賑わうラーメン屋さんみたいな雰囲気か。

実際、鹵煮って、
これ一杯で食事が完結するラーメン的位置づけの完全食なのだ。

さて、このために胃袋スペースを残しておいた我々は
鹵煮火焼2杯を4人でつつき、
ちょこちょこと前菜をつまみながら
二鍋頭(紅星と牛欄山どっちも飲んでみた)をあおった。

さすがに満腹。
あとは根城に移動して芋焼酎で三次会か?
と胸算用していたところ、
酒徒さんがまさかの行動に出た。

鹵煮の菜底(cai4di3)=モツや厚揚げ豆腐などの具入りのスープに
蘭州拉麺の麺を入れてもらうという荒技に挑んだのだ。

もちろん、そんなメニューはない。
お勘定をするおばちゃんと盛り付け担当のおじちゃんに交渉して
2つのメニューを合体させてもらったのである。

これは自分でお会計していないので値段は不明だけど、
鹵煮火焼が17元だから菜底だけだと16元?
でもって蘭州拉麺が6元or7元だから、
22〜23元ということになったのかな?

で、お味なのだが、これがいけるのだ!
この日酒徒さんに分けてもらって食べたかどうかは正直定かではないのだが、
前回この店に来た時に
別々に頼んだ蘭州拉麺の麺を鹵煮火焼にちろっと入れて食べたことがあるので、
うまいのは織り込み済みなのだ。

▼前回の試みはこちらから。

今回は最初から合体版。
鹵煮は大好きだけど火焼はイマイチという方にオススメの食べ方だ。

P1050608.JPG
(長〜い麺の上には交渉の末鹵煮拉麺をゲットした酒徒さんのどや顔が……)

鹵煮火焼と蘭州拉麺のどちらも出しているお店でしか味わえない一杯。
今のところ、北新橋鹵煮老店だけ……かな?

▼これまでの「北新橋鹵煮老店(景林餐廳)」関連記事
【北新橋鹵煮老店(景林餐廳)】鹵煮火焼


◆お店情報
北新橋鹵煮老店(景林餐廳)
北京市東城区東四北大路141号
010-8401-5365
P1300327.JPG
<アクセス>
地下鉄5号線の「張自忠路」駅と「北新橋」駅のちょうど間くらい、
東四北大路の西側にあります。


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2012年09月07日

【新成削麺館】涼拌苦瓜

ニガウリの和えもの
涼拌苦瓜(liang2ban4 ku3gua1)
P1050602.JPG
【ところ:前門糧食店街/ねだん:10元くらい】

ある朝、日本からの国際電話を受けた。
出てみると、相手はなんと酒徒さん。
上海を台風が直撃し日本からのフライトが全便欠航したので、
急遽北京経由で出張先に飛ぶとのこと。
ついては夜食事を、という連絡だった。

おお、酒徒さんと北京でゴハン、久し振り!
(日本では前回の一時帰国中に
 お連れ嬢を交えて2日間にわたって飲み食べ歩いたが)

