2012年08月28日

【万豊小吃】小吃博物館

小吃博物館
小吃博物館(xiao3chi1 bo2wu4guan3)
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P1040523.JPGP1040486.JPG
【ところ:豊台区万豊路/ねだん:無料】

北京で発行されている日本語フリーマガジン『City Bros』で紹介されていて、
「むむ!?これは行かねば!」
と思い、有志を誘って行ってみた。
(というか、書いているテーマの関係上、
 本当ならとっくに行ってないといけない場所なんだが……汗)

とはいえ、これがなかなか行きにくいところにありまして。
家から地下鉄とバスを駆使してはるばる豊台区まで遠出となった。

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この小吃博物館は
全国の小吃を集めた巨大フードコート「万豊小吃」の3階にある。

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この入口を入って右手にエレベーターがあるので、
それに乗って3階へ。

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「愛国主義教育基地」でありました。

さて、見学しますかね。

と思ったのだが……
開館時間はお昼の時間帯(確か2時くらいまで)と
夕方の時間帯(4時くらいから)だけ。
私たちが着いたのは3時過ぎという中途半端な時間帯で閉館中。

でも中には入れるようだったので、
すっかり照明の落ちた館内にズケズケと強引に入っていったら、
管理のおばちゃんが快く参観させてくれた。
しかも1つ1つ懇切丁寧な説明付き。

ちなみにこの博物館の開館時間がなぜこんな設定になっているかというと、
つまりはここに来るお客さんは例外なく小吃城での食事が目的なので、
お昼時か夕飯時についでに見学する人しかいないだろう、
という読みのためである(断言)。

館内には、年代別でも分野別でもなく、
ほぼ何の脈絡もなく雑多な食に関する道具が展示されている。
片っ端から集めたものをさあどうぞっ!ババーン!と展示した感じ。
しかも、中には食文化とはあまり関係のないものまで堂々と置かれていて、
とにかく古いもの集めてまとめて展示した町の民族資料館的雰囲気。
まあでもそれはそれで結構楽しめた。

しかし、何しろ休み時間に見学させてもらったので
館内電気がついておらず写真はかなり残念な出来。
なんとなく雰囲気だけはお伝えできるかなあ?
全国小吃城へのプロローグとして、
まあざざっとお楽しみください。

魔法瓶?確か冷たいものを入れるんだったような気が……

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お料理を入れて運ぶのに使った箱。
おかもちですな。

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褡褳(da1lian)
往時のお財布兼物入れ。
腰紐や肩にかけて使用した。
箸でつまむとだらりと両端が垂れ下がる褡褳火焼の由来はこれ。
右上のタイプととてもよく似たのを私も1つ持っている。

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昔の月餅のパッケージ

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ところてん式に麺を押し出す道具

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こっから麺がにゅるるっと出てくるわけね。

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壺套(hu2tao4):ティーポットカバー

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結構分厚くて重たい。

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こんな凝った刺繍のものもあって鑑賞性も高い。

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鳳凰と龍が入っているものも。

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鳳凰が龍の上になっているのは、
これが西太后の時代に作られたものだからとか。
なるほどね。

こんなにいっぱいあって華やか。
でも真上の電球が切れてて薄暗いのが残念……

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なぜかピアノも。

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これは何かというと……

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氷桶。
つまりは冷蔵庫。

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開店の時などに打ち鳴らした打楽器。

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(確か)牛の骨で出来ているんだそうだ。
乞食が演奏するのが決まりだったんだって。

棚の向こうから何かがじっとこっちを見ている?

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何?

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君か!!

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枕であります。

なぜか機関車トーマス(やえもんとか言わない)を連想させるお方も。

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桃の飾りの小物入れ。

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こうもりがお金をくわえて飛ぶ図柄のつぼ。

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蝙蝠(bian1fu2)の目の前に銭がぶら下がっている図案は、
「蝠在眼銭」と言われる縁起のいいものだとか。
「蝠(fu2)」は「福(fu2)」に通じ、
「眼前(yan3qian2)」は「銭眼(qian2yan3)=青銅銭の四角の穴のこと、金銭」に通じることから、
「福在眼前」、つまり福はすぐ目の前にあるという意味になる。
さらに、「倒蝠(dao3fu2)=逆さになったこうもり」は
「到福(dao4fu2)=福が来る」にも通じる。

というわけで、お賽銭がいっぱいだった。

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買った商品をくくった紐。
昔はナイロンじゃなくてこういう紐で瓶なんかをくくって持ち運びしたのね。

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胡同の表示と調理道具が並ぶ不思議さ。

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菜ばしまで?

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近代工場の図案が面白いレンゲセット。

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これは確か、お茶碗の修理屋さんの道具箱。
後ろにかかっているのは褡褳。

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これは大根切り機。
どんだけ切るんだ?

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網杓子

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でっかい褡褳

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手持ちの火鉢

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てなことで、脈絡ない展示のままに脈絡なく写真を並べてみた。
それなりに楽しめたけど、
わざわざ地下鉄とバスに乗って行く価値があるかというと、
ちと微妙……かも。

小吃についてあれこれ調べる時に実物を見る必要が生じることもあると思うので、
その時には改めてじっくり見学しに来ることにしよう。

(しかし写真がどれもひどい出来。
 設定をどうやら間違ったようです。
 お見苦しい写真ばかりで申し訳ありません!)


