2012年05月31日

【大槐樹烤肉館】老北京炙子烤肉(之二)

昔ながらの北京風鉄網焼肉(之二)
老北京炙子烤肉(lao3 bei3 jing1 zhi4 zi kao3 rou4)
P1030355.JPG
【ところ:美術館/ねだん:記事参照】

この日の焼肉の真打はこれ!

韮菜(jiu3cai4):8元
ニラ


ニッ、ニラ??

と拍子抜けするかもしれないが、
これがことのほか、いや、主役を食ってしまうくらい美味だったのだ。

とは言え最初から焼いたニラがうまいなんてことを知っていたわけではない。
ナスとキノコ類を頼んだ後で、
「野菜はほかに何頼もうかな〜っと」
と考えていたら、
お店のおばちゃんから
「ニラよ!ニラ頼みなさい!」
とお告げがあった。
その言いっぷりが余りにも確信に満ちていたので、
勢いに押されるようにして御託新を信じることにして
言われるがままにニラを注文。

おばちゃんよ、あなたは正しかった。
信じてついて行ってよかった!!

このニラが甘いのなんのって!
考えてみると、ニラを炒めて食べることはあっても
こうして炭火で焼いて食べるのは初めて。

P1030356.JPG

いやあ、うまかった!
実際、後でまたおかわりまでしてしまった。

***

ここまででもだいぶ食べているけれど、
(五花と牛肉は2皿ずつ頼んでるよ!)
よく食う女たちはこれであきたらず、肉、追加。
五花を2皿と砂肝。
あははー、あははー。
しっかしよく食うね。

さらに、周りがみんな食べてるのでこれも追加。

鶏蛋饅頭片(ji1dan4 man2tou pian4):8元(たぶん)
卵衣の揚げマントウ

P1030364.JPG

卵液をつけて揚げるタイプは練乳でなくて腐乳がお供。

P1030366.JPG

ぬりぬりっと。

P1030368.JPG

▼でもこれはこのお店のほうがおいしかったな。
【福満園】鶏蛋饅頭片

さらに、焼肉食べるとどうしてもこの手のものをシメにしたくなる私が
無理やり追加。

疙瘩湯(ge1da tang1):15元(たぶん)
すいとん風スープ

P1030370.JPG

「ああ、これで今日の焼肉、カンペキ!」
てな満足感に浸りつつお会計をしてみたら、
1人90元とローカル店の割には高くついた。

「意外と高かったねえ」
なんて暢気な感想を漏らしつつお店を後にした私たちだったが、
後日改めてネットを見て驚いた。
平均消費額50〜60元。
店の値段が高かったというよりは、
私らが欲張って食べ過ぎたということだったらしい。

確かに、あの量は4人で食べても十分なくらいだったな……
どんだけ食うんだ、私ら。

ニラのおいしさには瞠目したが、
肉自体で考えれば正直なところ日系や韓国系の焼肉店に及ばない。
でもこれはこれで十分アリ。

無煙ロースターでブランド肉を焼くのもいいけど、
煙にまみれながら豪快にワイワイ焼肉ってのもいいもんだ。
それにほら、普通は60元くらいであがるし。


▼これまでの「大槐樹烤肉館」関連記事
【大槐樹烤肉館】拌土豆絲
【大槐樹烤肉館】黄瓜蘸醤
【大槐樹烤肉館】老北京炙子烤肉(之一)


◆お店情報
大槐樹烤肉館
東城区美術館東街甲23号
010-6400-8891
P1030326.JPG
<アクセス>
美術館のある交差点を北へ向かい、
1つ目の路地を西に入ってすぐのところにあります。

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posted by ayazi at 00:00| 北京 | Comment(8) | 肉類(肉料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月29日

【大槐樹烤肉館】老北京炙子烤肉(之一)

昔ながらの北京風鉄網焼肉(之一)
老北京炙子烤肉(lao3 bei3 jing1 zhi4 zi kao3 rou4)
P1030367.JPG
【ところ:美術館/ねだん:記事参照】

中国滞在も10年近くになり(私は10年超え)、
辛いもの、臭いもの、汚い店の3Kを軽くクリアーする食いしん坊女子3人で、
食事をすることになった。
さてどこで食べようかとなり、
それぞれ気になっている店をいくつか挙げてみたら、
どこもあまりに魅力的でまったく決まらないという事態に陥った。
さんざん悩んだ末に選んだのがこの大槐樹烤肉館だ。