もちろんOK。
実は先約のあった広東少女さんに事情を話して合流することにしてもらい、
さらにおおたまさんにお声がけ。

行き先はお任せとのことだったので、
「絶対にお好きなはず」
と踏んで、前門のレトロ食堂、新成削麺館を選んだ。

その時に頼んだ前菜の1つがこれ。
夏場になると、
身体を冷やし、のぼせを取るニガウリを使った料理が食べたくなる。

っていうのは後付けの理由で、
確か別のものを頼んだんだけど品切れでこれにしたのだった。
はは。

そんな消極的な選び方をしたけれど、
食べてみればほのかな苦味がさわやかでおいしい。
緑も鮮やかで、食卓に夏らしさを運んでくれた。

ここのはニンジンと腐竹(fu3zhu2)=中国湯葉も入っていて
ニガウリだけだと単調になりそうなところにいいアクセントが添えられていた。

味付けはこの店らしく、シンプルな塩味。
いやホント、これでいいんだよなあ。

この日は和えもので食べたが、ニガウリは炒めてもおいしい。

▼炒めた版
【咱家餃子】清炒苦瓜

***

ほかに頼んだものはこちら。

拌豆腐絲(ban4 tu3dou4si1)
細切り押し豆腐の和えもの

P1050600.JPG

▼料理についてはこちらをどうぞ。
【圓鑫餐館】拌豆腐絲

地三鮮(di4san1xian1)
ナス、ジャガイモ、ピーマンの揚げ炒め

P1050601.JPG

▼料理についてはこちらをどうぞ。
【咱家餃子】地三鮮

葱爆羊肉(cong1bao4 yang2rou4)
葱と羊肉の炒めもの

P1050603.JPG

▼料理についてはこちらをどうぞ。
【海碗居】葱爆羊肉

どれもとてもシンプル。
ここの味付け、好きだなあ。

ほかに溜肥腸と煮花生米(zhu3 hua1sheng1mi3)=ゆで落花生をつまみながら、
4人で燕京をずらりと並べてご機嫌さん。

P1050606.JPG

え?
4人にしては頼んだ料理の量が少ない?

それはですね、
せっかくの久々北京ゴハンであるからには、
ここ1軒でおしまいにしてしまうのはもったいない!
ということでハシゴを目論んでいたから。

料理もがっつり行きたいし、刀削麺もかっこみたいところだけど、
そこそ少し控えめにして胃袋容量を残したまま、
さあ!2軒目へGO!!


▼これまでの「新成削麺館」関連記事
【新成削麺館】神奇的国営風格老店
【新成削麺館】小炖肉刀削麺
【新成削麺館】溜肥腸
【新成削麺館】木須肉


◆お店情報
新成削麺館
西城区糧食店街55号
010-6304-8560
P1040099.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「前門」駅下車。
前門大街の1本西にある糧食店街という胡同を南へずっと歩いていくと
道の右手(西)にあります。
かなり珠市口寄り、前門大街にあるH&Mよりもちょっと南寄りです。


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2012年09月06日

【九十九頂氊房】蒙古餐

モンゴル料理
蒙古餐(meng2gu3can1)
P1050186.JPGP1050192.JPG
P1050185.JPGP1050187.JPG
【ところ:清河/ねだん:記事参照】

「郊外にモンゴル風テントが立ち並ぶレストランがあって
羊肉料理がうまい」
という噂を聞いてはや1年近く。
先日ちょっと遠出をして行ってみた。

場所は地下鉄8号線の「永泰荘」駅近く。
オリンピックの競技館になった鳥の巣や水立方のあるオリンピック公園から
ちょっと北にある。

こういうテーマレストランは得てしてコンセプトだけで
実際の運用がついていかず、
作ったはいいけど手抜きの突貫工事、
さらにメンテされずにシャビーな感じになっていることが多いので、
このモンゴルテーマパークレストランにもそれほど期待はしていなかった。

が、行ってみてビックリ。

P1050165.JPG

なんだ結構ちゃんとしてるじゃないの!

P1050167.JPG

P1050168.JPG

個室として使える小さなテントから

P1050171.JPG

P1050170.JPG

ホール席にあたるような大型テントまで。

P1050177.JPG

「九十九頂氊房」と名乗るだけあって、
そりゃもうあちこちにぼこぼことテントが立ち並んでいる。

P1050174.JPG

P1050176.JPG

ちなみに
氊房(zhan1fang2)は天幕のついた丸いテントのこと。
(内モンゴルで言えばパオ、モンゴルならゲルってことかな)
「九十九頂」の「頂(ding3)」は
帽子やテントのようにてっぺんのあるものを数える時の量詞。
(ホントに99あるかどうかは不明)

シャビーでさびれた観光開発失敗例のようなレストランを想像していたが、
これを見て一気にテンションが上がる。

それにほら、烤全羊(kao3 quan2yang2)=羊の丸焼きなんて焼いてるのが
ガラス越しに見えたりして、
遊牧民気分は満点だ。

P1050173.JPG

この日は人数が少なかったのでさすがに丸焼きは断念。
でも大人数で来たら頼んでみる価値はありそうだ。

さて、大小さまざまのテントの森を通り抜けて、
私たちはホール席仕様の大型テントに落ち着いた。

P1050179.JPG
(かなり広い!)

まずは自家製というヨーグルトでほっと一息。

酸奶(suan1nai3):12元
ヨーグルト

P1050182.JPG

あれ?
「このヨーグルトの感じ、なんか見覚えあるなあ」
と思ったら……

そうそう、これこれ!