◆お店情報
小吃博物館(万豊小吃内)
豊台区万豊路306号
010-6488-6868
P1040480.JPG
<アクセス>
地下鉄1号線「万寿路」駅D出口を出て万寿路を南へ。
「万寿路口南」のバス停で77番か451番のバスに乗り、「干荘子」で下車。


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2012年08月25日

【門釘李】門釘肉餅

中華風ミートパイ(もしくは肉饅頭)
門釘肉餅(men2ding1 rou4bing3)
P1040467.JPG
【ところ:朝陽門/ねだん:1個4元くらい?】

日本から出張でいらしたYさんと待ち合わせて晩ご飯。
夕飯後に三里屯に行く予定があり、
ご本人北京小吃の大ファンということで、
久し振りに朝陽門の門釘李をのぞいてみた。

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おお、店先には清く正しい北京の男たち、
膀爺(bang3ye2)=上半身裸の男性たちがわらわらと大豊作。
ある意味、北京の夏の風物詩ですなあ。

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北京オリンピック開催前に
「不文明=文化的でない、エチケットに反する」として撲滅が叫ばれたが、
結局消滅することなく見事生き残った。

そんな膀爺たちと仲良くテーブルを並べて夏の晩ご飯。
もちろんお伴は燕京ビール。

お目当てはもちろん門釘肉餅だ。
おまんじゅうをつぶしたような形の中華風ミートパイ。
皮が何層にもなってないから、
ミートパイというよりは肉饅頭、かな。

▼門釘肉餅についてはこちらをどうぞ。
【二姐門釘肉餅店】門釘肉餅
(今は門釘肉餅屋から[衣荅][衣連]火焼屋に変わってます↓)
【老北京[衣荅][衣連]火焼(旧「二姐門釘肉餅店」)】[衣荅][衣連]火焼

うーん、黄金色によく焼けております。
よきかな、よきかな。

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中身は牛肉と葱。

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ジョバーッと肉汁がほとばしり出てくるので要注意!
そういえばYさん、
前回二姐門釘肉餅店でこれを食べた時に
うっかり肉汁をこぼして服にシミをつけてしまっていたんだった。
あのシミは今も取れずに服についているそうだ。
嗚呼、北京の肉餅の思い出……

餡にかなりしっかり目に味がついているのでしょっぱいと感じる人も多いと思う。
でもこれはこれでアリ、かな。
燕京をグググイッとやりながらかぶりつくには
このくらいのしっかり味がむしろ合うかもしれない。

肉餅のほかにも、アテをあれこれ。

拍黄瓜(pai1huang2gua1)
叩きキュウリの和えもの

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そして爆肚(bao4du3)=ゆでモツを2種類。

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牛百葉(niu2 bai3ye4)
牛の胃袋(センマイ)

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牛肚仁(niu2 du3ren2)
牛の胃袋(ミノの一部)

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爆肚に関しては、
専門店のほうが鮮度、味ともに断然おいしいというのが正直な感想。

孜然羊肉(zi1ran2 yang2rou4)
羊肉のクミンシード炒め

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これもビールにピッタリ!

麻豆腐(ma2dou4fu)
緑豆おからの羊油炒め

P1040469.JPG

これはまあ、普通かな。

それにしても、
夜風に吹かれて北京小吃つまみながら
門釘肉餅をガブッといって肉汁ピューッでほふほふの、
そいでもって冷えた燕京をグビーッ。
膀爺ならずとも、たまりませんなあ。


◆お店情報
門釘李(工体店)
朝陽区朝外北街吉祥里207号楼1階
010-6551-6007
P1040459.JPG
<アクセス>
地下鉄2号線「朝陽門」駅から朝外大街を東へ。
華普を過ぎて1つめの信号を左折し、
最初の交差点を右折して少し行ったところ、道の右手(南側)にあります。

*長虹橋から東に少し行ったところにある団結湖店もあります。


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2012年08月24日

【唐都大酒楼】山西菜

山西料理
山西菜(shan1xi1 cai4)
P1040441.JPGP1040438.JPG
P1040445.JPGP1040457.JPG
【ところ:安慧橋/ねだん:記事参照】

山西省出身の友人オススメの山西料理レストラン。

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唐都は太原では広東料理の店らしいが、
北京には山西料理レストランとして進出した。
太原では広東料理レストランのほうが儲かって、
北京では山西料理レストランのほうが儲かるっていうことだろうな。

まずは汾酒で乾杯。

小汾酒(xiao3 fen2jiu3):33元
汾酒(小)

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家郷拌菜(jia1xiang1 ban4cai4):18元
山西風和えもの

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モヤシ、ニンジン、ホウレンソウ、ジャガイモ、キクラゲ入りの具沢山和えもの。
ジャガイモが入ってるのがとても珍しい。
細切りジャガイモの和えものはあるけど、
こういう風に他の野菜と一緒に和えてあるのは初めてだ。

汾香驢肉(fen2xiang1 lv2rou4):38元
ロバ肉の前菜・汾酒風味

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汾香と書いてあるのできっと汾酒を使って作っているのだろう。
そのせいかどうかは知らないが、
汾酒のアテにおあつらえ向き。

山西過油肉(shan1xi1 guo4you2rou4):48元
豚肉と五目野菜の炒めもの

P1040441.JPG

ありゃ、五目野菜の炒めものなんていって、
キクラゲ炒めだな、こりゃ。

でも山西料理というより山東料理のようだった晋陽飯荘のものと比べると、
明らかに酢の風味が感じられていかにも山西風。

▼山東料理のようだった過油肉はこちらで。
【晋陽飯荘】山西菜(之二)