P1030326.JPG

美術館近くにある焼肉のお店。
店の前にある樹齢200年にもなる槐樹(huai2 shu4)=ニセアカシヤの老木が
名前の由来だ。

P1030320.JPG

開店20年。
北京のレストランの中では結構老舗の部類に入るんじゃないかな。

このお店、なんでもかなり行列が出来る人気店なんだとか。
ネットの口コミで一時期は爆発的な人気だったらしい。

私たちが行った時には
さすがに行列が出来るようなブームは去ったようで普通に座れた。
(正確に言うと一応予約はしたのだが、
 行ったら別に予約されている様子もなく普通に空いている席に通された)
ただ客層がやけに若者中心だったので
やはりネット人気はまだ尾を引いているのかもしれない。

P1030374.JPG

さて、北京で焼肉と言えば清真系の羊肉(と牛肉)焼肉が有名。

▼例えばこれとか。
【烤肉季】武吃自烤(之一)
【烤肉季】武吃自烤(之二)
【烤肉季】武吃自烤(之三)

韓国系のお店もある。
北京のコリアンタウン望京には
超人気店の火炉火をはじめそこいらじゅうに焼肉屋さんがある。

▼新ブログでアップしたのはこちらのお店。
【紫霞門】韓国焼烤
【烤排楽(갈비도둑)】鍋蓋烤五花肉

昔は新源里あたりに朝鮮族経営と思しき庶民的な焼肉店が山ほどあったけど、
最近はあまり見ないなあ。
まったく値段を気にせずにガンガン食べられてよかったのに。

最近では、
羊の足をまるごと豪快に焼いちゃう店が特に若者に人気。

▼これからいい季節ですね!
【碳花烤羊腿】烤羊腿

大槐樹烤肉館の焼肉はこれらの焼肉とは一味違う。
と言っても新しいものではなくて、
どうやら北京で古くから食べられているスタイルのようで、
老北京炙子烤肉と言われている。
炙子(zhi4zi)というのはがっしりとした鉄製の七輪のような道具。

P1030339.JPG

上に乗っかっている焼き網は、
網というよりはむしろ通気穴の開いたマンホールの蓋みたい?
なんともがっしりとして質実剛健。

炭はこの中に。

P1030371.JPG

この炭の分は、鍋底(guo1di3):10元として徴収される。

で、調味料とタレがまた他の焼肉店とは少し趣きが違っている。

小料毎人(xiao3liao4 mei3ren2):3元
調味料・タレ(1人分)

P1030329.JPG

クミンシードと粉唐辛子。
それとウスターソースを少しとろりとさせたような感じのタレ。

「ふーん、あるようでないねー、こういうの」
などと言いつつ、
まずはあれこれと注文をば……

牛肉(niu2rou4)=牛肉:13元
猪五花(zhu1 wu3hua1)=豚バラ肉:13元
P1030335.JPG

牛舌(niu2she2):15元
牛タン

P1030336.JPG

鶏珍(ji1zhen1)=鶏砂肝:15元
茄子(qie2zi)=ナス:8元
金針磨ijin1zhen1gu1)=エノキ:10元
香磨ixiang1gu1)=シイタケ:10元

P1030344.JPG

さてこれを焼くわけです。

P1030367.JPG

ジュー。
ある程度焼けたらば、お好みでクミンシードとトウガラシを。

P1030359.JPG

クミンシードの効果絶大!
煙とともに香ばしい香りが立ち上ってくる。
そう、たまらなく食欲を刺激する、羊肉串のあの香り。

これをこのまま食べてもいいし、
タレにつけて食べてもいい。
ウスターソースにさらに甘みと酸味が加わったような、
ちょっと不思議なな味わいだ。

うん、これはいいぞ!

砂肝も。

P1030349.JPG

ジュー。
そして魔法の粉をパラリ。

P1030350.JPG

牛肉も。

P1030351.JPG

写真忘れたけど、もちろん牛タンも。

さらに、途中で追加した板筋も。

牛板筋(niu2 ban3jin1):20元
牛スジ

P1030352.JPG

これってアキレス腱のことかな?と思っていたのだけれど、
ハラミスジ(メンブレン)のことだろうか。

まあそれは置いておいて、
とにもかくにもジュー。

P1030353.JPG

ナス、行きます!

P1030354.JPG

シイタケ、行きます!