▼見覚えのあるヨーグルト
【西貝莜麺村】酸奶

それもそのはず。
このモンゴルテントレストランの経営者は西貝莜麺村と同じ賈さん。
なるほど、うまくパッケージングしてあるわけだ。
納得。

清拌野苦菜(qing1ban4 ye3ku3cai4):29元
苦菜の和えもの

P1050186.JPG

これは内モンゴルに限らず、
甘粛とか寧夏あたりでも自生している苦菜(または苦苦菜)という野草。
タンポポみたいな感じで、その名の通り苦味がある。

葉がしっかり厚手でとても元気な感じ。
今まで食べた苦菜の中で一番おいしかった。

糖拌西紅柿(tang2ban4 xi1hong2shi4):13元
トマトの砂糖がけ

P1050188.JPG

全然モンゴル風でもなんでもないけど。
砂糖は抜いてもらったんだっけな……
桂花(gui4hua1)=モクセイの花がパラリとふりかけられ、
ミントがあしらってある。
この桂花がとてもよくきいていて、爽やかかつ優雅。

烤全羊は無理だが、
せっかくだからやはり羊肉は食べなければ。

泉水煮羔羊肉(quan2shui3 zhu3 gao1yang2rou4):89元(1斤)
子羊肉の泉水鍋

P1050191.JPG

泉水っていうのはつまり農夫山泉だったんだけどね(笑)。
鍋底(guo1di3):15元には葱と生姜程度しか入っていなくて、
基本は鍋にお湯をわかしてゆでるだけという
大変シンプルな鍋料理だった。

P1050184.JPG

タレは葱やニンニクがたっぷり入った酢醤油っぽい味(確か)。

P1050189.JPG

お好みで唐辛子を投入して辛さを加える。

P1050190.JPG

これはもうとにかく羊を食べる料理だ。
ゆでたトマトも酸味が強調されてなかなか面白いけれど、
それより何より羊だ。

P1050192.JPG

内モンゴル産の子羊肉はやわらかく、もちろん臭みはなし。
非常にあっさりしていて、
薄切りでこそないがしゃぶしゃぶみたいなイメージでいくらでも食べられる。

黒豆燜高原鶏(hei1dou4 men1 gao1yuan2ji1):39元
黒豆と鶏肉の煮込み

P1050185.JPG

黒豆をこれだけ使った料理はあまり見ないかも。
お豆に煮汁がしみていてとてもいい味だった。
オススメ。

封罐肉酸菜粉(feng1guan4rou4 suan1cai4fen3):29元
つぼ漬け肉と白菜漬け物の炒めもの

P1050187.JPG

封罐肉というのは聞いたことがないけど、
字面からするとつぼに入れて風をして漬け込んだお肉ということかな。
これと白菜の漬け物を炒め合わせたもので、
いわば保存食スペシャル料理だ。

***

市内から少し遠いのが難点だけど、
これだけの広さと規模のテーマパークレストランならば納得。

西貝が経営しているので
設備もサービスも一定レベルには達していて安心できると思う。

値段もそれほど高くないし、味も悪くはない。
特に羊肉は新鮮でおいしい。
料理によっては西貝莜麺村と同じというものもあるようだし、
まあどこまで本当にモンゴルの味なのかはなんとも言えないところだと思うが、
これだけテントがぽこぽこ立ち並んでいるとそれはそれで楽しい気分にはなる。
そこそこモンゴル気分を味わうにはいいのでは?

市内から地下鉄で行ける場所でモンゴル(風)体験と考えれば、
十分行く価値はあると思う。


◆お店情報
九十九頂氊房
海淀区東昇郷馬坊村永泰荘北路9号
010-6299-1888/6299-5888
P1050165.JPGP1050167.JPG
<アクセス>
地下鉄8号線「永泰荘」駅C出口を出て、永泰荘北路を東方向へ。
左手、永泰緑色生態園の一角にあります。
徒歩15分程度で着くと思います。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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2012年09月04日

【万豊小吃】全国小吃

全国小吃
全国小吃(quan2guo2 xiao3chi1)
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【ところ:豊台区万豊路/ねだん:ぜーんぶで400元くらいだったかな?】

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
何度もアクセスしてくださった方、本当にすみません!