豚肉を油通ししてから炒めるので油っぽい仕上がりになりやすいけど、
さっぱりした食べ口にまとめるには山西名物の酢が欠かせない。

圧鍋豆腐(ya1guo1 dou4fu):22元
豆腐の圧力鍋煮込み

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これも「圧鍋」とメニュー名に書かれているのでたぶん圧力鍋煮込みかと。

ちょっと甘辛醤油味で豚バラ肉入り。
ご飯に合いそうないい味だった。

一品酸湯羊肉(yi1pin3 suan1tang1 yang2rou4):48元
羊肉のサワースープ煮

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四川料理レストランに行くと酸湯牛肉というのがあるけど、
ここのは羊肉。
酢と羊肉ってのもなかなか相性いいんだな。

刀撥麺(dao1bo1mian4):7元(大)
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山西麺というと刀削麺を真っ先に思い浮かべる。
でも実はほかにも沢山種類があって、
この刀撥麺は中でも割合ポピュラーな麺の作り方。

特徴的なのは麺生地を切る道具で、
普通の包丁ではなく両方に柄のある長さ60センチくらいの専用の刃物を使い、
両手で柄を持って生地に刃を入れ、
まな板にこすり付けるようにして切り分ける。
このはじき分けるような動作が「撥」で、それで刀撥麺という。

刀削麺と違って太さが同じで形も揃った麺を切り出すことができる。
日本のうどんのイメージに一番近いのがこれかな。

この麺に合わせたのが山西風の炸醤。

家常炸醤(jia1chang2 zha2jiang4):6元(小)
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北京の炸醤は黄醤と甜麺醤を使った甘辛い肉味噌だけれど、
山西風のは挽肉を使ったシャバシャバしたかけダレ。
甘みもあまり強くない。

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北京の炸醤よりむしろこっちのほうが日本人好みかも。
いろんな麺にかけてもいけそうだ。

剔尖麺(ti1jian1mian4):7元(大)
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これも山西麺の一種。
剔(ti1)は削り取る、そぎ取るという意味で、
その名の通り盆の上に平らにのばした生地を
箸やナイフなどでこそげ取ってそのまま湯の中に落とし、ゆでる。
尖(jian1)はこそげ取った麺の両端が尖っているから。

剔尖に合わせたのは豚バラ肉を煮込んだ小炒肉鹵。

小炒肉鹵(xiao3 chao3 rou4 lu3):6元(小)
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(麺にかけた状態ですが)

鹵といいつつとろみはほとんどなし。
色は濃いが味はそれほどしょっぱくない。
それに山西黒酢をかけて食べるのでさっぱり。

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麺はコシはまずまず、
小麦粉の風味がしっかり感じられてうまい。
舌触りもみずみずしくて、
ちゅるちゅるっと舌触りよく口の中に吸い込まれていく感じ。
こりゃ確かにうまい。


◆お店情報
唐都大酒楼
朝陽区北四環東路安慧里四区15号楼 化工大厦1階
010-8488-5619/5919
P1040436.JPG
<アクセス>
北四環の安慧橋の東にある化工大厦というビルの1階です。
北四環の北側にあります。
地下鉄5号線「恵新西街北口」駅下車。
北四環を渡って左(西)方向にしばらく歩き、北苑路を越えてすぐ。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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2012年08月23日

【巴依老爺】新疆菜

新疆料理
新疆菜(xin1jiang1cai4)
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P1040365.JPGP1040367.JPG
【ところ:大鐘寺/ねだん:記事参照(一部のみ)】

チーズ作りの現場を見せていただいてあれこれ味見した後、
コーディネートしてくれた友人Hさんと一緒に食事をすることになった。
Hさんは北京の伝統料理を愛する美食家にしてワイン愛好家。
家にはでっかいワインセラーが置いてあり、
中にはグレートワインがざっくざく。
なのに普段働いている様子もなく、
食についての文献を見たり食べ歩きをしたりしながら
著書の執筆準備をしているという不思議なお方だ。

なんと太っ腹なことに、
家にあるワインをどれでも1本飲んでいいというので
ソムリエ資格を持つKさんがシャンパンを選んだのだが、
Hさんの意向で新疆料理を食べようということになり、
羊なら赤だろ、てなことで赤ワインに急遽変更。

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Hさんが連れて行ってくれた新疆料理レストランは
大鐘寺にある巴依老爺というお店。

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大鐘寺は普段あまり行かないエリアなのでこのお店はまったく知らなかったが、
6時半過ぎで店内は満席、屋外席もかなり席が埋まっていたので、
かなりの人気店なのだろう。

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店先にはこんな大鍋。

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ええ、そうです。
羊頭がドーンとね。

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Hさんがお店の老板と知り合いなので、
料理は二人が話し合いながらトントンと決まった。
なので正確な料理名と値段は不明。
でも名前はきっと間違っていないだろうと思う。

煮花生米(zhu3 hua1sheng1mi3):?元
ゆで落花生

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これは新疆料理でもなんでもないけど、とりあえずのつまみに。