P1030358.JPG

エノキ、行きます!

P1030369.JPG

いやあ、こういうモクモク煙の中で豪快に焼きながら食べる焼肉、
久し振りだなあ。
どれもうまし。

しかし、実はこの日私たちを瞠目させたのは
お肉でも焼肉定番野菜でもなくまったく予想外のものだった。
(長くなって息切れしちゃったので続きは次回)


▼これまでの「大槐樹烤肉館」関連記事
【大槐樹烤肉館】拌土豆絲
【大槐樹烤肉館】黄瓜蘸醤


◆お店情報
大槐樹烤肉館
東城区美術館東街甲23号
010-6400-8891
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posted by ayazi at 12:52| 北京 🌁| Comment(14) | 肉類(肉料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月27日

【大槐樹烤肉館】黄瓜蘸醤

味噌キュウリ
黄瓜蘸醤(huang2gua1 zhan4jiang4)
P1030330.JPG
【ところ:美術館/ねだん:10元】

陽気がよくなってくると、
こういう素材そのものズバリ!な前菜が恋しくならないですか?

手がかかってなさすぎて、
最早前菜とも呼べないくらいの料理。
(このエントリーも手抜きだって?<そうとも言う)
でもすぐ出てくるからとりあえずの一皿にはぴったりだし、
それに野菜だからお腹もそれほどふくれずメインも邪魔しない。

まあ、味噌キュウリ、ですな。

和食の味噌キュウリと違うのは、
添えられてくる味噌が甘味噌だってこと。
運がいいと、というか、
ちょっと高級になると肉味噌になることもある。

中国のキュウリも一頃よりは味が薄くなり、
青臭さも弱くなったような気もするが、
それでもパキッとかじった時のみずみずしさはいい。

あ、中国の人にとってキュウリは飲み物ではないかと思うことがあるのですよ。
上海万博でもキュウリ持参の人が多くて日本では話題になったみたいだけど、
あれってまさに水分補給。
長距離バスや汽車に乗る時も持ち込むし、
飲料持込禁止の競技場なんかにもキュウリならOK?
(試したことはない)


▼これまでの「大槐樹烤肉館」関連記事
【大槐樹烤肉館】拌土豆絲


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2012年05月26日

【大槐樹烤肉館】拌土豆絲

細切りジャガイモの和えもの
拌土豆絲(ban4 tu3dou4si1)
P1030332.JPG
【ところ:美術館/ねだん:10元】

ジャガイモを千切りにしてゆで、
酢、塩、ごま油などでさっと和えた前菜。

トウガラシや花山椒、そして葱などに
予め熱した油をかけて辛さと香りを移し、
それを使って和えれば熗拌(qiang4ban4)になる。
(この場合も酢、塩、ごま油などは入れる)

シンプル・イズ・ザ・ベスト!

いつになっても食べ飽きることのない定番中の定番前菜だ。

ああ、いいな。

こういう料理が、
まさに私が庶民派中華料理にはまった理由なんだ。

そんなことを思い出させてくれる一皿です。


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2012年05月23日

【開小灶住家菜】湘菜

湖南料理
湘菜(xiang1cai4)
P1030310.JPGP1030307.JPG
P1030312.JPGP1030309.JPG
【ところ:後現代城/ねだん:記事参照】

雑誌で取り上げられているのを見て行ってみたレストラン。

P1030304.JPG

「住家菜(zhu4jia1cai4)」って最近よく見かけるね。
「家常菜(jia1chang2cai4)=家庭料理」のちょっと今風の言い方?
少し前までは「私房菜(si1fang2cai4)」だらけだった北京のレストランシーン、
私房菜が使い古されて多少手垢にまみれた感じがしてきたところで、
新しいキャッチフレーズ登場ということだろうか。

私房菜にしても、この住家菜にしても、
どちらも共通しているのはこじんまりとした喫茶店風の店の作り。
最近よく行く一家一飯堂も、
寛街にある湖南料理の百米粒もそんな匂いがする。

以前からレストラン業界にいた人がやっているのではなく、
地方から出てきて別の本業がある人が
料理の腕もなかなかというんで趣味で開いた店とか、
地元料理が食べたいからと田舎から料理人を呼んでみたとか、
安心して食べられるレストランが欲しくて自分で作っちゃったとか、
そういう店が多いように思う。