***

北京の小吃城と言えば、
北京の小吃を一堂に集めた後海の九門小吃が有名だ。
こちらはその全国版。
北京小吃のほかにも全国各地の小吃を集めているというのが売りだ。

1階はおおまかに分けると入口入って右手が北京の小吃、
左手が全国の小吃というように分けられているみたい。

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でもブースが増えていくうちにわやわやになってしまったような雰囲気もあり、
はっきりしたことは言えない。

伝統工芸や伝統芸能の実演コーナーもあるのだが、
行った時間が早すぎたせいかなんだかやる気ない感じで
全体的にオフシーズンの観光地みたいなどよーんと脱力した空気が漂っていた。

博物館はそれなりに楽しめたものの、
この脱力感はどうしたものか……

しかも一応お目当てにしてきたショーは7時開始だってのに
博物館を見終わった時点で時間はまだ5時。

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とにもかくにもステージ前の円卓に陣取って、
ちょこちょこ小吃をつまみながら待つことにした。

P1040559.JPG
(ステージ周りはやっぱり人気)

P1040560.JPG

*以下、料理の名前はだいたいこんな感じ、値段は不明です。

名前不明
P1040538.JPG

ちょっとしけ気味のスナック。
意外といける。

麻豆腐(ma2dou4fu)
緑豆おからの羊油炒め

P1040539.JPG

爆肚(bao4du3)
ゆでモツ

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炒肝(chao3gan1)……だったかな?
豚モツの煮込み

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包子(bao1zi)
パオズ

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褡褳火焼(da1lain huo3shao1)
焼き棒餃子

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炸灌腸(zha2 guan4chang2)
でんぷんチップス

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陝西米皮(Shan3xi1 mi3pi2)
米粉ヌードル

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焼麦(shao1mai4)
シューマイ

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老北京炙子烤肉(lao3bei3jing1 zhi4zi huo3guo1)
鉄板焼肉

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囀、巻(yun2dou4juan3)
白いんげん豆の小豆餡ロール

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双皮奶酪(shuang1pi2 nai3lao4)
小豆のせミルクデザート

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ミルクプリンみたいなヨーグルトみたいなチーズみたいなデザート。

お味はどれも可もなく不可もなくといった感じ。

***

さて、そんなこんなで首を長〜くして待っていたショーだったのだが……
始まってみるとなんということはない芸能大会で興ざめ。
しかも中国画のオークションまで始まってしまって、
結局30分も見ないうちに席を立った。

P1040549.JPG

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P1040553.JPG

P1040554.JPG

ガイドに連れられてやって来た西洋人客の姿も。

P1040555.JPG

オークション。
結構点数あったけど、どれも買う人がいるんだな、これが!
桜かなあ。

P1040565.JPG

よく見えないけど、踊りながらバイオリン弾いてます。
踊るバイオリニスト!!爆笑。

お客もおそらくほとんどが「団購(tuan2gou4)=グルーポンみたいな共同購入」ばかり。
私たちのように単独で来た客は少数派だったのではないだろうか。

***

この万豊小吃城の投資者は侯嘉氏。
この人、後海の九門小吃の法人代表でもあったのだが、
なんかいろいろゴタゴタがあって九門小吃の経営からは手を引いたらしい。

ちなみに、九門小吃が今年4月に営業停止したのも
このあたりのゴタゴタが関係していたようだ。

とりあえず、ずっと閉店していた九門小吃は先日無事営業を再開した。
以前入っていた老舗も一部を除いてそのまま入店しているとのことなので、
小吃フードコートに行きたくなったら
次からはわざわざ遠出しなくても後海で事足りる。
(フードコートに行かずとも、
 それぞれのお店に行ったほうがホントはいいんだけどね)
単純に料理目当てであればはるばる行く必要はないと思う。

伝統工芸や伝統芸能の実演に興味のある人にとっては行く価値あるかも。
私がもう一度万豊小吃に行くとしたら、
調べ物をしに小吃博物館に行くくらいかなあ。


◆お店情報
万豊小吃城
豊台区万豊路306号
010-6488-6868
P1040480.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線「万寿路」駅D出口を出て万寿路を南へ。
「万寿路口南」のバス停で77番か451番のバスに乗り、「干荘子」で下車。


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