新疆涼粉(xin1jiang1 liang2fen3):
新疆風涼粉

P1040350.JPG

つるぷる涼粉の新疆風和えもの。
夏場の食欲のない時ならご飯がわりにもなりそう。

新疆涼菜(xin1jiang1 liang2cai4):10元
新疆風野菜の和えもの


和えものといってもかなりサラダ風。

酸奶(suan1nai3):?元
ヨーグルト

P1040349.JPG

新疆料理レストランは自家製ヨーグルトを置いてあるところが多い。
ここもそう。

ナッツやフルーツ、ゴマがトッピングされるのが多いけど、
ここのは砂糖だけ。
意外にいいかも。

格瓦奇(ge2wa3qi2):?元
クワス

P1040345.JPG

ライ麦と麦芽を発酵させて作る微アルコール性の飲料で、
東欧、ウクライナ、ベラルーシ、ロシアなどで好まれているそうだ。

▼クワスについての詳細はこちらから。
ウィキペディア「クワス」

P1040346.JPG

このクワスは新疆ウィグル自治区のイリで生産されているもの。
ラベルの説明によると、
クワスは穀物やハチミツ、ホップ、乳酸菌、酵母菌などを発酵させて作る
西域の伝統飲料。
起源はキエフ公国以前の東スラヴで、
19世紀中頃に帝政ロシア貴族によって新疆イリ地方などにもたらされたという。

これがね、ハチミツの味がしてうまい。
甘い飲料は好きではないのだけれど、これはいける。

架子肉(jia4zirou4):78元(たぶん)
羊肉のロースト

P1040352.JPG

このお店のメイン料理。
ほとんどどのテーブルでも頼んでいたし、
Hさんも老板に真っ先にこれをお願いしていた。

架子肉という料理名は
「架子=骨組み、台」にぶら下がった状態で出てくることから。

P1040353.JPG

羊肉の塊がこんな鈎針にぶっささっているのだ!

P1040357.JPG

クミンシードなど西域っぽいスパイスが使われているわけではなく、
あまりクセのない味付け。
その分羊肉そのものの味を楽しめる。

P1040358.JPG

ガブッ。

P1040361.JPG

おお、この頼もしき噛み応えよ!
こりゃワインというより、やっぱりビールのほうが相性よさそうだな。

炒羊頭肉(chao3 yang2tou2rou4):?元
羊頭肉の炒めもの

P1040364.JPG

羊の頭肉は結構柔らかくてうまいのであった。

蘑籾u羊肉(mo2gu1 chao3 yang2rou4):?元
キノコと羊肉の炒めもの

P1040365.JPG

もう1つ、羊肉ものを。
ジャガイモスライスみたいに見えるけどこれキノコ。

こんなに山ほど羊肉を頼んだというのに、
食べている途中でKさんが羊肉が苦手だということが判明。
なんと〜!?

もともと3人なのに料理頼みすぎな上に、
羊肉に関してはKさんまったくの戦力外ということで、
羊料理が山ほど余ってしまった。
結局私がありがたくお持ち帰りし、
その週は弁当も含めて羊肉を食べ続ける「羊肉ウィーク」と化したのだった。

蘑慢a麺(mo2gu1 ban4mian4):?元
キノコのラグマン

P1040367.JPG

最後のシメはラグマン。
肉入りか肉入りじゃないかくらいしか選択肢がないかと思ったら
キノコなんていうオプションもあるのね。


◆お店情報
巴依老爺
海淀区中関村東路118号金五星市場1階
010-8211-1181
P1040339.JPG
<アクセス>
北三環路の連想橋から東方向、道の北側にある市場を入ったところ。
蘇寧電器の東側にあります。
地下鉄だと13号線「大鐘寺」駅か4号線「人民大学」駅が最寄です。


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2012年08月17日

【布楽奶酪坊(Le Fromager de Pekin)】法式奶酪

フランス風チーズ
法式奶酪(fa3shi4 nai3lao4)
P1040326.JPG
【ところ:回龍観/ねだん:−】

ある週末、郊外にあるフランス風チーズの工房、
布楽奶酪坊(Le Fromager de Pekin)に見学に行った。

P1040338.JPG

▼お店のホームページ
布楽奶酪坊(Le Fromager de Pekin)

*市内ではエイプリル・グルメ、ペコタン、シンドラー、三源里市場のチーズ店などで買えるそうです。
詳しくはこちらのページでご確認ください。

ご主人は劉洋さん。

P1040329.JPG

企業管理を学びにフランス留学をしたはずなのに、
フランスチーズに魅せられて方向転換。
大学でチーズ作りを本格的に学び、
農家で修行を積んで帰国した後、
北京でフランスチーズ作りを始めたんだそうだ。

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わがままを言っていろいろ試食させてもらった。

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(これはチベットのヤクのお乳で作った試作品)

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(かなり熟成の進んだヤツ。何チーズかは忘れた……)

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(これはリコッタって言われたけど違うような……フロマージュブランかな?)

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(これ何だっけな。Brousse?)

全体的にフレッシュでちょっとコクに欠ける感じ。
本当なら山羊のお乳で作るはずのところを牛乳を使っているので
ある程度はやむなし、かな。
でも北京の人にとっては
熟成チーズの臭うまな感じは好みではないのかも。

私はギリシャヨーグルトチーズ(35元)を買って帰ってきた。

P1040337.JPG

というのも、ある料理を作ろうと思ったから。

これこれ。
P1040368.JPG

セロリとギリシャヨーグルトチーズの前菜。
切ったセロリにギリシャヨーグルトチーズをのせ、
塩と黒胡椒をぱらり。
最後にオリーブオイルを回しかけて完成。

カンターン!
でも爽やかでうまーい!