この店もまさに、
経営者がある日レストランで食事をしたらお腹を壊し、
そのあまりの苦しさに
地溝油や化学調味料を使わない安心して食べられるレストランを自分で作ろう!
と決意して開いた店なんだそうだ。

その際に、ある村の元「村長」と知り合い、
この「村長」はじめ村の衆たちを料理人に迎えたというから、
なんだかおとぎ話というか、
「そんな展開ないだろ!?」とツッコミどころ満載のドラマストーリーというか。

でも「村長なんとか」というメニューが結構載っているところを見ると、
「村長」の作る料理が結構看板になっているということだろうか。

と言いつつ、頼んだのは「村長」もの以外のこんな料理。

双椒皮蛋(shuang1jiao1 pi2dan4):18元
赤・黄パプリカとピータンの前菜

P1030310.JPG

う、しょっぱい。
しょっぱいぞ!?

化学調味料を使わないというふれこみだけど、
そのかわりに塩気をたっぷり足してごまかしちゃったってこと?

嫌な予感……

臘八豆青蒜五花肉(la4ba1dou4 qing1suan4 wu3hua1rou4):30元
漬け大豆、ニンニクの葉、豚バラ肉の炒めもの

P1030307.JPG

ぬおー!
これもかなりの塩気だ……

臘八豆(たぶん臘八の日に仕込むのだろう)とかいう発酵大豆はいい味だし、
しょろしょろとした青蒜の食感もなかなか楽しいし、
豚バラ肉の旨みもあるし、
全体的に好きな味の方向性のはずなのだが、
そして事実そこそこおいしいのだが、
いかんせんしょっぱい。
私はかなり濃い口のほうだと思うのだが、
それでもしょっぱい。

*臘八豆は臘八(旧暦十二月八日)に仕込むのではなくて、
 立冬を過ぎてから作り臘八の頃には食べられるようになるのだそうです。
 湖南省の伝統食品とか。
 詳しくはこちらをどうぞ(中国語)。
 (2012/5/25付記)


香芹香干絲(xiang1qin2 xiang1gan1si1):18元
セロリと細切り燻製豆腐の炒めもの

P1030309.JPG

これもしょっぱいよお……(泣)

酸蘿蔔豆芽牛肉絲(suan1 luo2bo dou4ya2 niu2rou4si1):32元
大根の漬け物、もやし、細切り牛肉の炒めもの

P1030311.JPG

大根の漬け物なんてのが入っているそもそも塩気の強い料理だけに、
これも例外ではなかった。
田舎料理だからある程度塩辛いのは仕方がないのかもしれないが、
これだけしょっぱい料理が続くとさすがにキツイ。
化学調味料が入っていないというけれど、
だからっておいしいとは限らないってことだなあ、と実感。

干鍋藕片(gan1guo1 ou3pian4):32元
レンコンの鉄鍋炒め

P1030312.JPG

感想、上に同じ。

どうなんだろう?
お店が出来て1年が過ぎ、
経営者や「村長」たちの
「レストランを開く?面白いじゃないか!」
という興奮した気持ちがもう冷えてしまったということだろうか?

お店の中はなんとなく薄暗いし、
店員たちの態度にも活気がなくて疲れ感が漂っていた。
張り切ってレストラン経営に足を踏み入れてみたものの、
やってみるとやはり大変で息切れしてしまった?

レストランを開いて、
ちゃんとレベルを保ったまま営業し続けるって大変なことなのだなあ。
気まぐれや憧れで不用意に手を出してはいけないのだなあ。
そんなことを思い知らされる。

開店当初は主にネット上で評判になったらしい。
こじんまりした家庭的な内装が若者たちにウケて
「マイダイニング」的に使われていたみたいだけど、
お客さんのほうも当初の新鮮な驚きがなくなり、
「ウチの近所のちょっといい店」的な使い方にも飽きてしまったのかな。

もともと近所の人が通える食堂的な位置づけだったようなので
当たり前といえば当たり前だけど、
「そこそこだけど、遠くからわざわざ食べに行くほどでもないかな」
というのが正直な感想だった。

いや、これだけしょっぱいと、
近所でも行かないかもしれないなあ。

近くに住んでいて、
ご飯がもりもり進むしょっぱい料理が食べたいんだぜ!!
という時にはいいかも。


◆お店情報
開小灶住家菜
朝陽区百子湾路16号後現代城B会所116号2階
010-8721-7993
P1030304.JPGP1030305.JPG
<アクセス>
大望橋から西大望路を南下し、百子湾路の1つ南の通りで左折して東へ。
後現代城南門の近くにあります。