これ、胡同のイタリアンレストラン「mercante」のパクリ。

▼オリジナルはこちら。
【mercante(商賈意大利餐廳)】家庭式意大利菜

【お知らせ】
mercante、現在オーナーシェフがバカンスでイタリア帰国中につき閉店中。
8月28日から営業だそうです。
いやー、大胆というか、なんというか……


さて、そのmercanteではリコッタチーズを使ってたけど、
ギリシャヨーグルトでもいけた。
あればクルミとかレーズンとかを入れるともっと本格的になるはず。

この前菜がね、
マコン・ヴィラージュによく合った。

P1040373.JPG

うしし。

この日は沢山のワインに囲まれて、シアワセでした〜!

P1040382.JPG

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P1040375.JPG P1040376.JPG

P1040377.JPG P1040378.JPG

P1040379.JPG P1040383.JPG


◆お店情報
布楽奶酪坊(Le Fromager de Pekin)
北京回龍観龍騰街鑫地市場南門外5A-6号
010-5943-7311、13520016860
P1040338.JPG
<アクセス>
こちらの地図をご参照ください。

*市内ではエイプリル・グルメ、ペコタン、シンドラー、三源里市場のチーズ店などで買えるそうです。
詳しくはこちらのページでご確認ください。


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「食」の中国語
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2012年08月15日

【八条1号餐廳】肘子巻餅

豚もも肉煮込みの烙餅巻き
肘子巻餅(zhou3zi juan3bing3)
P1050572.JPG
【ところ:平安里/ねだん:46元】

西四八条の北京ローカルグルメのゴールデントライアングル。
1軒目は杏園餐廳
2軒目の鹵煮呂と続いて、
3軒目に攻めたのは西四八条に入ってすぐ右手にある八条1号餐廳。

P1050562.JPG

さすがに1日で3軒は無理だったので、
これはまた別の日に単独での訪問となった。

八条1号餐廳は、北京料理と雲南料理を両方出すとても変わったお店。
なんでも雲南料理がすごく好きな北京人がやっているんだとか。
*すみません!違ってました。
北京在住の長い雲南人」がやっているそうです。(2012/10/23訂正)


さらに、斜向かいにある鹵煮呂の元経営者から店を買い取ったとかで、
実は鹵煮呂も同じ老板が経営しているため、
この店で食事をしても鹵煮火焼の注文が可能。
なんとも不思議な料理のラインナップを持つお店なのだ。

お店があるのは、西四北八条という胡同。
その胡同の1号にあるから、八条1号餐廳。

P1050580.JPG

この胡同がまたなんとも風情があっていい。
私が行った時には夕陽が斜めに差しこみ、子供たちが遊んでいた。

P1050561.JPG

こんな風景もそのうちなくなってしまうのかなあ。

店内はこんな感じ。
まあ、雲南風と言えなくもない?

P1050578.JPG

このお店の人気メニューが冒頭の肘子巻餅だ。
豚もも肉を煮込んで冷まし、スライスしたものを
薬味と一緒に焼きたての烙餅に巻いて食べる。

P1050572.JPG

写真のものは精品なのでちょっと高め。
普通のものなら(確か)38元で食べられる。

P1050565.JPG

この烙餅が実に香ばしくて絶品!
ここに肘子や野菜、薬味、タレをはさんで食べる。
あ、巻餅だからホントは巻くのかな。
私たちはこのまま食べちゃいました。

P1050573.JPG

肘子がよーく煮込まれていてほろほろ。
脂身のところはとろとろんと甘美な舌触り。

ただ、2個目に突入すると油っこさが気になってきた。
お腹的にも味的にも1個で留めておくのが無難かも。

この料理は
「何はなくともこれだけは食べる!」
と決めて来たのだが、
ほかはメニューを見て思いつくままに注文。

メニューも北京料理と雲南料理が混在していてなんだか面白い。
そして私たちの食卓も自然と混成チームになった。

油鶏樅(you2 ji1zong1):18元
雲南キノコのきんぴら風

P1050563.JPG

雲南料理の定番前菜。
鶏樅は別名鶏脚磨iji1jiao3gu1)と呼ばれるキノコで、
食感はエリンギとよく似た感じ。
おそらくこのキノコを裂いていったん油で揚げ、
ちょっと辛味をきかせた醤油味で炒めつけたものだと思う。

これがもうビールを呼ぶ呼ぶ!
ちょっとモショモショしているので、
ご飯の友というよりはやはりビールのつまみに最適だと思う。
同行したSさんのハート、鷲づかみ。

茴香杏仁(hui2xiang1 xing4ren2):15元
茴香と杏仁の和えもの

P1050564.JPG

こちらは北京料理からのエントリー。
クセのある食材どうしの組み合わせなので
苦手な人には罰ゲームのような料理だろうが、
好きな人にはご褒美のようなシアワセ料理だ。
私はもちろん後者。

私家小炒(si1jia1 xiao3chao3):36元
鶏肉とエビの甘辛ソース炒め

P1050570.JPG

これ、要は宮保鶏丁と宮保蝦を合体させた料理。
私家と銘打っているということは、
このお店のオリジナルってことだろうな。
どうやらテレビに出た時に紹介された料理のようで、
(出たらしい、テレビ)
「みんな頼むんですよ」
と店員さんから勧められた。

味はまあ、こんな感じ?
おいしいけど、想像の範囲は出なかったかなあ。

昆明煎土豆(kun1ming2 jian1 tu3dou4):22元
昆明風揚げジャガイモ

P1050569.JPG

どこがどう昆明風なのかは不明ながら、
なんだかとてもジャガイモが食べたくて頼んだら大変美味だった。
素揚げじゃなくて軽く衣をつけて揚げたジャガイモに
唐辛子パウダーなどの調味料をまぶしてあって、
これがまたビールを呼ぶ呼ぶ!
結局、女3人で4本を軽く飲み干して散会となった。
肘子巻餅で早々におなかいっぱいにならなければもっといけたはず。

料理は肘子巻餅のボリュームがきいてこれだけ食べるのが精一杯。
今度は大人数で来よう!


◆お店情報
八条1号餐廳
西城区西四北八条1号
010-6616-6292
P1050562.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「平安里」駅下車。
南へ向かい、平安里の交差点を越えて1つ目、
右手(西側)にある胡同(西四北八条)を右折。
すぐ右手にあります。


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2012年08月11日

【鹵煮呂】鹵煮火焼

豚モツの煮込み
鹵煮火焼(lu3 zhu3 huo3 shao1)
P1040307.JPG
【ところ:平安里/ねだん:18元】

西四八条の北京ローカルグルメのゴールデントライアングル。
杏園餐廳に続いて2軒目に攻めたのは、鹵煮火焼の鹵煮呂だ。

201208-2.JPG

北京の食いしん坊が足しげく通うお店。
有名な香港の美食家、蔡瀾氏が最近ここを訪れて、
「今回の北京行きで一番印象に残った食事」
と微博で評していたのが印象深い。

P1040302.JPG

このお店の魅力はまずこの外観と店内の雰囲気。
「文革体」で窓に書かれた店名といい、
薄いエメラルドグリーンと白のツートーン壁といい、
なんともいえない風情を醸し出している。

P1040312.JPG

一昔前まではこんなお店がそこいらじゅうにあったのになあ。
今ではほとんど見かけなくなってしまった。

P1040313.JPG

ここの鹵煮火焼は
伝統的なものよりかなり黒っぽい感じの煮汁。
やや濃い目の味ではあるものの、くどくはない。
モツも脂っぽくなくてあっさり。
モツの旨みがぎっしり凝縮した濃厚な味だ。

P1040308.JPG

ホントはもっと赤みのかかった煮汁が正統派鹵煮火焼らしいけど、
これはこれでいける。

「ちくわぶ」こと火焼も忘れずに。

P1040310.JPG
(ちなみに火焼抜きで頼むこともできますよ)

この風情との合わせ技なら、
十分足を運ぶ価値があると思う。

それにほら、斜向かいには杏園餐廳もあるし、
ローカルグルメのハシゴにはもってこい!!


◆お店情報
鹵煮呂
西城区西四北大街21号
201208-2.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「平安里」駅下車。
南へ向かい、平安里の交差点を越えて1つ目の胡同の西南角にあります。


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2012年08月10日

【杏園餐廳】小炖肉刀削麺

煮込み肉のせ刀削麺
小炖肉刀削麺(xiao3dun4rou4 dao1xiao1mian4)
P1040294.JPG
【ところ:平安里/ねだん:11元】

平安里の南、西四北大街と西四八条が交わる交差点は
庶民派グルメが味わえるお店3軒が集中する
北京ローカルグルメのゴールデントライアングル。

そのゴールデントライアングルを攻めた。

最初のターゲットは杏園餐廳。

P1040273.JPG

食堂、ですな。

P1040277.JPG

壁に掲げられたメニューから料理を選んで頼み、会計を済ませて席へ。
清く正しい近所の食堂的風情。

こんなのがあるところを見ると、配達もしてくれる?

P1040272.JPG

お目当ては刀削麺だ。
麺の上にかける具はいくつかあるが、定番は小炖肉。
豚バラ肉を醤油味で煮込んだものだ。

ここの刀削麺は残念ながら機械で削っているので
手で削った時のような1本の麺に厚めのシコシコしたところと
薄めのレースのようなぴらぴらしたところが同居する
刀削麺本来の不思議な食感をしっかり味わうところまではいかない。

なのだが、この店では刀削麺は大人気。
しかも男性客に愛されていて、
ひっきりなしに男性の1人客がやって来ては大碗をたいらげていく。

私のすぐ隣のテーブルに陣取った男性は、
麺碼(mian4ma3)と呼ばれるトッピング野菜を麺の上にドカッと盛り、
そこにニンニクをどっさり入れ、
ガガッと箸で混ぜてかっこんでいた。

P1040300.JPG
(私もマネしてみた)

ふは。
なんだか男前だなあ。

こういうのにシビレルようになった私。
どうやら男性の好みも変わってきたらしい。

テーブルの上に用意されたこのピッチャーは、
酸梅湯ではなく黒酢。

P1040301.JPG

前門レトロ食堂の刀削麺ほどではないが、
麺の上にぶっかけた豚バラ肉の煮込みがややしょっぱめなので、
黒酢をかけて食べるのがオススメ。

***

麺のほかに食べた料理もざっとご紹介。
メニュー名、値段チェック忘れたのでほんとに写真中心で簡単に。
中国語のメニュー名は「たぶんこれかな?」と思うだけで、
お店のメニューにあるものではないのでご参考まで。