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posted by ayazi at 14:00| 北京 🌁| Comment(4) | 地方菜(各地方の料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月22日

【秘苑】韓国特級料理

韓国高級料理
韓国特級料理(han2guo2 te4ji2 liao4li3)
P1030266.JPGP1030275.JPG
P1030247.JPGP1030250.JPG
【ところ:麦子店/ねだん:記事参照】

おおたまさんから、
トリガイしゃぶしゃぶとカンジャンケジャンの宴にお誘いいただいた。
場所は麦子店にある高級韓国料理レストランの秘苑。

P1030242.JPG

ここが日本語フリーペーパーに出した広告に
まんまと(?)引っかかってしまったのである。
(そのあたりのことはおおたまさんのブログでどうぞ)

▼おおたまさんのブログ記事
北京「『秘苑』に於けるトリガイしゃぶしゃぶとカンジャンケジャンの宴」

「しゃぶしゃぶ」というネーミングにググッと引き寄せられての訪問だったのだが、
結果から言えばしゃぶしゃぶではなく普通の鍋だった。

鳥貝火鍋(niao3bei4 huo3guo1):564元(3人前)
トリガイ鍋

P1030260.JPG

中国語メニューではまぎれもなく「鳥貝火鍋」って書いてあるし。

自分でしゃぶしゃぶして食べるのではなく、
お鍋はお店の人にお任せ。

P1030263.JPG

P1030266.JPG

しかも「しゃぶしゃぶ」なんてもんじゃなく
しっかり火を通して煮たのでトリガイさんはすっかり縮んでしまい、
そのちびたトリガイを大の大人がみみっちく奪い合う結末となった。

P1030274.JPG

いや、まあそれもまた、楽しからずや……?

この貝、おおたまさんによれば、
トリガイではなくてエゾイシカゲガイではないか、とのこと。
そう言われてみれば、黒くない。

P1030259.JPG

P1030261.JPG

野菜やトリガイはこのタレにつけていただく。

P1030269.JPG

鍋にコチュジャンてのが韓国料理ならでは。

トリガイは火を通しすぎていてなんとももったいない感じ。
やっぱりしゃぶしゃぶっと半生くらいで食べたかったなあ。
(中る可能性も高くなりそうだけど)

鍋の仕上げは麺で。

牛肉火鍋麺麺条(niu2rou4 huo3guo1 mian4 mian4tiao2):40元(2人前)
牛肉鍋用の麺

P1030289.JPG

これでもか!というくらいニンニクが入ったため、
あっさりした見た目に比してスタミナ食然とした麺になった。
くおーっ!
この後どこにも寄れないぜ。

さて、もう1つのお目当てはカンジャンケジャン。
「ジャンケンジャケン」とかいうお決まりのギャグを飛ばしつつ、
1杯190元という目玉の飛び出るような値段にもめげず、注文!

一時は中国産ワタリガニで作っていたらしいけれど、
今は韓国からの直輸入もの。
高いのはそのせい?

醤蟹(jiang4xie4):190元
カンジャンケジャン

P1030264.JPG

ちょっとずつ味見したいという私たちの意図を汲んで、
何も言わないのに人数分に分けてくれた。
こういうところ、なかなか気がきいている。

P1030275.JPG

ミソたっぷり。
そして白子もとろとろり〜。
濃厚な旨みのスライムが舌の上を這いずり回っているかのようだ。
この旨みの凝縮物を少しも残すまいと、
各自が殻に唇を当てて吸い込み、またはねめつける。

甲羅のミソをこそげとって、ご飯投入。

P1030282.JPG

さらにツケ汁も入れてつゆだくに!

P1030284.JPG

とろ〜り。

P1030285.JPG

いやはや、こりゃたまりませんな。
勢い、酒も進むというものだ。

ちなみにこの日もやっぱりがっつり飲みました。

真露(zhen1lu4):50元
チャミスル

韓国米酒(han2guo2 mi3jiu3):50元
マッコリ


***

さて、食いしん坊ご一行様のこと、
お目当てのトリガイしゃぶしゃぶとカンジャンケジャンのほかにも
もちろんあれこれと料理を注文していた。

これは最初のお通し。

P1030244.JPG

蒸泥蚶(zheng1 ni2han1):68元
蒸しアカガイ

P1030247.JPG

こらがなかなかいけた!
おおたまさんほどではないにしても、
私の皿の上にもなかなかに高い貝殻の山が出来上がった。

清煮猪肉(qing1zhu3 zhu1rou4):100元
ポッサム

P1030251.JPG

豚肉好きにはたまらない。

P1030250.JPG

アミのタレが出てきた。
初めて。

P1030252.JPG

添えられたキムチには栗の実が。

P1030257.JPG

白菜でくるんでパクッ!

P1030258.JPG

海鮮葱餅(hai3xian1 cong1bing3):80元
海鮮パジョン

P1030254.JPG

ふんわり。

聚会炒菜(ju4hui4 chao3 cai4):58元
チャプチェ

P1030249.JPG

普通は「炒雑菜(chao3 za2cai4)」と呼ばれるチャプチェ。
甘めの味付けのところが多いけれど、
ここのは控えめな味でとても上品だった。

炒打糕(chao3 da3gao1):45元
トッポッキ

P1030248.JPG

色に反してかなり甘めに仕上げてある店が多い中、
ここのはかなりしっかり辛かった。
それがうまい。

豆漿湯(dou4jiang4 tang1):40元
ビジチゲ

P1030256.JPG

私、この店のおから鍋の大ファン。
キムチや豚肉も入って以外にボリューム満点。
ご飯もついてくる。
おなかにたまるのは承知で注文させてもらった。

最後にデザート。

梨のシロップみたいなの。

P1030291.JPG

リンゴとお餅風お菓子。

P1030292.JPG

しかし、この餅風菓子には味がないのだった。
甘いと思って食べた私の顔からは表情が消えていたらしい。

***

トリガイしゃぶしゃぶは残念ながらしゃぶしゃぶではなく
単なる鍋でちと残念ではあったけれど、
カンジャンケジャンは値段だけのことはあるおいしさだったし、
そのほかの料理もきちんとおいしかった。
ほかの韓国料理レストランに比べるとかなり割高だが、
時〜どきなら来てもいいかも。


◆お店情報
秘苑
朝陽区亮馬橋路44号海昌大厦1階
010-6462-4032
P1030242.JPG
<アクセス>
地下鉄10号線「亮馬橋」駅下車。
亮馬橋路を四環路方面に向かい、福景苑のある交差点で右折。
福景苑のすぐ右隣にあります。
*地図はこちら


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posted by ayazi at 00:00| 北京 🌁| Comment(4) | 各国菜(各国料理) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月18日

【和平賓館・潤園】天津老租界小洋楼餐廳

天津旧租界の洋館レストラン
天津老租界小洋楼餐廳(Tian1jin1 lao3 zu1jie4 xiao3 yang2lou2 can1ting1)
P1030188.JPGP1030192.JPG
P1030194.JPGP1030201.JPG
【ところ:天津/ねだん:?】

梅蘭芳の食卓を楽しんだ後は、
五大道をくるりと観光してまわり、
別の友人宅にお邪魔しておしゃべり。

夜はまた五大道に引き返して、
昼に食事をした友人が催した食事会に同席した。

ちなみに私はずっと五大道を「五大道」という名前の通りだと思っていたが、
違った。
五つの通りという意味なのね。
馬場道、睦南道、大理道、重慶道、常徳道のことを指す。
(馬場道、睦南道、大理道、重慶道、成都道という説もあるらしい)

食事会の会場になったのは、
このうちの大理道にある和平賓館の潤園。

P1030180.JPG
(通り側から見た和平賓館)

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(潤園は和平賓館の別館です)

ここはもともと安徽省寿川出身の実業家孫震が
1931年に旧イギリス租界に建てた豪華な洋館。
スペイン風建築様式を持つレトロな雰囲気の建物だ。
1949年の中華人民共和国建国以降は政府招待所として用いられ、
現在は和平賓館になっている。
1950〜60年代には、
毛沢東や周恩来ら多くの党や国の指導者たちがここに投宿した。
潤園は和平賓館の別館で、
毛沢東の手になる「潤之」という書がその名の由来なんだとか。

潤園内の内装や調度は当時のままになっていて、
ドラマや映画のロケ地としてもよく使われているんだそうだ。

P1030185.JPG

確かに建物の中は古い洋館そのもの。
食事の合間に1人でトイレに行った時など、
柱の影や廊下の向こうから何かが出てきそうで
正直なところ背筋がぞわぞわっとした。
「感じる」人には何かが見えるかもなあ。
幸か不幸か私は怖がりなくせにちっとも感じないので何も見なかったけれど。

さて、潤園の食卓はとてもオーソドックスな料理だった。
コースだったので1つ1つの料理名は不明。
例によって写真を中心にご紹介します。

ミンチ肉を使った前菜
P1030186.JPG

五香魚かな?
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スナップエンドウの前菜
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野菜のピクルス風
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牛肉?ロバ肉?
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エノキの和えもの
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粉腸(fen3chang1)
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腸詰風。


P1030193.JPG

ナマコ
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まるごと1匹!
「これはお値段張るに違いない!食べねば!」
と貧乏根性丸出しで完食。

エビフライ
P1030197.JPG

中国のエビフライはこうなる?

蒸しカレイ
P1030199.JPG

牛肉の黒胡椒炒め
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鶏の唐揚げ
P1030201.JPG

胡椒をしっかりきかせた唐揚げ。
トウガラシの辛さが絶妙で箸が進む進む!

豚肉の煮込み
P1030202.JPG

これはちょっとヘビーだったな。
煮汁のしみ具合ももう一つ。

チャーハン
P1030206.JPG

油っこかったです。

包子
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中身は青菜(何かは不明)
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イカ卵巣入りスープ
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お酢と胡椒をきかせた酸辣湯風。

お菓子2点
P1030204.JPG

P1030205.JPG

この2つは写真撮っただけで、食べなかった。
お腹いっぱいでとてもとても入らなかったのだ。

***

特にびっくりするほどおいしかったというわけではないけど、
どれもまずまず満足できる味だと思う。
今回もまたご馳走になってしまったので値段は不明だが、
大衆点評網には夜で350元という書き込みがあったので、
(結婚式なので通常のコースとは違うかも)
安くはないようだ。

ただ、料理を目当てに行くというよりも
「歴史ある古い洋館で食事をする」ということのほうがご馳走かな?
ちょっと雰囲気のある洋館で中華料理を食べたい時にいいかも。


◆お店情報
和平賓館・潤園
天津市和平区大理道66号和平賓館内
022-2331-0520(和平賓館の電話番号です)
P1030180.JPGP1030184.JPG
<アクセス>
大衆点評網の地図が合っていることを祈って……

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2012年05月13日

ブログまで手が回らない……

またまた仕事がたまってしまってバタバタしております。
あと数日はブログまで手が回らない感じです。

何度もアクセスしてくださっている方、
大変申し訳ありません!
水曜日くらいにはなんとか更新する余裕が出てきそうです。

とりあえず写真だけ先にいくつかアップしておきますね。

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P1030455.JPG

ほかにもいろいろ食べてます!
余裕が出来たらまたぼちぼち書いていきます。


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2012年05月10日

【梅府家宴(天津店)】梅蘭芳私家菜

梅蘭芳の食卓
梅蘭芳私家菜
P1030165.JPGP1030167.JPG
P1030169.JPGP1030173.JPG
【ところ:天津/ねだん:?】

一度は断念した天津シャコツアー。

▼断念した時の模様はこちらから。
【晋陽飯荘】山西菜(之一)

日を改めて再度決行した。
つもりだったのだが、またしてもシャコにありつけず。
天津に着いて友人を訪ねてみると、
「シャコの食べ頃はもうちょっと先。」

だからかどうか知らないが、
友人が手配してくれていたレストランは
てんこ盛りのゆでシャコとはどう考えても無縁そうな店だった。

それが梅府家宴。
そう、北京にもある梅蘭芳の食卓を再現したレストランだ。

P1030154.JPG

言うまでもなく、梅蘭芳は京劇の女形俳優。
「四大名旦」と称えられる名優で、「梅派」の創始者でもある。
日ごろから太ったり喉をこわしたりしないよう食事に気をつけ、
低カロリーであっさりした料理を口にしていたという。
その梅蘭芳が愛した料理を再現して供するのが梅府家宴。
北京では胡同の中にある隠れ家レストランとして知られている。
(知られているから隠れ家じゃないか……)

今回連れていってもらったのはその天津支店。
天津市古文化旅遊区の中にある。

中に入ると京劇や梅蘭芳についての展示がたくさんあり、
ちょっとした京劇博物館のような趣きだ。

P1030156.JPG
(展示の趣味はちとアレだが)

ミニミニ舞台もある。

P1030157.JPG
(ミニミニすぎ?)

でもレストランのあるこの場所自体は
特に梅蘭芳と関係があるわけではないとのこと。
梅蘭芳テーマレストランくらいの気持ちで訪れればよいかな?

さて、ここの料理はすべてコース料理。
私は例によって天津の友人におごってもらったので値段は不明だけれど、
(いつもいつもで本当に恐縮だ〜)
どうも1人400元くらいはするみたい。

この日は昼だったから少しは安かったのかなあ。
ご馳走してもらった手前、値段を聞けなかった。
お店の人にこっそり聞いておけばよかったな。

さて、何しろご馳走してもらったので
値段どころか一部を除いてメニュー名もあやふや。
今回は(も?)写真を中心にどうぞ。

ホウレンソウの和えもの
P1030158.JPG

鶏肉の前菜
P1030159.JPG

挽肉の海苔卵巻き(たぶん)とキュウリの前菜
P1030162.JPG

五香魚(たぶん)
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どれも上品。
でも盛り付けはいただけない。

P1030158.JPGP1030160.JPG
P1030161.JPGP1030163.JPG
(ミニ盆栽か!)

鴛鴦鶏粥(yuan1yang ji1zhou1)
鶏スープ粥

P1030165.JPG

放し飼いで育てられた鶏を長時間じっくり煮込み、
丁寧に油を取り除いたスープで作ったお粥だ。
上には卵白と青菜を使って太極があしらわれている。
メニュー名の鴛鴦はここからつけたものだろう。

お粥と言っても米粒状ではなく、ほとんどスープのようだ。
とろとろでなめらか。
丁寧に取られたスープの味は滋味たっぷりでありながらあくまでも上品でくどくない。
これは梅蘭芳が公演前に必ず口にしていたものだとか。
なるほどこのなめらかさなら喉ごしもよさそう。

エビの炒めもの
P1030166.JPG

鮮果牛肉粒(xiang1guo3 niu2rou4li4)
牛肉の黒胡椒炒め・リンゴサラダ添え

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しっかり黒胡椒がきいていた。

焼汁鮰魚(shao1zhi1 hui2yu2)
鮰魚の煮物

P1030169.JPG

鮰魚(hui2yu2)は鮠鱼とも呼ばれる魚。
別名、江団(jiang1tuan2)。
おー、江団ちゃんなんだ!
(江団は「えだん」と読んでおります)

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ゼラチン質たっぷりのつるぷる魚。
骨をぬぶるようにしてきれいにいただきました。

手羽の蒸し餃子風
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P1030173.JPG

大煮干絲(ga4zhu3 gan1si1)
細切り押し豆腐のスープ煮

P1030174.JPG

セロリと百合根の炒めもの
P1030175.JPG

油麦菜の炒めもの
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小籠包(xiao3long2bao1)
P1030177.JPG

デザート2品
P1030178.JPG

奥は甘い栃餅みたいなお菓子。
あ、ゆべしか。

手前はタピオカらしきもので造られたネズミちゃん。
目はマジックじゃなかったよ!

P1030179.JPG

写真は撮り忘れたが、最後に特製核桃露(クルミ粥)もあった。

***

梅府家宴はお高いコースのみなので
北京でも一度行ったきりでその後再訪していなかった。
でも改めて食べてみるとやっぱりおいしかったです。

盛り付けの悪ふざけ(本気であれやってるとしたらちょっと怖い)は
見なかったことにするとして、
味は全般的に上品であっさり。
「中華は油が多くて苦手」という方でも割合受け入れやすいと思う。
梅蘭芳がこだわった低カロリー料理というだけのことはある。

ただね、やっぱりちょっと、物足りなかったのだ。
もともとそうだったけど、
長年の北京暮らしで輪をかけて濃い口になってしまった私には
あっさりすぎて食べた気がしないというか。

それとやっぱり、お高いですよねえ。
こんな機会でもないと行かないお店だなあ……


◆お店情報
梅府家宴(天津店)
南開区古文化街通慶里5号
022-2728-8182
P1030154.JPG
<アクセス>
天津市古文化旅遊区の中にあります。
しくはこちらのページの地図でご確認ください。
(ただし細かいところまでは正確かどうかはなんともいえません。
 でもだいたいのところは合っているはず)


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