涼拌豇豆(liang2ban4 jiang1dou4)
十六ササゲの和えもの

P1040282.JPG

煮花生米(zhu3 hua1sheng1mi3)
ゆで落花生

P1040283.JPG

涼拌苦瓜(liang2ban4 ku3gua1)
ニガウリの和えもの

P1040284.JPG

炒土豆絲(chao3 tu3dou4si1)
細切りジャガイモの炒めもの

P1040287.JPG

焼茄子(shao1 qie2zi)
ナスの炒めもの

P1040288.JPG

攤鶏蛋(tan1 ji1dan4)
卵焼き

P1040291.JPG

扎啤(zha1pi2)=生ビールもあった。

P1040280.JPG

和えものは10元程度(または以下)、
炒めものも確か10元台で20元には行かなかったと思う。

好き、こういう店。
この日はハシゴを予定していたので食べなかったが、
「醤肉(jiang4rou4)=(豚)肉の煮込みを冷まして切ったもの」がおいしいとか。

そして、朝だけ売っている包子が絶品らしい。
よし、今度は早起きして朝包子してみるか!


◆お店情報
杏園餐廳
西城区西四北大街24号
010-6616-8417
P1040273.JPG
<アクセス>
地下鉄4号線「平安里」駅下車。西四北大街を南下し、
平安里の交差点を越えて1つめの胡同とぶつかったところの東北角。


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2012年08月09日

【南京大牌檔】南京菜

南京料理
南京菜(Nan2jing1cai4)
P1040225.JPGP1040226.JPG
P1040239.JPGP1040228.JPG
【ところ:三里屯/ねだん:記事参照】

世茂百貨レストラン街にある大人気の南京料理レストラン。

P1040216.JPG
(世茂百貨。新東路側から)

P1040217.JPG
(外からも提灯が見えますね)

P1040219.JPG

同じフロアにある緑茶(ここも行かな)もえらい行列だが、
ここも負けていない。
夜8時過ぎなら余裕ですぐ座れるだろうと出かけていったにもかかわらず、
たっぷり30分近く待たされた。

大牌檔(da4pai2dang4)と名のつく通り、
露店の屋台街を思わせる作りでテンションが上がる。

P1040222.JPG

こぎれいだし、

P1040221.JPG

ちょっとレトロな雰囲気に仕上げてあってなかなか楽しい。

P1040220.JPG

なるほど、こりゃ人気が出るわけだ。

***

妙玉素什錦(miao4yu4 su4 shi2jin3):18元
野菜の和えもの

P1040223.JPG

まずはあっさりとした和えものを。
ごま油の風味でこっくりした和えダレ。
量は決して多くはないが、
あれこれいろんな野菜が食べられて満足感は意外に高かった。

金陵塩水鴨(jin1ling2 yan2shui3 ya1):26元
ゆでアヒルの塩味スープ漬け

P1040225.JPG

南京料理といえばこれ。
北京が北京ダックなら南京は塩水ダック。

香辛料を入れた水でアヒルをゆで、そのまま漬け置く。
それをさらに塩味をつけたスープに入れて火にかけ、
沸いたら火を止めてそのまま冷まし、冷蔵庫で冷やしたもの。
これはちょっと焼いたような色目になっているなあ。

肉のすみずみ、端々まで塩味スープがしみわたっている。
ふっと嫌味じゃないくらいに感じるアヒルの獣っぽさ。
この感じ、嫌いじゃない。

やや塩気が強いような気もするが、
酒のアテにはこのくらいでちょうどいいかもしれない。

金陵炸臭干(jin1ling2 zha2 chou4gan1):18元
揚げ臭豆腐

P1040226.JPG

臭くないっす。
いや、臭いのかも?
嫌いな人にはしっかり匂ったのかもしれないが、
好きとなるとこの匂いも含めてご馳走なのだ。

P1040227.JPG

鴨血粉絲砂鍋(ya1xue3 fen3si1 sha1guo1):22元
鴨血と春雨の土鍋スープ煮

P1040234.JPG

かなりの人気商品。
ちょうどこの煮込み料理を作る屋台のすぐ側に座っていたんだけど、
係りの人、ホントにずーっとずーっと作り続けていた。

P1040236.JPG

鴨血も春雨もたっぷり。
春雨は結構太目のタイプでした。

P1040238.JPG

ああ、いいねえ、このシアワセがぎっしり詰まった一杯。

ちょろりと辛いタレをたらして赤をアクセントに。
にぎやかなお碗がさらに華やいだ。

P1040239.JPG

鴨血はさすがに「んっ!新鮮っ!」というところまではいかなかったが、
まあ十分のお味。
これはいけますよ。

金陵煎餃(jin1ling2 jian1jiao3):20元
焼き餃子

P1040228.JPG

最後に珍しく焼き餃子を。
焼き餃子というよりはかなり揚げ餃子寄りか。
カリカリした皮の中に肉と野菜がたっぷり。

P1040230.JPG

1つ1つがかなり大きいので、1個でかなり満足感あり。

いやあ、悪くないですね、このお店。
激混みなので気が向いた時にちょっと寄るなんてことはできないけど、
(そしてそんなに長時間並んで食べるほどではないけれど)
ご飯時を外してしまった時なんかにふと思い出して行くと
かなり満足度は高いかも。


◆お店情報
南京大牌檔(世茂百貨店)
朝陽区工体北路13号世茂百貨4階
010-8405-9777
P1040219.JPG
<アクセス>
工体北路と新東路の交わる交差点の北西角。
世茂百貨店の4階です。

*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


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2012年08月07日

【双流老媽兎頭】川菜(之二)

四川料理
川菜(chuan1cai4)
P1040614.JPGP1040597.JPG
P1040608.JPGP1040617.JPG
【ところ:双井/ねだん:記事参照】

ずいぶん間が開いてしまいました。
すみませんでしたっ!

双流老媽兎頭のメイン料理篇、行きまーす!

歌楽山辣子鶏(ge1le2shan1 la4ziji1):52元
鶏唐揚げの花山椒トウガラシ炒め

P1040614.JPG

四川料理を食べるとなるとついつい頼んでしまう真っ赤な唐辛子の山。
唐辛子の小山を崩しながら鶏肉を掘り出すのが醍醐味。

酸湯肥牛(suan1tang1 fei2niu2):58元
牛肉と野菜のサワースープ煮

P1040608.JPG

最近いろんなお店で見かける。
薄切り牛肉の下にはエノキや白菜など野菜がどっさり。
スープはかなり強烈に酸っぱいので、
最初の一口でゴクッといかないよう要注意。

香鍋茶樹磨ixiang1guo1 cha2shu4gu1):42元
茶樹茸の鉄鍋炒め

P1040604.JPG

茶樹魔フ炒めものはどこで食べても大きく外さないので、
何か一品足したいと思った時にオススメ。
乾燥茶樹魔使うところも多いが、
ここのは生の茶樹魔ナホキュホキュした独特の食感が楽しめる。

鮑汁蔬菜豆腐(bao4zhi1 shu1cai4 dou4fu):32元
卵豆腐ステーキ・あわび風ソース

P1040598.JPG

人気メニューというので頼んでみた。
鮑汁というのは眉唾だが、
野菜が入っているらしい豆腐(卵豆腐)は意外にウケよし。
辛い料理が多いので、ホッと和める息抜き料理としていいかも。

干[火扁]四季豆(gan1bian1 si4ji4dou4):32元
インゲンと挽肉のからっと炒め

P1040611.JPG

定番のインゲン炒め。
からりと仕上がっていてとてもよかった。

清炒豌豆尖(qing1chao3 wan1dou4jian1):56元
エンドウマメの葉の炒めもの

P1040607.JPG

これも四川料理で野菜ものといえば大定番。
マメの風味がしておいしい野菜だ。

養生大煲(yang3sheng1 da4bao3):39元
大根と豚大腿骨の煮込み

P1040212.JPG

これも醤油味でホッとする味。

ただし2度目に行った時に頼もうとしたら
「今は大根があまりよくないので煮ると苦味が出てしまいます。
 できれば別の料理にしたほうがよいのでは?」
とアドバイスされて注文するのをやめた。
こういうアドバイスをされると、
お店のスタッフへの信頼感が増すなあ。
好感度もアップ。
(単に大根がなかったのでは?などと勘ぐってはいけない)

最後にいくつか主食を頼んでシメた。

担担麺(dan1dan1mian4):6元
タンタンメン

P1040615.JPG

これ、辛くないの。
おいしくないわけじゃないんだけど、
ホントに全然辛くなくてあまりに拍子抜け。
「激辛タンタンメンでシメるゾーッ!」
と意気込んでいると拍子抜けする。

老媽干麺(lao3ma1 gan1mian4):9元
老媽風混ぜ麺

P1040617.JPG

むしろこっちのほうが辛い。
かなり油っこいのだが、
辛さと複雑な旨みにつられてついつい箸が進んでしまう。

けっこうでかい。
1皿で2人前くらいあるかな?

P1040214.JPG

これだけ主食を食べているにもかかわらず、
目が卑しい私は強引にもう1品注文。

醤油炒飯(jiang4you2 chao3fan4):18元
醤油チャーハン

P1040618.JPG

他の店で食べる醤油チャーハンより色合いがかなり薄い。
レタスが入っているのも他にはないところかな。

味は醤油というより薄いお味噌味。
薄口のおじやのような懐かしい味のチャーハンだった。

このチャーハン、なかなか個性的なチャーハンでして……
さあ、振り向いていただきましょう!

P1040619.JPG

ジャジャーンッ!
名づけて、「関口宏チャーハン」!!

一房の白髪ならぬ、一房の白米飯。

「いったいどうやって作ったんだ?」
「これは高等テクニックだ!」

などと一騒ぎしたのだが、
冷静な理系男子が
「ご飯を入れておいたお碗に残ってたんじゃないですか?」

あ、そっか。
炒め上がったチャーハンを
最初にご飯を入れてたお碗に戻してパカッと盛り付ける時に
お碗に残ってた白ご飯がちょうどてっぺんに来たってことか。

関口宏チャーハンのナゾ、
あっさり解決。


▼これまでの「双流老媽兎頭」関連記事
【双流老媽兎頭】老媽兎頭
【双流老媽兎頭】冒菜
【双流老媽兎頭】川菜(之一)


◆お店情報
双流老媽兎頭
朝陽区東三環南路48号
010-6540-5858
P1040192.JPG
<アクセス>
双井の交差点の東南、道の東側です。
地下鉄10号線「双井」駅C出口を出て、
東三環南路を南へしばらく行ったところにあります。


*料理はどれも
「不要放味精(bu2 yao4 fang4 wei4jing1)」(化学調味料を入れないでください)
とお願いしています。


■ayaziのブログ■

北京。おいしい生活。
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posted by ayazi at 00:00| 北京 ☔| Comment(0) | 川菜(四川料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする